1月3日

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1月3日(いちがつみっか)は、年末年始で浮かれていた日本人に現実をジワリジワリと思い起こさせる日である。特に午後になると多くの社会人がおののき、戦慄し、吐き気を催し、ともすれば生きる意欲までも失わさせるほどの恐怖が襲うとされている。

概要[編集]

年が明けて、新年3日目であるこの日までを「三が日」と称し、官公庁をはじめ多くの職場は休業となる。コンビニエンスストアファミレスなどは店を開き、年末年始に稼ごうと高校生や大学生が奮闘しているのもまた名物と言えよう。

歴史的には大坂冬の陣において真田丸の合戦が行われたり(1615年)、徳川慶喜大政奉還を受けた王政復古の大号令が発せられたり(1868年、旧暦12月9日)した日でもあるが、新年早々に過去の歴史に目を向ける物好きな日本人はそう多くないのが現実である。

正月休み最終日[編集]

前日譚[編集]

平成年間には12月23日に年の瀬を感じ始め、令和年間になると祝日と勘違いしてガッカリしたり慌てたりし、そして悲しかった出来事を消し去れと歌われる12月24日25日に街行く恋人たちを見ることで悲しさが増し、普段はやらない競馬も有馬記念ぐらいはちょこっとぐらい、と適当に誕生日にちなんだ馬券でも買い盛大に外し、28日に仕事納めが来るといよいよ年末の到来である。

29日に大掃除と年賀状の差し出しを大慌てで済ませ、30日には日本レコード大賞に「今時レコードなんて売ってないだろ」と突っ込みながら年末のバラエティ番組を見るか、もしくは羽田空港東京駅小仏トンネルや海老名ジャンクションなどで混雑に巻き込まれながら帰省する者が多い。この際、間違っても「馬の借りは自転車で」などと考えてKEIRINグランプリに賭けてはいけない。

31日、今年一年に思いを馳せ「何もしなかったなぁ」「結局日記なんて1週間で書くのやめたなぁ」と考え、「来年こそはちゃんとするぞ」と口だけの決意をし、夜になれば成り立ちもよく分からないのに強制的に蕎麦を啜らされる。「NHK紅白歌合戦」で石川さゆりが今はもうない上野発の夜行列車を降り、今はない青函海峡船に乗るといよいよ年越し。NHKで寺の鐘とともに年を越すか、TBSでカウントダウンTVで年を越すか、フジテレビでジャニーズとともに年を越すか、この三択を親戚の顔を窺いながら総合的に勘案して決定する必要がある。

23時59分58秒、日本中で約300万人が一斉にジャンプをしていざ新年。一向に鳴らないメールLINEに、知ってはいたことと分かりながらも新年早々に寂しさを味わってから就寝。起きるとニュースでは「餅を詰まらせ老人が死亡」と毎年恒例の報道がなされ、親戚の家に行ったり来たり。親戚に子供がいれば大量に金を奪われるのもまた恒例である。夜になれば「芸能人格付けチェック」「ザ・鉄腕ダッシュスペシャル」など正月恒例の番組が待っている。

2日、朝からわざわざ一介の大学駅伝の関東大会を大々的に中継されるのを見ながら、例によってガキども親戚のお子様にお年玉を差し上げ、「で、結婚はまだか?」という攻撃を苦笑いで交わす光景が何度も繰り返される。夜にはいい加減正月の特番にも飽きたなと思いながら「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」などが放送され、1月2日を実感する。

そして3日[編集]

前日に東京から湘南を通って箱根へと向かった学生ランナーが、今度は箱根を下って湘南を通って東京に戻ってくる。昼頃に日本テレビのアナウンサーが「残りは30秒だ!さあランナーが見えた!あと20秒!懸命に走る!しかし!あと150m!残り10秒!どうだ!どうだ!どうだ!あーーーーーーっと!!!!繰り上げスタート!!!襷は!繋がりませんでしたーーーー!!!!」と、涙を浮かべる学生ランナーをなぜか嬉々として実況するのが最大のメインイベントである。

東京都内に入る頃にはすでに優勝校は確定的な状況、代わって激戦のシード争いが最後の数100mまでもつれて大熱戦となりながら大手町にゴール。早大OBの瀬古利彦が早稲田寄りのコメントで大会を総括すると、多くの社会人があることに気づく。

あ、明日から仕事だ

その瞬間、多くの者が「現実」を受け入れることができず、食欲を失い、気力を失い、テレビに流れるNHKの「新春お笑い寄席」はただの騒音となる。再び羽田や東京駅、各地の高速道路は一斉に混み始め、祖父母は孫との別れに涙し、親は明日からの現実に涙する。

その絶望たるや小中学生時代の8月31日に匹敵するが、宿題さえなければ学校は楽しかったけれど職場は何一つ楽しくないのだから絶望度は1月3日のほうが格段に上。お盆休みの8月16日とも似ているが、およそお盆休みより倍近い長さになる年末年始の休みが明けるとなれば、これもまた絶望度は1月3日のほうが上といえる。まだ1月3日が水曜や木曜であればすぐに休日が来る分救いはあるが、月曜であればもはや生存の意志すら放棄する者もいるという。[不要出典]

1月3日夜、日本中の食卓では前日までと異なり疲労困憊の表情、あるいは絶望の表情がほとんどになる。とはいえ、正月休みがあったならマシなのだが。

関連項目[編集]


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