UnBooks:カダフィーちゃん

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

オープニング[編集]

カダフィーちゃんと大きなおもちゃ
砂漠のとびら 開いてみましょ
みんなでافتح يا سمسم 呪文を唱え
おはなしの くにへ

かわいいカダフィー[編集]

ある 小さなテントに、ベドウィンさんという、遊牧民の夫婦がすんでました。
黄ばんだ布に、とかは特についてないおうちなの。
ベドウィンさんは動物が大好きで、ヤギさんや、さんや、いろいろな家畜を育てていました。
毎日おさんに乗って、家畜を連れて、放牧したり、売りに行ったり。
おくさんは家のおそうじをしたり、ベドウィンさんのためにお料理。
時々する内職では、きれいなかごを作ります。
ある日、あまくておいしそうなナツメヤシを買いました。
ナツメヤシの形を見ながら、ベドウィンさんのおくさんがつぶやきました。
「はやく、赤ちゃんがほしいわ。
そしたら、かわいいサファリ柄の衣装も縫ってやれるし、あなたはお馬さんを買ってやれるわ」
で、ある晩、革製の天井をコトコト叩く音がしたの(ガラス窓がないの)。
おくさんはテントの外を覗いてみました。
すると、あら、天から声が。
声は言いました、「願い事を、かなえてあげましょう。赤ちゃんは、もうすぐ生まれます」
そう言うと、偉大なる予言者の声は、聞こえなくなってしまいました。
ベドウィンさんたちは、うれしくてたまりません。
それからまもなくして、赤ちゃんが本当に生まれたの。ベドウィンさんたちは、「カダフィー」と名付けました。浅黒くて、野心家の、誇り高きリビアの狂犬です。
カダフィーちゃんを見に、ネコさんやロバさんやひよこたち、そして後にはさんまでもやってくることになります。
「まあ、なんてちょこざいんでしょう」と、ブルドッグさん。
カナリアたちは、「ねえ、カダフィーちゃんと、あそんでもいい?」
でも、カダフィーは狂犬なの。
カダフィーは、まだ軍人だから、影でたくさんテロルしなくてはね。
カナリアさんやタカさん、それにブルドッグさん、みんな、そうっと帰って行きました。
護衛の美女は静かに入口の幕を下ろしました。
カダフィーちゃんはしゃあしゃあとしています。
なにはともあれ、
おやすみなさい、カダフィーちゃん。

カダフィーちゃんのうた[編集]

みんな大好き
カダフィー、カダフィー、カダフィーちゃん、みんなだいすき、
ごつい顔に派手な服がスーテーキー
カダフィー、カダフィー、いっしょに、あそびましょう……

カダフィーとラクダ[編集]

ある日、カダフィーちゃんは、いろいろ考えたの。
大きくなったら、お父様にラクダを買ってさしあげましょ。
そしたら、王族と同じに振る舞えるわ。
立派なラクダで、きれいなお花が一つも咲いていない砂漠を走ったら、さぞかし気持ちいいでしょうね。
カダフィーちゃんは、ナセルが大好きなの。だから、お池では、アヒルさんたちに、
パンをあげよう。腹ペコのアヒルさんたちは、あっという間に平らげちゃうわ。
演説をするときは、口を滑らせないよう、ちゅういしなくては。うっかり、大国とぶつかったら、たいへん。
それから、急な空爆の時は、一生懸命逃げ回ることね。大きくなれば、わたし、力も強くなるから、きっと大丈夫。
タカさんのお家は、海の向こうにあるの。屋根は白くて、その中は真っ赤。とっても悪趣味よ。わたし、タカさん、だあいっきらい。会うと、いつもきついトマホークを食わされるの。
帰りは下り坂で、もうどうしようもない。マンホールの中までは、あっという間。わあ、なんてたのしいんでしょう。
でも、気をつけよう。誰かに見つかったら、怪我をするし、だってめちゃめちゃになるわ。帰りも、反対派に見つからないように、こっそりと帰りましょ。
真っ黒い銃口が現れたら、きっとが降るわ。そしたら、わたしはみどろ。
でも、へっちゃらよ。カダフィーちゃんって、なんでも楽しく考える天才なんです。
おうちについたら、ピストルをピカピカになるまで、磨こうっと。


でも、これはぜーんぶ、カダフィーちゃんが心の中で思ったことなんです。とにかく、まず、政権を取り戻さなくちゃ。政権を取り戻したら、大きなラクダに乗って、どこへでも行けるもん。
それまで、まっててね。(2011年10月20日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第19回執筆コンテストに出品されました。