UnBooks:初心者入門

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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はじめに[編集]

本書初心者入門では、ある道の初心者を目指す経験者のあなたのために、如何に初心者らしく振る舞えるかを教授していきます。

初心者たる意義[編集]

まず、何故初心者らしく振舞うことが求められるのでしょうか。 それには、様々な理由があります。

ひとつには、初心者として振舞うことによって、ハードルが下がるという点です。 ゲームでも、スポーツでも、プレイヤーには「初心者」と「経験者」がいます。 その上で両者に同等の技量を要求するかというと、そうではないのです。

サッカーリフティングであれば、経験者なら50回でも100回でも蹴り上げることを要求されるでしょう。失敗すれば、罵倒、嘲笑の対象とされます。自尊心をズタズタにされるまで攻撃が止むことはありません。 しかし、初心者であれば数多く蹴り上げることはさほど要求されません。 5回続けば歓声が上がり、10回も続けばギャラリーは総立ちとなることでしょう。 また、1回もリフティングできなかったとしても「仕方ない」のひとことで解決して貰える可能性があるのです。 加えて、熟練を要する危険な技能が初心者に回ってくることはまずありません。

このように、初心者だと偽ることで楽をすることができるわけです。

二つめには、初心者だと称した上で他を圧倒することによる賞賛の存在です。

経験者は初心者に高い技能を要求しないことは述べましたね。彼の予測では初心者の技能は「最低クラス」です。しかし、そんな初心者がとてつもない能力を発揮し、高い成果を上げたとしたらどう思うでしょうか。驚愕することと思います。そうして「こいつは天才だ。○○年に一度の逸材だ。」などと担ぎ上げられ、ホープとして崇拝されることでしょう。

初心者らしく振舞うために[編集]

さて、では経験者が初心者であるかのように振舞うための方法について記していきましょう。

  • 質問する
頻繁に経験者に対して質問をしましょう。これにより「自分は何も分かっていない初心者です。教えてもらわないと何も出来ません。」と言いたげに質問を繰り返してみましょう。多少ぶりっ子っぽくしても構いません。経験者に「こいつは俺がいないとなにも出来ないんだな」と思わせれば、経験者は優越感を味わえるようになり、あなたに色んなアドバイスをしてくれるに違いありません。
  • 失敗する
特にスポーツにおいては「実演」の行程があるかと思います。経験者の指導に従い、素振りなどをやってみるわけです。この時に大事なのが、「わざと失敗する」ということです。テニスのラリーなど、経験していればさして難しくないことであっても、上手に実演してはいけません。空振る、ずっこける、手元がすっぽぬける、ラケットを投げてしまうなどの失敗を必ずするようにしてください。この時点で余りにも上手であると経験者だと疑われてしまうからです。また、普通はしないような失敗を連発することによって質問の項で挙げたような効果を得ることが出来るのです。
  • 努力する(ようにみせる)
要は上で述べた失敗の程度を少しずつ軽減していけばよいのです。指導している側にも「ひとりのドジな初心者を上達させた」という実感を与えられます。
  • 勝利する
しばらくして経験者と勝負する機会があるかと思います。この時にめいいっぱいの力を発揮して相手を負かしてください。きっと最上級の賞賛を与えられることでしょう。
  • 感謝する
勝利しても、奢らないようにします。優越感は自分で味わっておけばOKです。勝利したら指導してくださった経験者の方に最大級の感謝をしましょう。こうすれば指導してくださった方の鼻は高くなります。あなたは彼に依存できるようになるでしょう。

関連項目[編集]