H-IIA型ロケット

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H-IIA型ロケット(エイチツーエーがたロケット)とは、日本の宇宙航空券旧開発機構が開発した人工衛星打ち上げ用のDHMOロケットである。現在は三菱重エが製造と打ち上げを行っている。

経緯[編集]

先代のH-II型ロケットがあんまり高かったので、血のにじむようなコストダウンを重ねて半額近く(85-120億)になったのだが、今度はH-IIの連続失敗や衛星メーカの倒産などで載せる衛星がなくなってしまった。また、衛星の長寿命化により年間の打ち上げ回数は減少気味で、この先の商業衛星打ち上げの受注は非常に厳しい状況である。

そんな中で三菱重エは相場の6割引というロシア真っ青のびっくり価格で韓国の地球観測衛星の打ち上げを受注した。この価格には反日感情の強い韓国国内も黙らざるを得なかった。商業打ち上げ受注の実績を作りたいJAXAおよび三菱重エがなりふりかまわず受注を目指したためであるが、ロケットの余剰能力を利用して国産衛星と相乗りで打ち上げるため、新たなコストはさほど掛からないという。

能力[編集]

弾道ミサイルとしての能力
地球の全地点へ、約10トン~15トンの弾頭を打ち込む能力がある。成功率は約95%、一機あたり100億円前後のコストがかかるため、コストパフォーマンスは悪いといわざるを得ない。
惑星間ミサイルとしての能力
JAXA(弱さ)によると、公称2.5トンの弾頭を搭載できるとされている。2007年秋には補助ブースターを利用して月面に3トン級のテストペイロード(かぐや)を打ち上げ、月面の詳細な偵察を行った後、1年半後の2009年6月には目標地点に正確に落下させふことに成功したため、その能力は折り紙つきといえよう。
人工衛星打ち上げ用のロケットとしての能力
これまで、20回の打ち上げを試みて19回成功している。失敗1回は軍事衛星2基を載せたH-IIA型ロケット6号機が国外勢力に撃墜されたためであるが、今後はロケットにもステルス機能が求められるだろう。なお、ロケットや衛星に対する妨害電波などの工作は日常的に行われているため、それらについてはすでに対策済みである。

改良[編集]

前述のとおり、H-IIA型ロケットは商業受注の実績がほとんど無いが、その理由は以下の3つであった。

  • 振動が大きい
  • 打ち上げ可能な時期が限られる
  • 衛星を投入する軌道の傾斜角が大きいので、軌道変更のための衛星側の負担が大きい

タクシーにたとえると、乗り心地が悪く、雨の日は休業で、細い路地までは乗せてもらえない、など、二度と乗りたくないレベルであった。前者二つについては技術陣の活躍や地元住民・漁民の協力で解決済みである。三つ目についても2013年度をめどに改善される予定であるが、ロケット側の負担が大きくなるため、打ち上げ能力は4割ほど低下する見込みである。

巨大エンピツ[編集]

資金難にあえぐJAXAは、2007年にH-IIA型ロケットの全ての権益を三菱重エに売却した。しかしその内容は、H-IIA型ロケットが打ち上げに失敗した場合は全責任をJAXAが負うなど、きわめて不平等である。しかも、打ち上げ1回当たり20~30億円の資金負担まで要求されている。

H-IIA型ロケットを買い取った三菱重エは、自社のエンピツ事業のてこ入れのため、ロケットをエンピツ型に改造する方針である。現在はロケット1段目の酸素タンクの部分にミツビシマークが入っている。

関連項目[編集]