UnBooks:ガチムチパンツレスリング 第一幕

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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原典:本格的 ガチムチパンツレスリング

ガチムチパンツレスリングのビリー・ヘリントン

アッー!アッー!アッー!」

俺のマウンティングを喰らったその男は、まるで板東英二のようなシャクレた喘ぎ声を放つ。

ここは某スポーツジムにある遮蔽された一室。いるのは俺とこの男の二人だけだ。

今、俺とこの男は互いに肉体言語で熱く語り合っている。つまりは…そっちの道ってことさ。

知ってのとおり、アメリカでは同性愛はご法度だ。公道で男同士が接吻でもしたら、即座にノンケのポリ公に撃ち殺されちまう。

だからこうしてカタコンベで逢引しなけりゃならないのさ。全く、不便な事この上ない。

俺はその男をうつ伏せにし、背中を膝で押さえつけたまま勢いよく両腕を引っ張る。

「どうよ、あぁん?」

「お前、人のモノをッ…!」

どうやらこいつは俺と肉体で熱く語り合っているうちに勃起してしまったらしく、うつ伏せ状態で勃起したモノが床に当たって感じてしまうらしい。肩の痛みよりアソコの感触のほうが気になるとは、さすがコイツと言うべきか。

「逝け!なんばパークス!!」

俺は興奮のあまり2D格ゲーのキャラのように技名を叫んでしまった。難波パークスっていうのは日本で有名なゲイ・レスラー、阿部高和が編み出した必殺技らしい。この技を会得する事が、ゲイレスラーへの第一歩だ。

「農夫!農夫!」

その男は大声で助けを呼んだ。

「GAYBAAAAAAAAAAAAAAAAAR!!」

ここはゲイバーだノンケは来るなよ!と叫んだ。

「あぁっ、イった…♡」 言うまでもない。

俺は迷わず伏しているそいつのパンツに手をかけ脱がした。ボクサーパンツの下からは、真珠のような純白のパンツが現れた。

「あぁん、ひどぅい♡」

男はまるで自分の分のアイスクリームを食べられてしまった子供のように悲しい声で呻き、憂いの表情を見せた。それを見た瞬間、突如俺の心の内に罪悪感が湧き上がった。脱がさなきゃよかった、と一瞬後悔したが、今更悔いたところでどうしょうもない。

「結構すぐ脱げるんだね、仕方ないね」

脱がしたパンツを投げ捨てながら俺はそう言ってお茶を濁した。過ぎたことは忘れろ、それに俺とお前の中じゃないか。パンツ脱がしたくらいでくよくよするな。

「風神雷神、富竹ションベン」

俺はそういって男に立てと促した。この台詞は俺達ゲイレスラーの間で盛行している、相手を鼓舞する励ましの言葉って奴だ。

「最強」 「とんがりコーン

男は前転しながら俺の台詞に対して阿吽の呼吸で枕詞を返す。どうだい、このツーカーぶり。世界中のどんなオシドリ夫婦よりも良い相性だろう?

「とんがりコーンOK?」

燃料補給にとんがりコーン食ってもいいんだぜ?と俺は言ってやった。何て優しいんだ。だがそいつは俺の善意に対して無愛想にもこう返した。

「NO、テリー(人違い)、おいなりさんは3時のおやつだ」

俺は「おいなりさん」なんて言ってないしテリーマンでもないぞ!?しかも間違った上に断りやがったよコイツ、まったく。。。可愛くない奴め。

だがそう言ったかと思うと、途端に口調を和らげて甘え始めた。

「いつだってあるよキンピラ、相変わらずケツ欲しい、いいな?」

とんがりコーンキンピラ味(こいつのお気に入り)はいつだって喰える、今の俺はお前のケツが食いたくてしょうがないんだ、だぁ?嬉しい事言ってくれるじゃないの!

「9時に弁当食べたぁい♡」

甘えん坊な兄貴。

「なぁ?」

俺は無視した。男は黙って身体で語れ!そう言ったつもりだった。こいつも俺の言わんとしている事を汲み取ったのか、それ以上戯言を垂れることなくファイティングポーズに移行した。

「リンゴ珈琲だって石井さん」

リンゴ珈琲という技をかけるぞ、と親切にも前もって俺に忠告してくれた。まるで敵に向かって今から奇襲をかけますよと言うほどのおマヌケっぷりだ。まぁ、そこが可愛いのだが。

…俺がそうこう思っているうちにそいつは言ったとおりリンゴ珈琲を仕掛けてきて、俺は反撃する間もなくそいつにマウンティングされてしまった。あと俺は石井さんじゃない。いつになったら俺の名前を覚えてくれるんだこいつは

「Now even score(これでおあいこだ)」

そいつは二、三度、俺のケツに陰部を押し付けた後、俺がさっきそいつにやったように俺のパンツを脱がした。まさかパンツを脱がし返されるとは思ってもいなかった。ボクサーパンツを脱がされ、俺の紐パンが露出する。

「あれだな?見せかけで超ビビってるな」

紐パンはいてるのがバレて恥ずかしくて仕方ないんだろう。とでも言っているのだろう。余計なお世話だ。

オビワンいくつくらい?31…?」

いきなり関係ない話題を始めるのがコイツの癖だ。そして自分から話を振っておきながら、話の終わらぬうちに攻撃を仕掛けてくる。

すかさず俺も防戦し、社交ダンスを踊る紳士淑女のように身体を絡ませぐるりぐるりと回転した。 しばらく膠着状態が続いたが、俺のほうが後ろを取られ、固め技を喰らってしまう。

「あぁん?あんかけチャーハン?」

俺に勝ったらおまえの大好きなあんかけチャーハン奢ってやるぞ(スカトロプレイの隠語)と言って俺の反撃を誘ってやがる。畜生。見くびりやがって。だが反撃に転じようにも固め技から抜け出すことが出来ない。

「あぁん?最近だらしねぇな?最近だらしねぇ…ってエロいな!あぁん?卑猥かぁ?」

そいつはがっかりしたように俺の不甲斐なさを詰ったが、俺が悶えている様があまりに魅惑的だったのか、この野郎、俺をどぎまぎさせようってのかとでも言いたげに俺のケツを叩いた。軽やかな快音が部屋にこだまし、俺はオルガスムスへと高潮してゆくのであった―――――。

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