UnBooks:金メダル獲得必勝ガイドブック

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「自分もオリンピックの舞台に立って金メダルを取ってみたいなあ・・・」

スポーツを愛する者なら一度は考えた事のある夢ではなかろうか。しかし大半の人が、こんなの夢のまた夢だと諦めてしまう。それでも、どうしてもこの夢を諦めきれない、という人に朗報がある。今日この記事を読めば、オリンピックで金メダルを獲得する最短の近道を知る事ができるのだ。もっとも、ここで言う「オリンピック」というのは、本物のオリンピックが終了した後に開かれる「もう一つのオリンピック」パラリンピックのことであるが。

はじめに[編集]

パラリンピックは、身体障害者を対象としたスポーツの祭典である。4年に一度、オリンピックが行われるのと同じ都市で開催される。1960年に第一回パラリンピックが開催されて以来、年々規模が拡大し、世界からの注目度も高まっているが、それでもまだ本物のオリンピックの注目度からは程遠いと言わざるを得ない。しかし、この注目度の無さにこそ、金メダル獲得のチャンスが隠されているのだ。

なぜ金メダルを取りやすいのか[編集]

もし、あなたが本気で金メダルを取りたいなら、パラリンピックの選手になるのが賢明である。なぜなら、オリンピックと比べて格段にメダルを取りやすいからだ。その理由は二つある。

一つ目が、競技人口の圧倒的少なさである。町中でマラソンジョギングをしている人はよく見かけるが、車いすマラソンをしている人を見かける事はあるだろうか。知り合いにテニスをしている人は居ても、車いすテニスをしている人は居るだろうか。このように、パラリンピックの競技は、オリンピックのそれに比べて圧倒的に競技人口が少ないのだ。

二つ目が、金メダル数自体の多さである。北京オリンピックでは選手数約11000人に対して金メダル数は計302個だったが、北京パラリンピックでは選手数約4000人に対して金メダル数は計473個だった。なぜ選手数は少ないのに金メダル数が多いのかという理由は簡単である。例えば100m走の場合、健常者ならみんな一斉に「よーい、どん」で良いが、車いすの人・義足の人・脳性マヒの人が一緒にスタートしたらどうなるか。このように、パラリンピックでは条件の違いによって不公平が生じないように、障害の種類・度合によって種目が細分化されているのだ。

どうだろう。「ひょっとしたら金メダルも夢じゃないかも」と思わないだろうか。え? 「自分は障害者じゃないから出場資格がない」って? ご安心を。以下では、パラリンピックに出場する方法を伝授しよう。

パラリンピックに出場するためには[編集]

これを実行すれば君もパラリンピックに出場できる! さあ、レッツ、トライ!

障害者になる
パラリンピックに出るためには何らかの障害を持っていなければならない。視覚障害・手足の切断・運動機能障害・脳性マヒの中から、どれか好きなのを選ぼう。あなたが生まれつき障害を持っているのでなければ、交通事故等を装って障害を負うのが一番手っ取り早いだろう。その際、何かの手違いで命まで落としてしまうかもしれないし、その後の生活に重大な支障が出るかもしれないけど、金メダルを取ることを夢に描いていればそんな危険なんて安いもんだよね。
しかし「やっぱり障害を負うのはちょっと・・・」という方にも朗報がある。健常者でもパラリンピックに出場できる方法が一つだけある。そう、障害者のふりをするという究極の方法が。しかし、この方法は、それがバレた時がやばい。何らかの刑事的・社会的懲罰を受けることはもちろん、各種スポーツ団体・障害者団体などからの強烈な抗議は不可避であろう。だから、この方法はなるべくなら使わない方がよい。
競技種目を選択する
障害の種類や自分の能力に応じて種目を選択しよう。20競技472種目の中から自分に合った競技を選ぶことができる。病院でのリハビリの一環としてスポーツを薦められる事もある。リハビリをしながら、金メダルへの道に近づけるんだから一石二鳥である。競技に使う器具を買うお金がない、という人は水泳柔道など、あまりお金のかからなそうな競技をお勧めする。
パラリンピックの出場資格を得る
さて、実際に競技を始めたからといって、すぐにパラリンピックに出場できるわけではない。もちろん出場するためには国内の代表選考を勝ち抜く必要がある。栄光の切符の獲得確率は、オリンピックでは1/10000だったものが、1/100になったからといって、それが狭き門であることには変わりない。これはもう頑張れ、ただもう頑張れとしか言いようがない。
しかし、そう落胆するようなことばかりではない。パラリンピックに出場するためには、本人の努力はもちろん、周りの支援者の支えが極めて重要だからだ。障害者スポーツでは、当然それ専用の高価な用具を使用するので、より良い用具・練習環境を整える事ができれば、パラリンピック出場に有利に働く。だから、まずあなたが真っ先にすべきことは、支援者を募り、お金を集め、優秀なコーチやドクターを付けることなのである。「自分の能力だけでは出場は難しい」と思っている人は、まずは環境・金銭面で足場を固めることから始めよう。

パラリンピックQ&A[編集]

以上のような試練を乗り越えて無事にパラリンピック出場を果たした後は、世界の強豪との対決が待っている。ここでは、パラリンピックで金メダルを取るために必要な知識をQ&A方式でお教えしよう。

自分は外国の強豪と試合をした経験がないので不安です。
大丈夫です。このページを読んでいるという事は、おそらくあなたは日本代表として出場されるのだと思います。パラリンピックの日本代表は毎回非常に良い成績をあげています。北京大会でも金銀銅合わせて27個ものメダルを獲得しています。第一、パラリンピックは先進国の選手が圧倒的に有利です。やはり、先進国と発展途上国とでは、練習環境や用具の性能に大きな差があるのです。だから自信を持って大会に臨んでください。
ドーピング問題はどうなっていますか。
オリンピックと同様、パラリンピックでもドーピングが問題視されています。特にパラリンピックの場合、普段治療用に使っていた薬が実はドーピング指定薬物だった、などということも有り得ますので、注意が必要です。
頭のおかしい人のふりをして出場することはできないの?
残念ながら、知的障害者や聴覚障害者などはパラリンピックの対象外です。
極貧国の国籍を持ってるんですけど、それでも出場できますか?
早急に国籍を変更されることをお勧めします。先程も述べたように、パラリンピックでは練習環境や福祉施設が充実した国が圧倒的に有利です。日々の生活にも困るような国では、障害者スポーツは軽視されているどころか、障害者自体が満足な社会福祉を受けられない場合があります。

ここをお読みの国会議員・社長の方へ[編集]

パラリンピックにもオリンピック同様、国力を見せ付けるチャンスであることをお教えし、スポンサーになることをオススメしよう。

出場することに価値がある。
パラリンピックは先進国の選手が圧倒的に有利です。用具や練習環境を整えることは医療先進国にしか無理だという現状があります。よって参加者が多いことだけでも先端医療が受けられる豊かな国であることを誇示できます。国挙げてのドーピング疑惑や勝ったら兵役免除負けたら強制労働なオリンピックなどとは違い、たとえ国力の誇示合戦になっても医療の発展という形で国民・地球市民に還元される良い連鎖となっています。パラリンピックにはオリンピックとはまた別の意味で参加する事に価値があります。
注目度がやや低い
逆に言えば狙い目。愚民国民の意識を操ることは難しいが、年々注目度は高まる傾向にあり、それが流行の先端であることは先見の明をお持ちのあなたに説明するまでもないことかもしれません。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「パラリンピック」の項目を執筆しています。