UnBooks:朝起きたらカプ厨の私のとなりでルイズが寝ていた。

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朝起きたら私のとなりでルイズが寝ていた。

…え~、あんたルイズ知らないの!? 家にネット環境無いんじゃない!?
MF文庫Jから出てる『ゼロの使い魔』って小説があってさ、それのヒロインなのよ。アニメ化もされて、釘宮理恵が声当ててたんだって。ほら、神楽とか虎丸の。そうそう、ツンデレ乙な感じで。

私は死ぬほどびっくりしたわけよ。すっげ~可愛いんだわ、近くで見たらさ。
なんでいるのかにも驚いて、どうせならリョーマくんとか薬研ニキだったらよかったのにとか考えちゃったりとかして(笑)。
とりあえずどうしたもんかと考えあぐねてるとルイズが目を覚まして、私の顔を見るなり「誰よあんた!」って腰を抜かして…違うっつーに。私の寝起きスッピンが酷いってわけじゃないってーの(笑)。
驚くルイズは、直後にこー言ったんだよね。

「サイトはどこ!? サイトはどこにいるの!?」

私の方は見向きもせずに、キョロキョロとあたりを見回してね。

ええ、そりゃあもう。




きゅんと来ましたとも!!!



「サイルイ来た~~~~~ッ!!」て私は胸中で弦ちゃんみたいにはしゃいでたね。
サイルイ派の私、大勝利。離れていても常に心は一緒なんだって! くぎゅボイスでサイトの名を呼ぶルイズの姿は愛おしかった!
その時私は確信したのよ。ルイズはサイトと幸せになるべきだって。うんうん、間違ってなかったんだ、私は!

…ああ、サイトってのは『ゼロの使い魔』の主人公ね。日野聡。神威。そうそう、他のアニメでも釘宮相手役だったよ(笑)。

私は急いで身支度を整えると、戸惑うルイズの前に立ちはだかり「一緒に平賀君」…サイトの苗字よ。「探しましょう」っつったわけね。
ルイズは「なんでサイトのこと知ってんのよ~~!!」ってあらぬ疑いをかけていたけど(笑)、『ゼロ魔』のことは話さないようにして、とりあえずサイトの近所に住んでた人で、失踪したサイトを心配してたってことでルイズを説得して、二人で冒険の旅に出たの。
いや、マジで冒険。私もハルキゲニア…つまり『ゼロ魔』の世界にいたわけね、なぜか(笑)。

ルイズと一緒に野山を駆け回り、盗賊モンスターから逃げたり戦ったりして、まるでRPGの世界に飛び込んだみたいだったな。
旅の途中、ルイズったらサイトの事が余程心配なのか、ずーっと「サイトは無事なのかしら」みたいなこと言っててまたキュンって来ちゃったな。
「大丈夫! 何があってもミス・ヴァリエール(ルイズのことね)は平賀君の元にたどり着けますから!」って励まして、三日三晩の放浪の末についに私たちはトリステインに辿り着いたんだ。

ヴオオオオイ!! マジでドラゴンが飛んでるんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」みたいにはしゃぎまわる私にルイズもちょっと引いてたみたいなんだけど、そこにタバサ…ルイズのお友達ね、そのタバサが竜に載って降りてきたの。
タバサが言うには行方不明になったルイズを探してみんな大騒ぎしてるんだって。
私はタバサの乗ってきた青の竜の背に~乗って~(中島みゆき風に)魔法学院に戻って、サイトと対面したわ。
サイトを見るなりルイズは顔じゅうくしゃくしゃにして彼の胸に飛び込んでいった。

やっぱりルイズは、サイトのそばで見せる笑顔が一番かわいい。

私は行ってきたことに悔いなんてなかったってことを悟って、魔法学院から去ることにした。
二人に永遠に幸せが来るように願いながらね。





そんな夢を見たわけよ。

朝起きたら、隣に昨日買ったばかりの、『ゼロの使い魔』21巻があった。

辛いことはあったけど…まだ『ゼロ魔』の世界は終わってなんかなくて、あの世界ではいろんな愛が生まれてるんだなあって。





そう思って、目から涙がこぼれた。


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