UnBooks:本物のアンサイクロペディアンは妄想を書かない

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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古き良き時代にたちかえってみよう――アンサイクロペディアンたちと厨房たちを簡単に見分けられた、アンサイクロペディアの「黄金時代」に (文学的には"本物のアンサイクロペディアンたち"と"Quiche Eaters"とよばれることもあった)。この時代、本物のアンサイクロペディアンたちはジョークの本質を理解していたし、Quiche Eaters はそうじゃなかった。本物のアンサイクロペディアンは 「あああああああああ!」とか 「鉛筆の取り扱い説明書」といった具合に物事を話し(かれらはふつう、ウィキペディアのまともな項目も書いていたんだ、わかるね)、それ以外の連中は「アンサイクロペディアは難解すぎるよ」とか、「アンサイクロペディアには馴染めないね、ネタがマニアックすぎるんだ」なんて話していた (過去の研究では、本物のアンサイクロペディアンたちは何ものにも馴染むことはしなかったし、マニアックであることを恐れなかったと指摘されている)。

 しかし、何ごともそうであるように、時代は変わった。私たちが今日直面しているのは、ちっちゃなおばあちゃんがエクストリーム・聖火リレーの項目を見、13歳の厨房どもがひよこ陛下にひよこ戦争の項目を書くために本物のアンサイクロペディアンたちをはじき飛ばす、そして誰もが自分用のアカウントを作って使いこなすことさえできる、そんな世界なのだ。本物のアンサイクロペディアンは絶滅の危機に瀕しており、携帯から編集する高校生にとって替わられようとしている。

 IP編集で遊ぶ典型的な厨房と、本物のアンサイクロペディアンの違いを指摘しておく必要があるだろう。この違いを明らかにすることで、こうした中二病患者たちに大いなる希望となるような役割モデル、つまりは理想のアンサイクロペディアン像を与えることができるだろう。また、本物のアンサイクロペディアの管理者にとっては、(項目数が大幅に増えるからといって) 本物のアンサイクロペディアンを13歳の厨房に置き換えるのがなぜ誤りであるのかを説明することにもなるだろう。

本物のアンサイクロペディアンは妄想を書かない[編集]

  • 本物のアンサイクロペディアンは妄想を書かない。ユーザーはどんな項目も百科事典のパロディであることを喜び、ありがたくおしいただくべきである。
  • 本物のアンサイクロペディアンはジョークに解説を入れない。書くのが難しいジョークは、読むのも難しいのだ。
  • 本物のアンサイクロペディアンは草取りなどせず、まっさらな編集フォームにゼロから書き込んでいく。草取りなど、気の利いたトークのできない弱虫のすることだ。
  • 本物のアンサイクロペディアンは編集の仕方なぞ読まない。リファレンスへの依存度は初心者と臆病者のバロメーターだ。
  • 本物のアンサイクロペディアンの項目は、けっして最初から面白いわけではない。しかしコミュニティに投げ込むと、30時間の連続編集をほんの何度か繰り返してネタが当たり、面白くなる。
  • 本物のアンサイクロペディアンは投票機能を使わない。投票機能はコンセンサスを作ろうとする臆病者の管理者や、草取り屋や、つまらない項目しか書けないのチビどもが使うものだ。奴らはぐうの音も出ない面白さより周囲との迎合で喜ぶ。
  • 本物のアンサイクロペディアンは9時から5時まで働かない。もし本物のアンサイクロペディアンが朝9時に居たら、それは徹夜していたのだ。
  • 本物のアンサイクロペディアンはウィキペディアにない項目など書かない。一般に、13歳以上になって現実から逃避した妄想を書くアンサイクロペディアンはいない。
  • 本物のアンサイクロペディアンはエクストリームだの戦争だの引用句集だの、その他もろもろの手アカのついた接頭辞や接尾辞は使わない。強力な定型句はオツムの弱い奴らのためのものだ。
  • 本物のアンサイクロペディアンは、それを読む読者を、よく解っていない。
  • 本物のアンサイクロペディアンは編集合戦をネトウヨサヨク陰謀論嗜好のせいだと考えている。
  • 本物のアンサイクロペディアンは完成された項目を書かない。完成された項目は管理者の自己満足のためにある。本物のアンサイクロペディアンは項目をCategory:スタブの中に置いておくのを好む。
  • 本物のアンサイクロペディアンは冒険すると気分が良くなる。
  • 本物のアンサイクロペディアンはマッシュアップという概念を好まない。もちろん、自分が後からネタに参加したいなら別だ。
  • 本物のアンサイクロペディアンに管理者は無用の長物だ。管理者は必要悪。管理者は草取り屋やスパムの生成装置や、ニンジャスター獲得者やその他の精神欠格者と付き合うときのためにある。
  • 本物のアンサイクロペディアンは「〜ない」という限定を嫌う。よって本項目に書かれている事項は本物のアンサイクロペディアンによっても守られない。