東京の感染者数

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ウィキペディア専門家気取りたちも「東京の感染者数」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

東京の感染者数』(とうきょうのかんせんしゃすう)は、2020年3月から放送されているバラエティ番組。民放のみならずNHKでも放送されていて、選挙報道を除けばゆく年くる年を超える史上初の全局同時のレギュラー番組となった。

あまりの人気ゆえに在阪局が派生番組として「大阪の感染者数」を放送するようになり、こちらも2021年1月以降は断続的であるが全国ネットで放送されている。

概要[編集]

2020年2月、バレンタインデーも迫る中で連日放送された「ダイヤモンド・プリンセス」が全国的な人気を集めたが、横浜の船を舞台に放送するには費用も掛かることから当初の予定通り3週間で放送終了となった。その続編として企画されたのが「東京の感染者数」である。

夕方の番組では、当日午後に発表される新型コロナウイルス東京都内における1日の感染者数を報じ、その人数を巡って数多くの専門家(自称含む)とともに論評をする。夜や翌朝の番組では当日(または前日)の回顧をし、翌日(または当日)の感染者数について激論を交わす。ネタが切れかける翌朝から発表直前にかけての時間にはとにかく批判をすることが重要とされ、矛先は政府はもちろん民間企業・団体やインターネット、一般人にまで及ぶ。外国の出来事についても批判することがある一方、決して自分の放送局の批判をすることはない。

放送開始以来、感染者数は15時に東京都が速報で発表、追って19時ごろに死者数や重症者数、病床使用率などを発表する形式がとられていたが、2021年5月末から全データの発表が16時45分に一本化された。これにより「東京の重症者数」も制作されるようになった。従前は警察ドラマなどの再放送をしているテレビ朝日のみ放送することが困難だったが、遅らせることにより全局同時の放送が可能になった。

東京の感染者数が刺激的な数字ではない時には代替として「大阪の感染者数」が放送される。一時は「北海道の感染者数」や「沖縄の感染者数」なども放送されたが、首都圏と関西圏の力にはかなわず単発の放送にとどまっている。前者は北海道テレビ放送(HTV)、後者は沖縄テレビ放送(OTV)などで放送される。いずれも特定の地域を対象としたローカル局なためそれらの道県民の視聴率が高い。そのため彼らも洗脳されているのである。

また時期によっては高頻度で「全国の感染者数」が放送されるものの、2021年9月17日現在、全国の感染者数の刺激性は8月下旬頃からどうしようもないほどに落ち込んでおり、やむを得ず放送が打ち切られる場合も多くなっている。洗脳する側もかなり苦労が伴うようだ。

流れ[編集]

前座番組[編集]

昼を過ぎると「ひるおび!」(TBS系)や「バイきんぐMORE」(フジテレビ系)、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、「ゴゴスマ」(TBS系)の放送が始まり、発表への機運を高める。

ここで行われるのは主に政権批判である。「一向に感染者数が減る気配がない」「なぜ政府は緊急事態宣言を出さないのか」「こんな状況でオリンピックをしている場合か」「ワクチンは本当に安全なのか」といったことを感染症の専門家でもない単なる芸能人や政治評論家がまくしたて、最終的には「政府が悪い」という結論にたどり着くようになっている。一部番組では、政権擁護派と政権批判派を出演させ、ヒートアップさせることでショー化を進めて視聴率を稼いでいる。もちろん、出演者は誰一人としてマスクはしていない。

なおネタがない折には巷の芸能人の不倫や、メジャーリーグ大谷翔平の話題を取り上げることもある。

本編[編集]

16時前になると「News every.」(日本テレビ系)や「Nスタ」(TBS系)、「イット!」(フジテレビ系)が始まる。かつてはミヤネ屋やゴゴスマ内で速報値が発表され、この時間帯ではその要因を分析することがほとんどだったが、発表が遅れたことにより本編を担うこととなった。

16時42分ごろまでに前日の状況や重症者数の整理、政府や都庁の動き、発覚したコロナ関連でのやらかしについてを取り上げて、CMも消化しておく。そして16時44分ごろから「まもなく今日の東京の感染者数が判明します!」と煽り立て、16時45分になると都庁の資料映像とともに「東京で新たに○○○○人が感染」というテロップを表示し、アナウンサーも緊迫感を持った声で「東京都では今日、新たに○○○○人が新型コロナウイルスに感染したと発表されました!」と伝える。速報性を重視するため、フリップに手書きで人数を伝える方式を導入している局もある。

この際、「前日より○人多い」「前週より○人多い」「○曜日としては過去最多」など、とにかく不安を煽ることが重視されている。感染者数で取り上げることがない時には「重症者数は○○人」なども加えることが多い。

なおテレビ朝日は16時45分には警視庁特命係の警部が小料理屋で酒を飲んでいるため、5分遅れた16時50分に「スーパーJチャンネル」で感染者数の速報がスタートする。

「大阪の感染者数」が放送される際には、17時頃から通天閣の映像とともに東京と同じように放送する。もちろん、出演者は誰一人としてマスクはしていない。

後座番組[編集]

東京の感染者数で一通り大騒ぎし、遅れて発表される神奈川や埼玉、千葉の感染者数はほとんど無視。「家から出るな」と言った舌の根も乾かぬうちに「都内の人気店紹介」などを放送すると夕方の番組の出番は終わり、「報道ステーション」(テレビ朝日系)や「NEWS ZERO」(日本テレビ系)、「NEWS23」(TBS系)など夜の番組へと移っていく。

ここで行われるのも主に政権批判である。「ワクチンの接種スピードが遅い」「医療の現場は逼迫している」「もっと強い制限を課すべき」など、昼の番組と異なり冷静なトーンで批判を重ねていく。しかし、いざ強い制限を課した場合に「緊急事態宣言で飲食店は困窮」などと報じるのもセットとなっているのでバラエティ要素を維持している。例のごとく、出演者は誰一人としてマスクはしていない。

総括番組[編集]

一夜明け、朝8時になると「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)や「スッキリ」(日本テレビ系)、「めざまし8」(フジテレビ系)で一通りの流れを総括する番組がスタートする。

ここで行われるのも主に政権批判である。社員が自粛要請を無視して盛大に大宴会を開いたテレビ朝日において、同社社員である玉川徹ボンボン息子ボンボン息子が激論を交わしながら政権批判をするモーニングショーは最大の目玉とされている。もちろん、出演者は誰一人としてマスクはしていない。

また、朝、昼、夕方、夜を問わずどの時間においても大阪府の病床削減を進めた橋下徹が病床の確保をしない政府や医師会を批判したり、賠償金を払わずにフランスへ逃げた2ちゃんねる創設者が「日本は遅れている」と批判したり、政権に近いとされる田崎史郎を登場させ一人に集中砲火させることで他の出演者をヒートアップさせやすくすることで各局ともバラエティ色を強めようとしている。

不定期のコーナー[編集]

不定期に放送されるいちコーナーとして、「会見」が存在する。ここでは主に分科会日本医師会首相大臣都知事などから何人かがゲストに招かれ、各局合同で生放送の特番として企画・放送される。なかでも小池百合子都知事が行うパネルを用いたショーは人気の催しであり、ここで生み出された「3密」という言葉は日本中で(新型コロナウイルスよりも)大流行した。

生放送終了後もたいてい数日ほどは、名シーンの再放送が行われる。ただし、バラエティ番組である性質上、何度も放送するには話題性が期待できなければならない。番組の趣旨に沿った内容の発言や、反対に趣旨に反発するような発言であるほど、スタジオでの更なる話題への振りに使えるので、名シーンプレイバックの対象として望ましい。もちろん、内容全体からそのような部分のみを切り取るのも、よく用いられる制作技法である。

インターネットメディア[編集]

インターネットでも「東京の感染者数」は一大コンテンツとなっている。主にデイリースポーツなどのスポーツ紙が、感染者数に対するツイッターなどでの「もう終わりだ」「ロックダウンが必要では」「政府の責任」などと過激な意見を取り上げ、それをインターネットニュースの見出しに使うことでまた注目を集めるのである。

他にも各番組での出演者の発言をわずか10分ほどで文字起こしし配信することでデイリースポーツやスポーツ報知などがアクセス数を稼ぎ、ヤフコメTwitterが炎上し、そのヤフコメやTwitterのコメントを取り上げて分断を煽る、という方法も流行している。

関連項目[編集]