博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(はかせ-いじょう-あいじょう-わたし-いか-しんぱい-や-すいばく-あい-)とは、対物性愛をテーマにし1963年に製作された合作映画。

概要[編集]

本作品は、当時生物学的な欠陥とされていた「種の保存に繋がらない性欲[1]」の中でも程度が強い「対物性愛」を大きなテーマとして扱っている。主人公である車椅子に乗った女性マッドサイエンティストが、禁断の兵器である「水爆」に魅せられへの強い愛情を少しずつ拗らせていく様が虚実入り交じる形で描かれている。

この「虚実入り交じる」というのが本作品の特徴であり、(作中世界の)現実で起きている事なのかそれとも彼女の妄想なのかが段々とあやふやになっていく。オープニングで挿入される「映画はフィクションであり、現実ではない」というフレーズも、それを逆説的に補強する形となり、シーンによっては歩けないはずの主人公が突然立ち上がって「私は歩けますよ!!歩くんです!!」と叫んだり右手の暴走を左手で必死に制しようとするなど不可解な演出が突然挿入される。また突然水道水のフッ化物添加は共産主義者による陰謀だという議論が始まったり、突然重要人物が「彼は日本人に拷問され死んだ」と言われ以降全く出てこなくなったり、そのシナリオは難解の一言。

最後は第二次世界大戦時代の流行歌「また会いましょう」のメロディが流れる中で、水爆が次々に爆発し続けるシーンで映画は終わる。これは実際に作中世界が全面核戦争で滅んだようにも見えるが、興奮の余り水爆に馬乗りになった主人公が絶頂に達した演出とも取れるようになっており、その真実は監督の頭の中にしか無い。

その後[編集]

水爆礼賛とも取れる内容として、「知る人ぞ知るカルト・ムービー」という評価を受けていた本作品。しかし21世紀に入り、日本の人気ゲーム「メタルギア」シリーズの関連作「メタルギアソリッド ピースウォーカー」に、本作品の主人公をイメージした女性マッドサイエンティスト「Dr.ストレンジラブ」が登場[2]。それにより「元ネタ」として本作品の認知度も大きく上がり、冷戦下の社会情勢を皮肉ったブラックコメディ作品として再評価を受けている。

脚注[編集]

  1. ^ 1960年代当時、同性愛や小児性愛などを含めた性的嗜好をWHOは公式に「病気」として扱っていた。
  2. ^ ただし彼女は対物性愛者ではなくレズビアン(後にバイセクシャル)。

関連項目[編集]