クラブの4

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クラブの4(くらぶのよん)とは、トランプのカードのうちのひとつである。

概説[編集]

クラブの4。眺めているだけでとても幸せな気分になってくる、なんだか不思議なカードである。

一般的なトランプは、1組あたり52~54枚のカードから構成されており、全てのカードにそれぞれ異なるマーク(スート)・異なる数字が付されている。マークにはダイヤクラブハートスペードの4種類があり、このうち「クラブ」は一般に“幸運を呼ぶ不思議なカード”であると考えられている。

クラブには1A)から13K)までの13枚のカードがあるが、このうち最も有名なものが、本稿で取り上げる「クラブの4」である。クラブの4は、他の12枚のカードとは桁違いの幸運を呼び込んでくれるものとして人気が高く、古来より愛好家――これは「トランプの愛好家」ではなく、「クラブの4の愛好家」という意味であるが――による探索や収集の対象となってきた。

なぜ「幸運を呼び込む」と思われているか[編集]

昔一世を風靡した、“幸運の神”と名乗るマジシャンが、このカードを使ってネタを披露していたのが始まりである。それを見た中二病患者が、気障(きざ)な台詞を吐きながらこぞってこのマジシャンの真似をし、それが発信源となりクラブの4知名度が爆発的に上がったのだ。

【クラブの4=幸運】という図式は、【クラブの4を使う人=幸運の神】という図式がだいぶ省略されて広がったためにできた、デマである(このマジシャンも後に「そんなことを話した覚えはない。」と発言している)。また、逆にクラブの3は、そのマジックでいつも破り捨てられる役が多かったので、不運の象徴とされてしまったのである。

縁起物として[編集]

世の中には、54枚のカード全てを様々な種類のクラブの4だけで構成したトランプも存在する。勿論、トランプとしてゲームや奇術・呪術・魔術などの用途に利用できるはずも無く、使い道はただ愛でるぐらいしかなかった。もちろんそんなものはほとんど売れなかった。しかし、ある有名な女性向け雑誌が幸運を呼ぶアイテムと紹介すると、それに感化されたスイーツ (笑)が一斉に買いに走り品切れを起こすという騒動があった。今は落ち着いているため、比較的に安定して手に入れることができる。

逆に、クラブの3だけを抜いたトランプも発売されている。こちらは不運を取り除くという意味で売られている。そのトランプの場合は、クローバーと名づけられたクラブの3の代わりのカードを使用して、トランプゲームをすることもできる。主な購買層としては、1%のミスも許されないような職人や、いつも理不尽な目にあうことの多いサラリーマンが多い。

余談だが、既製品のトランプは、通常、クラブの34が隣り合わせになっている。それは、不運と幸運のバランスをとるためであると、スイーツ (笑)のなかでは言われている。

収集の対象として[編集]

一般的に、トランプは、玩具店や日用品店、あるいは東急ハンズに代表される魔術用品店などで入手することができる。当然、それらの店舗で一揃いのトランプを買えば、普通はクラブの4も自動的に入手できることになる。

が、クラブの4の愛好家のなかには、それらの店舗での入手を“邪道”とみなし、自然にある草原からもクラブの4を見つけ出すことはできる筈であるとして、屋外を中心に探索をする者も少なくない。勿論、トランプのカードが屋外に落ちていることなど、そうそうある訳が無いのだが、彼らのなかには、クラブの4を屋外で発見し採取したと主張する者さえいる。

いや、どう見てもこれ、ただの葉っぱじゃね?
――と私は思ったが、彼の前ではどうしても言えなかった。

この記事の執筆者(私)は、そんな愛好家の一人に頼んで、彼が屋外で採取したというクラブの4の現物を見せて頂くことができた。

――だが、彼が私に見せたものは、どう見てもただの小さな葉っぱか草のようであった(右図)。これがトランプのカードだとは到底思えないのだが、しかし、彼に言わせれば、これこそが正真正銘のクラブの4であるという。

どうやら彼は、クラブの4という“幸せ”を追い求める余りに、クラブの4と他のものとが区別できなくなってしまったようだ。

しかし、彼は――彼だけでなく、彼の家族もだが――自分が持っているものがクラブの4ではないことに、全く気付いていない。そして、自分がクラブの4を手に入れることができたという事実――彼にとっての事実――を喜び、幸せを噛みしめている。その彼に、真実を指摘することなど、私には到底できなかった。指摘したところで、彼にそれを納得させることは容易ではないだろうし、またもし納得したならば、彼はきっと悲しむだろう。いまここで、彼の幸せを壊すべきではない。

そう考えると、彼は確かに、「クラブの4を手に入れることによって、幸せを得た」と言えるのかも知れない。自分が幸せであることを盲目的に信じることができるのは、間違いなく、本人にとっては無上の幸せである筈だからだ。

関連項目[編集]