UnBooks:意味がわかると怖くない話

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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聞いてください。この前、会社から家に帰るときトッテモ怖いことがあったんです!

その日は残業で普段よりも遅くて、夜11時ぐらいに会社を出たんですけど、
こんなに遅く出歩いた経験もないし、なんか怖いなぁと思いつつも、
わざわざ遠回りして人の多いところを通るのも、ますます家に着くのが遅くなるだけだしなあと思って、
普段どおりの人気のない道で帰ったんです。

なんだか嫌な感じがするなあ、と思い思い歩いていたんですが
途中のまだ人気のあるところまでは何でもなかったんです。
ところが途中から全く人気のない、両側が高い壁で覆われている住宅街に入りはじめた瞬間に
「コツ....コツ...」と足音らしきものが聴こえはじめたんです!

最初は気のせいだと思っていたんだけど、明らかにはっきりと聴こえ始めて、
怖くなって更にスピードを上げると、向こうも追いかけてくるかのように足音のテンポが早くなるんです。
地面に映っているのは相変わらず自分の月影だけ。
前に人が居るなら見えないはずはないし、後ろを歩いてきているならその人の影が見えないはずはない。
影が見えないぐらい遠くの後ろにいるのかも、と思ったけど、音は意外に近いところから聞こえてくるんです。

それもどこから聴こえてくるのかよく分からない感じで、
前からといわれれば前からだし、後ろからといわれれば後ろからの気もして、
それどころか右や左の壁しかないほうからもコツコツと聞こえてくる気がする・・・。

恐ろしくなった私は、勇気を出して、いちど立止まってみたんですけれど、
すると向こうも合わせたかのようにピタリと足音がやむ。
怖い怖いと思いつつも、がんばって後ろを振りむくと、案の定だれもいない。
電信柱など隠れられそうな場所も近くにないんです。

しかしまた歩き始めると、近くのような遠くのようなところから「コツコツ....コツコツ....」

元からびびりの私は、一気に全速力をあげて走りはじめたんですけど、
すると向こうの足音も物凄いスピードで追いかけてきて・・・・(((( ;゚Д゚)))

なんとか家には無事に帰れたんですけど、結局あれはなんだったのか・・・・。
いまだに思い出すと恐ろしくて、今は違う道をとおって通勤しています。

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