UnBooks:葉巻入門

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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独自研究:この記事や節の内容は独自研究であるとする見方もあるようですが、ここアンサイクロペディアで笑いを取るためには自分のアイデアを記事に注ぎ込む事が不可欠です自己言及的なページにならない程度に我が道を突き進んでみてください。

はじめに[編集]

そこのあなたも、お試しあれ。

拝火教徒のみなさま、ごきげんよう。今日も熱心に礼拝されているようで何より何よりでございます。きっとラスタファーライ[1]もお喜びであられましょう。さて、本日はそんなみなさまに新たな信仰のカタチ、そう、葉巻のご紹介です。葉巻こそがタバコを愛する人のタバコを愛する人によるタバコを愛する人のための礼拝、安らかな無上のひとときをみなさまにお約束できることでしょう。

なぜ葉巻なのか[編集]

同じタバコの葉っぱでも、なぜ紙巻きタバコではダメで葉巻なのか、愛煙家の皆様にはそうした疑問が当然のごとく湧き起ってきたことでしょう。

Q,葉巻は高いよね?
A,確かに、葉巻は紙巻きタバコと比べると単価自体は高いです。紙巻きタバコが一箱20本で概ね¥300に対し、葉巻は安いものでも1本が¥100以上しますし、これからおススメするキューバ産ブランドであれば、1本で¥600~となってしまいます。しかし、葉巻にはそれだけの価値、すなわち至福のひと時をお約束できるだけの品質に自信があってのことです。これは安かろう悪かろうのデフレ傾向にある日本の社会風潮に逆流する事実ですが、安いタバコを何本も吸い散らかすより、最上の一本で有意義な余暇を味わうライフスタイルの方が、みなさまのような方々には相応しい、と我々どもは心よりそう思うのです。また、葉巻1本あれば短くても30分~1時間、連続して吸い続ける訳ではないので、1本あれば一晩ゆっくり楽しむことができます(もちろん、長さにもよります)。そう考えれば一晩¥600という支出はそう高くないように思われませんか? また、普段は安いタバコでも、週末だけはじっくりスコッチ・ウィスキーでも片手に高級葉巻を楽しむ……そんなリーズナブルなハイブリッド・スタイルを採られている方もたくさんいらっしゃいます
Q,味なんて変わらないと思うけど?
A,そう思われるのでしたら案ずるよりも産むが易し、一度葉巻を試されることをお勧めします。一度葉巻の味を知ってしまえば、もう紙巻きタバコなどはタバコではなく、単なるニコチンの塊にしか思えなくなること請け合いです。紙巻きタバコは手軽さと安さを追求するためにタバコの葉を切り刻んで紙で巻いていますが、これがタバコ本来の味を殺してしまう最大の原因です。タバコの葉は呼吸させることで熟成が進みます(そのため、葉巻も片方だけ切ってあります)が、切り刻んでしまうと熟成を通り越して葉っぱが老化してしまい、ニコチン特有のエグ味、辛味だけが葉っぱの中に残ることになってしまいます。みなさまが普段吸っているのはこの状態です。これがタバコの味だと思われてしまうのは、タバコを愛する我々どもとしては非常に残念でなりません。本来タバコは、植物の中で最も糖分が高いと言われています。これがタバコの甘みですが、動物などに食べられないために毒素を生成します。つまりこれがニコチンなのですが、人間はタバコの発見以来、その甘みを味わいつついかに毒素を取り除くかを試行錯誤した結果、燃焼させることによって味わう方法、いわゆる喫煙という答えを導き出すにいたったのです。その喫煙という手法において、最大限に効果を引き出す状態こそが葉巻であり、なるべく味を逃がさずになるべくニコチンを摂取しない選択肢[2]だったのです。

葉巻はキューバに限る[編集]

キューバ産に非ずんば、葉巻に非ず。byチェ・ゲバラ

いかにも知ったかぶりのマニア気取りの好んで言いそうなセリフですが、葉巻に関しては絶対の自信をもって我々どもはキューバ産をご紹介させて頂きます。その理由として、何より大きいのが、キューバにはタバコの栽培に適した土と、その土壌を育てるのに最適な風土と、それを育てるために必要なノウハウが揃っているからです。葉巻用のタバコを育てている国はたくさんありますが、その理想的な条件をもっているのは、世界にキューバのほかはありません。

キューバには歴史があります。
以前はキューバと2トップを張っていたマニラ(フィリピン)産の葉巻ですが、かの大東亜戦争によってタバコ農園はほとんど焼けてしまい、手間暇かけて再興するよりもさしあたって収入が必要だった当局は、バナナなど果物の栽培を奨励し、幸か不幸かこれが世界的に大ヒットしたためにフィリピン政府は「栽培に手間ヒマとノウハウの必要なタバコより、今後は果物産業で儲けよう」と主張したためにタバコ産業は衰退、残っていたタバコ農家も土壌が荒れてしまったためにすっかり品質が落ちてしまい、もはやキューバの敵ではなくなってしまったのでした。
「汚れているのは、土なんです。」
葉巻入門 について、風の谷のナウシカ

そもそもタバコは、繊細な植物です。タバコに適した土を育てるには何世代にもわたる土壌改良が欠かせません。そうしてしっかり肥やした土を管理するのも、やはり繊細です。より美味しくより味わい深い(大事なことだから2回言った訳ではなく、純粋な甘みと複雑な味わいの違いと関連性を強調しました)タバコを育て、その品質を維持するためにはそれこそ100年単位の手間暇を必要とするのです。そして、その技術を保ち続けているのはキューバしかなく、キューバには400年以上の伝統があるのです。このことだけでも、我々どもキューバブランドを強く推奨する理由をお察しいただけることと存じます。

葉巻の愉しみ方[編集]

葉巻は味わってこその葉巻です。ここで理屈をこねるより、まずは葉巻を味わいましょう。

葉巻の構成
葉巻は手で巻く[3]のですが、芯となるタバコ(これをfilerと言います)3~5枚をまとめるためのタバコ(これをbinderと言います)で包み、その上から包装用のタバコ(これをwraperと言います)できれいにまとめており、それぞれ葉っぱの材質が違いますが、主に味を決めるのはfilerであり、なるべくならbinderとwraperは焦がさない方が味がよいと言われています。
また、葉巻の熟成は先端(最初から切り口がついている方)から進み、味の質は先端部分が一番劣り、中央部分が一番優れ、末端部分がやや落ちると言われています。そのために「葉巻を吸うなら最初は奴隷、次に王様、最後は家来」ということわざまであるそうです。奴隷に不味い部分を吸わせ、表情が変わったら(美味しくなったと言うこと)すかさず王様が楽しみ、飽きた頃に家来にくれてやる、という意味ですね。ですから葉巻を3人で分けて吸う時は真ん中部分がとり合いになるとも言われるそうです。
必要な道具
葉巻に必要な道具はライターとシガーカッター、葉巻置き灰皿くらいですが、ライターはオイルの匂いが気になる人は葉巻専用マッチがありますので、それをおススメします。また、シガーカッターもハサミで代用できますが、一気に押し切ってしまわないと末端がボロボロになるのでこちらは専用に購入されることをおススメします。灰皿は雰囲気を味わうため以外は特に意味はないので、道具の中でも揃えるのは最後でもいいでしょう。
火の点け方
紙巻きタバコのように吸いこまず、じっくり火にあぶって包装用の葉(wraper)を焦がさないように点ける……と教わりましたが、正直なところ紙巻きタバコと同じ要領で火をつけても構いません。カタチにこだわるより、リラックスした時間を楽しむ方が大切だと私は思います。
葉巻の吸い方
紙巻きタバコの場合ですと、タバコを吸いながら飲み物を飲む人はあまりいないと思いますが、実は葉巻は飲み物との相性を楽しむ嗜好品でもあるのです。コーヒー、お茶(主に紅茶。ストレート、ミルクティー、レモンティー、その他)……と、同じ銘柄でも組み合わせによってまるで違った味になりますし、水分と一緒にタバコを摂取することでより深い味わいを楽しむことができるのです。これはニコチンが水にとけることと関係するのですが、葉巻の場合は煙を吸うというより、煙を「喫(の)む」という感覚になります。なにせ濃厚な煙ですから、そのまま肺に入れれば噎せてしまうのは理の当然、よく「葉巻はキツい」と言われる方の誤解はここにあるのです。煙は吸うのではなく、飲み物に溶かしこんで飲むイメージをつかんでみてください。そして飲み物と葉巻(銘柄)の組み合わせは数多くありますから、自分の「黄金パターン」を探してみるのも、葉巻を嗜む上で大きな楽しみとなることでしょう。

葉巻の保管・熟成[編集]

なるべくでしたら1本の葉巻は1回で吸い切って下さい。途中で消して保管してから再び吸う時は、大きく味わいが損なわれていることは覚悟して下さい。葉巻の保管は冷暗所が基本ですが、より理想的な環境を目指すのであれば温度は華氏温度で70度(摂氏換算すると21.1℃)の湿度70%を保つようにして下さい。また、葉巻は熟成させるほど味が高まり、ニコチンが抜けるものですが、それを引き出すための環境は企業秘密です。ちなみに、タバコの熟成は30年かけて進行し、15年から20年もののタバコが理想とされています。こうしたノウハウを持っているのは今やキューバだけであり、いくらアメリカがその技術を盗み出そうとCIAの実力をもってしても知ることのできない最高機密の一つとなっていることは言うまでもないでしょう。バラク・オバマによる民主党政権が誕生して以来、アメリカはキューバへの態度を軟化(ex:グアンタナモ刑務所の閉鎖公表など)させつつありますが、それは本物のキューバ葉巻[4]を手に入れたいがためであるとも言われています。

もし適当な保管場所が見つからなければ、木箱にでも入れて冷蔵庫に保管すればいいでしょう。熟成はしませんが、保管する上で支障はありません。何より、あまりのめり込みすぎるのも危険です。葉巻の吸い過ぎと共に、道楽にも注意が必要なのです。

それでは、楽しい拝火教ライフを。ファーラム。

脚注[編集]

  1. ^ 個人的な嗜好によってラスタファーライ神にお越しいただきましたが、みなさまはみなさまの好きな神様を入れて下さい。
  2. ^ もちろん100%ニコチンを防げる訳ではありませんが、現在これ以上に効率的な方法は見つかっていないのです。
  3. ^ 手作業でしか作れない(機械加工してしまうと、生乾きであるタバコの葉の組織を破壊してしまう)ため、キューバ葉巻は高いのです。完全に乾燥させたタバコであれば機械加工も可能ですが、一枚葉の状態から巻くためにはどうしても絶妙な力加減が必要なのです。
  4. ^ 現在アメリカに出回っている「MADE IN CUBA」の葉巻は友好的な中南米諸国に作らせているものである事は、公然の秘密です。

関連項目[編集]