UnBooks:裁判員免役心得

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裁判員免役心得(さいばんいんのがれのこころえ)は、ベストセラー本。明治時代に発行された『徴兵免役心得』との関係は不明。2007年現在政府から発売禁止処分を受けており、Amazonなどでは売っていない。欲しい人は自分で探すこと。

平成の徴兵制[編集]

宇宙世紀2006年、裁判員徴員法が施行された。一般人民から選出された裁判員は民主主義の防護のために不可欠な存在であるから、何人もこれを拒むことはできない。また、自分が裁判員に任命されたら拒否することは許されない。裁判員になることは人民に与えられた名誉なのである。

とはいったものの、裁判員になった場合、交通費と日当は支給されるが、着任にあたって必要な衣服、靴、食料などは支給されない。したがって貧しい人民にとっては借金をしてでも服の費用を調達しなければならず、重い負担である。

そこで、そういう貧民のためのノウハウ本として発行されたのが本書である。

裁判員に徴用されたら[編集]

裁判員候補に選ばれると、役場の兵事係から召集令状(赤紙)が来ることになっている。その際、役場の兵事係が「おめでとうございます!」と言うのが慣例となっている。

よく「お前達の命は50円だ」などという台詞を聞くが、裁判員の場合は郵便ハガキで召集令状が来ることはない。

兵事係が令状を持ってきたら「おお、待ちくたびれていたぞ」とか「これでやっと世間様に顔向けができる」「俺もこれでやっと漢になれる」と言って受け取るのがマナーである。

指定された日時に裁判所に出向く。交通費は裁判所から「旅客運賃後払証」というのをくれるからそれを駅に持っていけば切符をくれるはずだ。駅には「祝出廷○○君」といった幟を持った近所の人が見送りに来てくれるだろう。出廷戦士を送る歌などの軍歌が流れ、「○○君、出廷バンザーイ」という歓呼の声に送られて列車は動き出す。

裁判所に着いたら、さっそく面接だ。ここで、裁判員免役心得で学んだノウハウを炸裂させよう。うまくいけば即日帰郷(不適任)というスタンプを書類を押され、すぐに帰るように指示されるはずだ。

内容[編集]

合法的に裁判員を免れる方法を具体的に解説。

  • 裁判所には、パンツ一丁で出頭する
完全な合法行為。裁判所から衣服代は支給されないので法的に問題はない(と思いきや、実は軽犯罪法第1条第20項に抵触する)。にもかかわらず、パンツ一丁で行くと「もう帰ってください」と言われて裁判員を免除される。一糸纏わぬ姿で行く方法もあるが、裁判所に着く前に逮捕される可能性が高く、素人にはお勧めできない
何を聞かれても「ハーイ」と「バブー」だけ言葉を返す方法。実際にはこの2語が話せれば裁判員はできる。「この被告を懲役10年にしたいと思いますが」「バブー」(短すぎる)「それでは懲役20年でよろしいでしょうか」「ハーイ」(異議なし)というように。しかし、実際には裁判所にいって「ハーイ」「バブー」と言っていれば裁判員を免除されるのである。
  • 似非外国人
イクラ式会話法の上級編である。何を聞かれても外国語で回答しよう。「アンニョンハセヨ、ウリヌンチョッパリスミダ、パンニハムハサムニダ、カルビキムチプルコギニダ、カムサハムニダ」とか適当に答えておけば良い。日本語は知らないという姿勢を貫く事が重要だ。
  • 仮病
最もポピュラーな方法だが最近は裁判所もうるさくなってきた。「39℃あるというなら体温計の画像を送れ」という裁判所もある。もっとも体温計を擦って39℃にしてその画像を裁判所にメール送信し「ほら、本当に熱があるんだ」と言う強者もいる。
  • 仮病 Part2
裁判官の質問に「死んでしまいたいのです。夢も希望もありません、自己の存在に耐えられません、この世は苦痛の連続です、昨日の晩も全然眠れませんでした。生まれてきてごめんなさい、むしろ私を死刑にしてくれませんか?」と目を伏せながら、か細い声でぼそぼそと答えよう。裁判官は書類に精神病と書き込んで、君を裁判所から追い出してくれるはずだ。ただし、裁判所の出口で救急車に乗せられて、病院へ連れて行かれる危険性もある。
  • わざと怪我する
2階から飛び降りたり、入院1,2週間ぐらいの怪我をする方法。こうすれば楽に裁判所にいかなくてもよくなる。しかしそれより長い時間病院へ行かなければならないので、あまりお勧めできない。下手をしたら会社をくびになってしまうので注意したい。
  • 偏見主張
裁判の表向きの方針では、偏見に基づいて裁判を行うのはよろしくないとされる。この説を利用して強い偏見を主張すると裁判員の義務から逃れることができる。「犯人の顔が凶悪犯っぽいから絶対に有罪」とか「血液型がAB型の人間は犯罪者が多いから調べる必要無く有罪」とか「さからうものは死けい!」とか際だった主張を行うと良い。
  • 電波受信
裁判官の目をよく見ながら「火星から証拠映像が私の脳内に届きました、事件の真相が私には分かるんです。ぴーがーがー」や「被害者の霊が私に語りかけてくるんです。被告を死刑にしてくれと言っています。」などと言っておく。「国道が、国道が渋滞で、仏様が降ってくるんです」と適当な発言を行うのも良い。高確率で免除される。
  • 裁判のプロフェッショナルになる
そもそも裁判員制度とは、日頃裁判とは縁の薄い臣民に裁判を見せてやろうというお上のありがたい慈悲なので、ふだんから裁判と関係の深い職業(弁護士、裁判官、検事、警察官、裁判所職員、法務省職員など)は裁判員の対象外となる。ただし裁判員逃れのために司法試験公務員試験に挑戦するのは本末転倒であるし、あなたの人生を破壊しかねないので、よく考えた方がよい。
  • 事件の関係者になる
裁判の表向きの方針では中立的な観点(そんなものの存在を信じているとはウィキペディアン並の中二病患者だが)を維持するため、当該事件の被害者及び被告人の親類縁者、友人などは裁判員の対象から外される。もしわかりやすい関係がなかったとしても、「私は被害者の妹の嫁ぎ先の母親の甥の娘の隣人です」と申し立てれば事なかれ主義の裁判所はあなたを裁判員から外すだろう。

関連項目[編集]