国道246号

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246から渋谷に抜けるはずなのに ずっとずっと前には進まない
国道246号 について、ポルノグラフィティ
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国道246号とは、日本有数の高効率を誇る、排気ガス熱エネルギーを利用した発電機構である。

概要[編集]

東京都千代田区から静岡県沼津市までを繋いでおり、もともとは発電機構を持たない道路であった。 この道は、同じくこの区間を結んでいる国道1号バイパスとしての役割を担っているが、国道1号は箱根を経由する遠回りなルートのため、より短い距離である国道246号は慢性的に酷く渋滞していた。 そこで、国土交通省(当時は運輸省)は、この渋滞を利用して発電を行うことにした。

排気ガスの熱による上昇気流で上部に設置されたタービンを回転させるという、火力発電に近い作動原理を持つ。 この方式は、渋滞が長距離・低速になるほど高効率となるため、高速道路が並行していて渋滞のデメリットが少ない国道246号は特に渋滞が悪化するよう、効率的に設計されている。

また、沿線には多摩田園都市が開発され、付近には田園都市線が通っているなど、人口を増やしつつ、そこに必要な電力を渋滞で稼ぐ、という「渋滞発電」の理想的なモデルは、後に多くの都市開発・道路開発の基盤となった。

歴史[編集]

渋滞時の排気ガスの熱を利用した発電という構想は、モータリゼーションによる交通渋滞が深刻化した1960年代に生まれた。 一方、同時期には高度経済成長が起こっており、特に東京近郊における電力需要がひっ迫していた。

そこで、当時の運輸省は渋滞を解消して車両を円滑に通行させる目的と、渋滞を意図的に発生させて高効率の発電を行う目的とを分離させることにした。 前者の目的は東名高速道路として1968年に開通され、後者の目的を既存の並行道路である国道246号が担うことにした。

なお、輸送容量も電力需要も不足気味であったので、国道246号とともに渋滞している東名高速道路にも発電機を取り付けることにして、車両を円滑に通行させる目的として新東名高速道路を新設することにして対処した。歴史は繰り返すのである。

経由地[編集]

  1. 始点(三宅坂東京都千代田区
    かのグランツーリスモに収録されている「ルート246」でもその場所が青山である通り、始点が皇居外苑すぐそばの三宅坂であることはあまり知られていない。
    並行する首都高速道路3号線の始点「三宅坂ジャンクション」では3号線側が渋滞しやすいが、下道である国道246号では始点に繋がる道路である内堀通りのほうが渋滞しやすい。これは、内堀通りにも発電機能が備わっており、国道246号に入るための信号を(特に右折において)意図的に長くしていることが原因である。
    なお、三宅坂は皇居外苑がある場所であり、国道246号のお陰で、先代の天皇陛下はいつでも沼津まで出かけて魚類の研究に没頭できた。渋滞さえなければ。
  2. 渋谷(東京都渋谷区
    人口密集地の代表格たる渋谷であるが、実は国道246号においてはそこまで渋滞が多くない。
    しかし、それは道路工事を行っていない場合の話である。
    そんな場合はほとんど存在せず、ほぼ一年を通して車線が規制されている。これは、道路の真上に渋谷駅があり、駅改修に用いる電力を国道の渋滞で稼いでいるためである。
  3. 三軒茶屋(東京都世田谷区
    住みたい街ランキングでも例年上位となっている街であり、その名の通り喫茶店などが多いことでも知られる。
    付近は住宅街であり、慢性的に電力が不足するため、ここから先の区間は国道246号の真上に首都高速道路が通るという二層構造になっていて、大規模に発電できる仕組みになっている。
    また、付近には大橋ジャンクションという国内最大規模の渋滞発電用タワーがあることによっても、近隣の電力需要が満たされている。
  4. 溝の口または溝口(みぞのくち/みそのくち[1]神奈川県川崎市
    続・溝ノ口太陽族でも歌われている通り、府中街道国道409号の「溝口」交差点を超えると溝の口である。
    一方、この歌詞中にある通り、ここから先はまさに「テールランプは涙の河」さながらに渋滞している。
    この付近から多摩田園都市がしばらく続く区間であり、少しでも電力を稼ぐために信号を増やしたり、立体交差の合流部を短くしたり、立体交差の合流部に信号を設けたりするなどの工夫がなされている。
    なお、渋滞発電において立体交差は、勾配・合流により渋滞を増やし、側道も渋滞させることで有効な発電面積を増やせるという2つのメリットがあるため、国道246号においては多数の立体交差が使用されている。
  5. 市が尾[2](神奈川県横浜市
    特に沼津方面においての最渋滞ポイントの1つである。
    沼津方面ではこの付近で、登りながら東名高速道路横浜青葉インターチェンジが合流する。
    東名側はこの先にかの有名な渋滞スポットである「大和トンネル[3]」や、横浜町田インターチェンジを抱えているため、東名の通過交通であっても国道246号側に一度降りたほうが速い場合があるからだ。
    電力が足りない夏場のピークタイム等は、大和トンネルや横浜町田インターチェンジで計画的に交通事故を起こして、渋滞発電によって電力を確保していることが知られているが、[[NEXCO中日本]はこれを否定している。
  6. 長津田(ながつた・神奈川県横浜市)
    「ああ、国道246号の渋滞がなかったらいいのに」と願って付けられた地名ではないものの、残念ながら国道246号は渋滞している。
    しかし田園都市線に加えてJR横浜線こどもの国線を抱えている長津田エリアは人口が集中しているので、発電のための渋滞は欠かせないインフラでもある。
    この近辺では、渋滞を発生させるために、意図的に地面が傾斜しているところに国道を通している。特に沼津方面では上りの傾斜が大きく、通過する交通の速度を落とすことに大きく貢献している。
  7. 町田市
    国道16号との交差があるあたりで一瞬だけ神奈川県東京都の町田市を通る。ここでは多層構造の横浜町田インターチェンジが設置されており、インター出口から国道246号までの区間は特に発電量が多い。
    一方、一部の週末や交通安全週間などでは、立体交差の入り口付近などで警視庁主催の[[|ネズミ捕り|合同サイン会]]が開催されることがある。国道246号が渋滞していないという場合は、たいてい利権絡みの複雑な事情がある場合が多い。
    更に、定期的にサイン会を開催することによって、サインを求められることを警戒して速度を落とさせる狙いがあり、電力会社と警視庁の裏の繋がりを匂わせる。
    なお、国道246号の町田以外の区間においてサイン会の事例が少ないのは、サイン会とは別のことにより生計を立てている神奈川県警の管轄であることが大きな違いである。
  8. 大和市
    江ノ島に向かう国道467号が分岐している。特にサマーシーズン等にはこの道もかなり発電に貢献しているが、本稿では触れないものとする。
    国道246号の本線はこの分岐をS字に曲がったトンネルでパスしているが、その出口の「深見西」交差点でかなり渋滞する。
    一方、三宅坂方面の交通はこれらが合流する「一ノ関」交差点から「山王原」交差点付近にかけて非常に渋滞する。
    それでもなお相鉄本線小田急江ノ島線を抱える大和市にとっては電力が足りないので、これら国道における渋滞発電に加え、読書灯の明かりを集めて発電する日本最大の図書館であるシリウス図書館で市内の電力を賄っている。
  9. 厚木市
    古くからの交通の要衝の街であり、道路でも国道129号号が通過し、国道412号が「市立病院前」交差点から始まっている。
    一方、交通の要衝ということは言い換えれば発電の効率が良いということに他ならない。
    先述した国道129号とは、一部区間を共有するという方法を取った。これはもともと片側3車線(246号)・2車線(129号)である道を、この区間では合計3車線にする、という荒業であり、この区間は極端に渋滞している。
    例として、国道412号から国道246号に出る「市立病院前」交差点は、左折をするのに最大で10分ほど信号待ちをするほどに混雑している。しかし、これらの電力が病院で必要な電力をはじめとする市民の生活に役立っていると思えば、ある種仕方のない犠牲ともいえるだろう。
  10. 秦野市
    厚木を抜けると比較的交通量の少ない区間に入る。そしてここで片側3車線あったはずの国道246号は突然片側1車線になる。
    これでは当然容量が足りず、またここから先の区間は山を上っていく道なので、必然的に渋滞する。
    中でも秦野は比較的人が住んでいるエリアであり、その分電力が必要なので、渋滞を促すために沿線に店を構えたり、信号での右折表示の時間を短くしたり・無くしたりする((片側2車線以上と比べて、片側1車線の場合は、交差点で右折待ちをすると、直進したい後ろの交通まで直進できず、詰まってしまうことが原因。))ことで、少ない交通量での効率的な発電を実現している。
  11. 松田町
    松田町で国道255号が合流し、交通量が増えるものの、相変わらず片側1車線である。
    ここでも、三宅坂方面・沼津方面を両方とも登りの合流とし、更に三宅坂方面はトンネル直後の信号(「新籠場」交差点)とすることで必要な電力量を稼いでいる。
    また、ここからは御殿場線と並走する区間であり、西側が山となっている沼津方面は渋滞しがちである。
    そこで、国道246号はさらなる電力の確保のために、この区間の車線幅を減らすことにして、心理的に速度を落とさせる狙いがあるほか、駐車車両などがあると極端に混むような効率的な設計となっている。
    なお、当記事では詳説を省くものの、御殿場線の単線化や、それに伴い人口を予め減らしておくなどの、沿線での省電力化が電力不足対策として効いていることは他方で触れられている通りである。
  12. 御殿場市
    アウトレットモールなどを抱えていて昼間は電力需要が大きい御殿場だが、実は御殿場市内の国道246号は片側2車線が確保されていることもあって、国道246号ではほぼ唯一渋滞していない。
    一方、東名高速道路の東京方面と新東名高速道路の東京方面がここで登りながら合流するため、電力はこちらで捻出している。
  13. 終点(沼津市
    沼津港を擁する港町である。近年ではラブライブ!サンシャイン!!の舞台としても注目を集めている。
    渋滞に渋滞を重ねてきた国道246号もようやくここで終点を迎える。しかし、終点だからといって発電をしないわけにはいかない。
    そこで、終点では東名高速道路沼津インターチェンジ伊豆縦貫自動車道・新東名高速道路沼津長泉インターチェンジ国道1号国道136号国道414号と隣接させることにした。
    また、最も交通量が多い国道254号御殿場方面→国道1号静岡方面は立体交差により結ばれているが、そのためには国道246号からいったん左折しなければならず、直進すると片側1車線の道に誘導される仕組みになっており、最後の最後まで発電量を増やすことに従事することを忘れない、まさに発電のための国道なのであった。

関連項目[編集]

  • 国道
  • 国道1号 - 国道246号のバイパス元。こちらも発電用道路として有名である。
  • 環状八号線環八) - 日本有数の効率を誇る環状の渋滞発電機。国道246号とは「瀬田」交差点で交差する。

脚注[編集]

  1. ^ 本来はこの読み方であるが、味噌業界の圧力でこの読み方になったのではないかという指摘がある。
  2. ^ 市ヶ谷と混同されることも時々あるため、改名に関する議論がある。
  3. ^ 効率的な発電のために、天井を低くして、どちらの方面からも下り→上りに傾斜がわずかに変化する仕掛けを用いた、日本を代表する渋滞発電の見本ともいえるトンネルである。