UnNews:祝、人類初の南極到達105周年兼Google初の大規模デマゴーグ拡散365分の1周年

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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2016年12月14日、人類による南極点到達105周年を記念してGoogleが新しい世界史の偉業に関するトップページを新設し、南極点でキャンプをするノルウェーの探検家ロアール・アムンセンのアニメーションを一般に公開した。が、よりにもよって画像のリンク先の表記をミスするという事態を起こしてしまう。なんと、南極点への到達を南極への到達と誤記してしまい、世界的企業であってもケアレスミスを犯し、世界的企業だからこその大変に深刻な光景がそこに広がることとなった。

Googleは問題発覚後9時間以上を経てトップページのリンクを「南極点への到達」に訂正したものの、さらに関連ページの訂正を失念する。祝日記念日のたびに変更したトップページをGoogleが取りまとめているサイト、Google Doodlesでの訂正が遅れに遅れたほか、誤記を残したままYoutubeに動画を掲載。この深刻な2つのミスと訂正のスピードという点において世界最高の情報産業Googleというイメージが大いに崩れることとなる。

この話題はチェック体制の不備、そして全体のミスを把握できない体制への警鐘ともとれる。また、これらの誤記については、あくまでも日本語版においての話であり、世界各国の言語ではしっかりと「South Pole」、すなわち人類が初めて南極点への到達した日を祝っている。

このミスは、「人類の南極到達105周年」という誤った知識と情報が日本中に広まった結果、実際に文言を検索した際のGoogleの検索能力の不備が克明な形になって最上部に表示されてしまうという更なる問題が発生する。つまり、本来であれば1820年にロシアファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンイギリスエドワード・ブランスフィールド、そしてアメリカナサニエル・パーマーの3人がほぼ同時期に南極大陸を発見し、1831年にイギリスのジェイムズ・クラーク・ロスが内陸部を探検したのが人類の南極到達に関する歴史的事実が、今回の誤記により、少なくともGoogle日本語版で人類の南極到達という文言を検索しても、彼らの偉業がトップページに現れることはなくなってしまったということだ。事実、検索結果のトップページには1800年代の南極探検の黎明期はまったく表記されぬまま、105周年という言葉に引っ張られた形で南極点到達ばかりが並ぶほか、105周年という言葉を抜いた「人類の南極到達」という言葉でも、196年前の歴史的事実を検索できぬまま誤った情報ばかりが並ぶこととなってしまった。

影響は、検索結果を信じる未来の子供たちだけではない。現在のインターネット利用者たちの中においてもGoogleの文言を素直に引用する人が発生。多くのブログで人類が南極に到達して105周年という話を話題に挙げている人々の姿が検索結果から視認できる。もちろん、多くの人が正しく南極点に到達して105周年という事実を把握しているであろうが、少なからぬ人々が誤記のほうを事実と誤認していることもあり、この失態をある意味どのようにGoogleは対策を講じるのかについては見ものといえる。

今回の事件は情報産業としてはとても大きな失態であると同時に、一つの社会実験としてとても興味深い光景だ。それも、絶対に正しいインターネットでの知識がもし間違っていたら、もしくは、情報産業で絶対的な信頼を置いている会社がとんでもないデマを拡散したとしたらという実験だろう。

この失態により、Yahoogoo、さらにはExcite、さらにはYouTubeまで検索結果が汚染された。

似たようなケースとして2014年2月10日にGoogleの日本法人は、1971年に亡くなった日本を代表する女性活動家平塚らいてうに関するトップページを公開した際、誤って没後43周年という文言を生誕43周年とリンクしてしまったケースがあった。こちらは、検索結果にウィキペディアの記事や単純な略歴へのリンクがあったことから明らかな誤りであることが即座に理解することができたため、その後の彼女の名前での検索結果に大きな影響は及ぼさなかったが、今回の南極到達のケースは地理に関する専門的な知識や世界の偉人に関する知識が無ければ誤解しかねない表記であり、今後この問題がどうなっていくかは全くの予想がつかないままである。

あわせて、この情報汚染問題の広まりは、その後、肝心要のロアール・アムンセンの検索結果のトップページをも汚染したことが確認されている。一企業の一社員によるケアレスミスが、未来の検索者に誤った情報を広めてしまうこの喜劇は、情報を単純にコピペするだけで拡散する時代ならではといえる。と同時に、Google日本法人も含めて、思った以上にミスをそのままにする人間が多いことを示唆している。

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