UnNews:宿題に悩む生徒たちに神風降臨

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【2011年9月5日】

9月3日~9月4日にかけて紀伊半島を通過した台風12号が、日本各地に記録的豪雨と気象警報による休校をもたらした。

8月31日。今年も夏が過ぎ去り、終わろうとしていた。Bさんは、奈良県北東部の中学校に通う中学二年生。この日に夏休みの宿題の存在に気付き、徹夜で仕上げようとしていたという。始業式のある9月1日には間に合わなかったが、提出は最初の授業がある9月2日までで良いのでそれまでに片付ければ良いと考えていた。しかし、40日分の宿題がそう簡単に終わるはずもなく、さらに二日続けての徹夜には体力の限界があった。「夏休みが始まったとき、今年こそは7月中に宿題を終わらせたい、と考えていました。でもいつの間にかこうなっていたのです。それが夏というものの素顔です。」そんなことを思いながら、Bさんは机の上で眠った。

「朝起きたとき、もうだめだと思いました。」絶望感に包まれながら迎えた9月2日の朝。カーテンを開ける。凄まじい勢いで風が吹き荒れ、雨が降っている。朝の空に雷が落ちた。その瞬間、Bさんの体に電撃のようなものが走ったという。急いでテレビのニュースを付け、天気予報を見る。「奈良県北東部・大雨警報」

その日、Bさんの中学校は休校になった。このおかげで宿題の提出期限が土日を挟むこととなり、Bさんは日曜日に宿題を終わらせることができた。ついでに5日も警報で休校になるというおまけもついてきた。

Bさんのように夏休みの宿題を8月中に終わらせられなかった生徒は他にもたくさんいた。三重県に住むKさん(16才)は「天気予報を見て、31日ぐらいから安心していた」と語る。ちょうど宿題の提出日となることが多い時期に、大規模な暴風域かつ他を圧倒する滞在期間の長さを兼ね備え、さらに南から北へと確実に紀伊半島を直撃するという奇跡的な条件が重なり、宿題に悩む生徒たちを思わぬ形で救うこととなった。

外部リンク[編集]

紀伊山地で次々雨雲=速度「小走り」、被害拡大―台風12号

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