海苔
海苔(のり)とは、海藻などを乾燥させて加工した食材であるが、日本では性具としても広く知られている。
概要[編集]
海苔と書くので海藻のように思えるが、ノリと名の付く食材には川に自生するものもある。もっとも一般的に流通している海苔は海で採れたものである。四角い形に加工されることが多く、黒い色をしているので、何かを隠蔽するのに適している。そこで、腐って酸っぱくなったご飯に海苔を巻いて、来客に供したのが巻きずしの起源と言われている。現代ではこれを、酢飯を使って再現している。
性具としての海苔[編集]
海苔はまた、日本の伝統的な性具のひとつでもある。日本の海苔の養殖が盛んな地域では、古くから海苔を性具として利用してきたという歴史がある。なお、海苔といえば普通は黒い色をしているものだが、この用途に限っては、視覚効果を狙ってか白く着色されたものも存在する。この海苔の利用や女体盛りなどの文化を見るに、日本において食と性が深く結びついてきたことは否定出来ない。
かつては、性具として男女ともに広く利用されており、陰部に貼り付けて使うのが伝統である。男性の場合は、陰茎の先に貼り付けることが特に推奨されている。このような行為によって本当に快感が得られるのかは不明であるが、数十年前までは性具として一般的であったと言われる。しかし、近年は嗜好の多様化が進み、現実世界ではほとんど利用されることは無くなってしまった。
しかしながら、現実世界ではほぼ絶滅した現代でも、二次元の世界では現役である。[1]日本ではエロ漫画やエロ同人誌の多くが今なおこの海苔を使ったプレイを掲載しており、実際に使わなくとも「海苔を見ると興奮する」という読者が数多く存在することを物語っている。古くから大半のエロ漫画においてこの海苔プレイが掲載され続けていることを考えると、日本人のフェティシズムの中では「海苔フェチ」が一大勢力であることは疑いようのない事実である。
エロ漫画の表現として乱用され続けたためか、エロ漫画愛好家の中には、店で売っている海苔を見ただけで興奮してしまう人までいると言われる。この利用法は日本に限ったものであり、秋葉原を訪れた外国人が、海苔プレイで溢れかえったエロ同人誌を見て理解不能に陥るなどの現象も発生しているが、観光庁では、女体盛りと並ぶ日本の食文化として、積極的に海外に紹介していきたいとしている。
黒い噂[編集]
この性具としての海苔の製造・流通には、指定暴力団桜田門組が深く関わっているという噂がある。一説によると、彼らは巷に流通する海苔の大きさや形状などの基準を厳しく指定しており、基準に満たない海苔が流通した場合は、その業者を検閲により削除するとも言われている。最近では暴力団も資金不足なのか、海苔の大きさを出来るだけ大きくして収益アップに繋げようと目論んでいるらしく、業者は戦々恐々としている状態である。ところで、現実世界に殆ど存在していないはずの性具用の海苔に、なぜこのような噂が立つのかはほんとうにわけのわからん話である。