UnNews:裁判官、被告人になる

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

【2008年5月27日】

山梨県警は5月21日、ストーカー規制法違反の疑いで下山芳晴容疑者 (55) を逮捕した。下山容疑者は二月から三月にかけて、山梨県内に住む知り合いの裁判所職員の二十代の女性に「今度はいつ会えるの?」「男といたね」などの気色悪いメールを数十回に渡り送り続けた。

警察によると「自分が被告人の気持ちもわからずにこのまま裁き続けていいのか疑問に思った。少しでも被告人に精神的な意味で近づくために、このような行為に及んでしまった」と話しているという。

裁判官といえば、人の人生を左右する社会的に重要な職業である。確固たる地位を築きながらも仕事に対して積極的になれる下山容疑者は、社会が欲する勇者である。このような自分の仕事に積極的な姿勢を政治家諸君はぜひ見習うべきであろう。にもかかわらずマスコミ各社がこれをとするのはとても偏っていると言わざる得ない。

自身の成長を促すための仕方のない行為とはいえ、そこらの凡才ストーカーと彼のストーキングテクニックは一味違う。県内外のインターネットカフェや匿名で送れるフリーメールなどを利用し、身元が判明しないよう巧みに嫌がらせをしていたのだ。しかも自分は被害者女性の味方というアピールで、被害者の相談に乗るなどの工作をしていた。さすがはエリートである裁判官といった所か。嫌がらせの面でも頭脳派のようだ。更には部下がストーカーに悩まされていると自ら警察庁の幹部に相談。これを機に捜査が進み(というより九割方これが決め手と言っても過言ではない)、御用となった。なんともテンポのいい捕まり方である。

自らは善人を装い裏で暗躍する様はさながら爆発的なムーブメントを引き起こした三大中二病アニメの主人公のようで、実際にあったメディアミックスとして『破廉恥裁判官下山芳晴の挑戦』としてノベル化、漫画化されれば商業的に爆発的な利益を生み出せるという意見もある。

しかしいざ逮捕されそうになると、怖くなったのか被害者女性に「スマセン、自分がやってました。素直に謝ったんだから、許してよネ!」と告白。が、時既に遅し。女性にしてみればストーカーの存在は恐るべきものであり、自分を恐怖で震え上がらせた変態野郎には紙やすりを巻いた木の棒で尻穴を工事しまくりたいと思うだろう。結局、女性は下山容疑者を告訴した。彼の心中にはこんな事をやらなけりゃよかったと後悔の念が渦巻いているであろう。当初の計算通り、下山容疑者は犯罪者の心を身をもって理解した。自分が被告となった裁判を通して犯罪者の心理を極めていくであろう下山容疑者だが、前科者がもう一度裁判官になれるとは考えにくいので、その勇敢な行動が意味を成す日は二度と来ないだろう。


UnNews Logo Potato (No text).png 誤報コンテスト
本項は第1回誤報コンテストに出品されました。

最新 | 社会 | 国際 | 経済 | 政治 | 文化・スポーツ | 科学・暮らし・インターネット | おまかせ表示 | メインページ