B級映画

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B級映画( - きゅうえいが)とは時間、脚本、予算俳優、冗談、演出、給料、宣伝、音楽、覇気、結末、公開のいずれかを省略した映画作品のことである。別名を駄作という。

概要[編集]

低予算のために、大道具や小道具、特撮などがあきらかにショボい映画である。かつてCGはたった数秒の撮影に億単位の費用がかかる金食い虫な技術であったために、SF映画やホラー映画などでは予算不足でCGを使えずショボい特撮でごまかさざるを得なかったため、ほとんどB級映画でもあった。最近では逆に、多くのエキストラを使ったりいちいちセットを作ったりするよりもCGで演出する方がはるかに安上がりであるために、SF映画やホラー映画などはなんでもかんでもCGでごまかしたようなB級映画が多くなっている。

簡単にまとめるとアイデア・構想や監督の脳内イメージは壮大だが名も売れてないし金もないということ。例えるならば大学学園祭の自主製作映画、もしくはおはよう!こどもショーがちょっこし頑張ったようなモン、と思ってくれればよろしい。但し凄まじい大金を掛けたり大作と言われたが劇場公開で大コケしたり評判が悪かった場合(例:アルマゲドン―デタラメ科学考察の集約)や原作レイプ(例:「死霊の盆踊り」―名作「Orgy Of The Dead」を某ゲーム会社によって勝手に脚色・改変)をした場合もB級映画と言われることがある。その有様から「ボンクラ映画」と呼ばれることもある。

歴史[編集]

B級映画はから存在したが、ビデオデッキDVDプレーヤーの普及、さらにはレンタルビデオ店の全国的展開に伴い映画館から家庭へと活躍の場を移した。その上、ハンディカムビデオカメラやパソコンの普及で個人でも簡単に映画制作が出来るようになったためそのような「これ同人作品だろ?」「SOS団が作ったんじゃねえか!?」的な商業作品も最近見かけるようになった。

特徴[編集]

世界観・シナリオ[編集]

B級映画でありがちな台詞と行動の例。
見せ場が無い為、無理矢理お涙ちょうだいを誘ったり、その後の場面に合わせるため登場人物が有り得ない行動をとる。前行ったことと意見が一致しない、すぐに忘れる、なかったことにされるなどと言うことも珍しくない。
  • 説明不足
作中で語られる内容が異常に少ないか、もしくはパルスのルシがパージでファルシがコクーンなトンチンカンな用語が異常に多く解説ばかりで面白みに欠ける。にもかかわらず登場人物はMMR富樫・虎丸もかくやというほどノリノリでリアクションしまくる(もしくはノリが著しく悪い)。
どんな爆発災害でもほぼ無傷で生き残ったり敵の銃弾がなぜか一発も当たらなかったり、またはその逆で血だるまになってブスブス刺されまくり蜂の巣にされ瓦礫の下敷きになっても「根性だ~!」とか言っていれば生き延びて動き回れるなどと、普通ではあり得ない奇跡が次々とおこる。
素人が制作すると多いパターン。物語の流れや当初の目的が途中で失われ、死が迫る不治の病魔法少女との切ない恋愛物語のはずが主人公UFOに誘拐された途端少女の不治の病は回復してしまい、主人公を探すために探偵となったところ抜群の推理力と魔法を使って指名手配の容疑者を捕まえることに次々と成功して懸賞金を荒稼ぎするもののギャンブルに溺れ犯罪行為に走るが良心の呵責に苦しみ遂に自首をしようと決心した時突然タイムマシンに乗った10年後の自分によって江戸時代に連れていかれ、越後屋に仕向けられたニンジャたちを次々と特技の剣術で懲らしめ庶民の英雄となったかと思いきや追い詰められた忍者が太古から伝わる封印を解いて出現した巨大怪獣が暴れ回るがそこで海底から出現した巨大ロボットに乗り込んで怪獣を撃破し迫りくる隕石を迎え撃つなどというような意味不明な結末を迎える。
そして脇役の何人かは途中でフェードアウトし完全に忘れられる。
  • フェードアウト
登場人物が生きているのか死んでいるのかもわからないまま、二度と登場しなくなる。喩えヒロインでもお構いなしに。
一作品に一人以上は居るであろうDQN。調子づいて速攻で死んだり作中で改心して仲間を救ったりとオールマイティーな設定が行われる役回り。
  • お色気
ホラー映画にありがちなパターン。突然、無意味なお色気シーンが挿入される。序〜中盤において茂みでいちゃつきだしたり怪物登場後の生死に関わる重大な局面なのに空気も読めずにコトをしようとしたカップルは確実に死ぬ
ありがちな世界観の例
  • 世界が終わっている
何もない砂漠、または砂に埋もれて廃墟化した建物が疎らに点在する中で物語を進めたり闘いを執り行う。ゴタゴタしたセットを組む必要がない為に非常に安上がりで、場所が場所だけに市街地の封鎖や貸切も行わずに済む。稀に大作映画においても見かける。
B級映画に不慣れな者は「終わってるのはお前の映画だよ!!」と発作的に言ってしまうかも知れない。
  • 科学的考証の省略
この手の映画にはアイデア勝負のSF映画が多い為、コアの回転が止まって地球丸焼けだの、隕石が都市部のみを目掛けて落ちてくるだの、アメリカの属国だけが沈没するだの深海に沈んだ帝国が宇宙人と交流して地上人をやっつけるために怪獣を派遣してもらうだの2012年に全世界が滅ぶだのと科学的考証を無視した、またはメカニズムについて劇中で一切の説明がない映画がある。こういうのは柳田理科雄に任せよう。
  • 素人さんががめちゃくちゃ凄い
素人が一切の訓練無しに単独でシャトルに乗り込み宇宙に行って地球を救ったり、街の変わり者が天才で地球の危機を救う計算をやってのけたりする。
逆に特殊部隊はザコの集まり、噛ませ犬にされる。
  • 爆発オチ
悪の組織や怪物をとりあえず爆破(または爆破による落盤など)で壊滅させる。収拾がつかないくらい強大な相手にはこれが一番である。いわば一種のデウス・エクス・マキナ

演出[編集]

切り詰めるべきところから切り詰めていくため、最終的にはこうなる
  • CG
見た瞬間に「ショボっ」や「なんとなく溶岩だな」、「っぽいな」、「これプレステ1?」、「グロンギの爆発シーンより適当だな」、「SOS団に作らせたんか?」と言うようなCGである事が多い。
  • 被り物
顔〜全身まで安く薄くで済ました特殊メイクの怪物。ほとんど裸という場合も。
  • 演出のカット
本来映すべき対象(予算が潤沢にあれば合成や着ぐるみで何とかなるシーン)を写さないようにして、人々の驚き顔ばかり映す。これでは何が来ているのかすらわからない。
金がない為、どこかの大作映画の爆破シーンや災害シーンを「お前の物は俺の物」といわんばかりに使い回す。例えば…
列車事故のシーンでは「マネートレイン」がよく使われる。
地震のシーンでは「ダンテズピーク」が多い。
ビル爆破シーンは「ラッシュアワー」が多い。
見せ場をどれくらい使い回すかは監督による所が大きい。特にエド・レイモンド監督はやたらと使い回す。最も凄いのはプライムウェーブ配給の「クラッシュポイント・ゼロ」で、見せ場は4箇所程あるのだが全てが使い回しで先ず飛行機空中爆発→雪山墜落シーンと雪崩のシーンは「クリフハンガー」。山岳特急のシーンは「カナディアン・エクスプレス」。最後の橋大爆破は「ロングキスグッドナイト」から使われている。
但しこの手法には問題がある。観客が元ネタを見ていれば興醒めしてしまうのだ。
専門家が見ればすぐに穴が分かる。
  • 小道具がテキトー
机の上の事務用品等の作りや配置が非常にお粗末。武器の扱いもデタラメ。酷いのに至ってはぶっ壊れたままの武器やその他備品を使っていたりする。
  • 装備がバラバラ
アクション映画に多いパターン。軍の一部隊において装備がバラバラ。あからさまに軍用でない武器が登場したりする。
  • 明らかな世界設定の誤解
日本人なのに名前が「リー・ノブナガ」などのDQNネームだったり、チョンマゲが椰子の樹みたいになっていたり、三国時代の中国が舞台なのに火縄銃が出てきたりと、うろ覚えの知識で作っていることがバレバレの演出が出てくる。
  • 劇中の施設がショボい
劇中に出てくる政府の施設や大企業のビルの内部のはずが、異様に狭く息苦しさを感じられる程である事が多い。
  • 劇中の施設が限られ過ぎ
予算がないため施設を借りることもできなかった場合は、ギャルゲーのごとく本当に主人公の回りだけで物語が進む。それでいて世界の危機なんぞと言っている。
  • 露骨な尺稼ぎ
ただただ風景を写したり、やたら踊ったりして時間を潰す。カットなどというまだるっこしいことはしないんDA☆

その他[編集]

  • 劇場未公開
かつては劇場での公開を省略した映画は「お蔵入り」または「計画倒れ」もしくは「素人ホームビデオ」とも呼ばれ、関係者を除いてその内容は謎に包まれていたが、現在ビデオデッキなどの普及によりベールに包まれた真相は解明されつつある。
レンタルビデオに多い。文字通りビデオのパッケージで客を誘うのだ。
この手の詐欺には2種類あり、有り得ない程迫力あるパッケージでレンタル欲を誘い期待して見ると余りのショボさに閉口してしまうというパターンが第1である。
もう一つの方はたちが悪く、ヒット作品を真似た物で恐らくはレンタル客の勘違いを狙っていると思われる。代表的な作品に箱フェチ映画「cube」やピエロ人形強姦映画「SAW」を連想させる又は関連作品と思わせる物がある…が、当然全く関係ない。大規模布教組織TSUTAYAもこの手法に便乗し、それらの作品の側に置きレンタル回転率を上げている。これは地雷ツタヤトラップ(蔦罠)と呼ばれている。
  • 続編詐欺
リーマンショック以降、映画業界も不況の煽りを受けたせいか最近、大手映画会社の作品でもこの手の詐欺に手を染めるようになった。主にヒット作に多く制作会社、タイトルや原題等、形式的には続編なのだが内容、ストーリーが全く踏襲されていなかったり、大幅にクオリティが下がっているものがある。また、正式な続編ではない作品を邦題という形で勝手に続編化する場合がある。
  • 予告編が面白い
予告編が面白いといっても油断は禁物。予告編の編集技術だけは上手い。特に「圧倒的な迫力」「〜巨編」「究極の〜」「世紀の~」「史上最高の~」「超・大・作!」と妙に自信タップリのもの程注意。ワイは詐欺や! プロモーション詐欺や!!

対処法[編集]

ここまで読んでくれた事に感謝する。お礼にB級映画を誤って借りない為の対処法を以下にまとめる。

  • 映画を見ない
コンドームのように最もシンプルかつ確実な方法。
  • B級メーカーを避ける
B級映画配給元を参照のこと。
  • パッケージをよく確認する
パッケージを舐め回すように見ると真実が見えてくる。
「あっ!あった、あった」等と大作のビデオリリース日に新作コーナーから目当ての大作映画を安易に確認もせず即行で中身を抜いてレジに持って行くのはもってのほかである。
そんな事をしていると「トランスフォーマーを借りたはずがトランスモーファーだった!!orz」、「G.I.ジョーのはずがA.I.ジョーだった!!orz」等という事態に陥り酷い場合は家族全員を巻き込んでのB級映画鑑賞会を開催するハメになる事を肝に銘じておくべきである。
映画に関しては、もうあきらめなさい
  • パッケージに俳優の略歴を載せる
内容に自信がない証拠。一般的に主役が名前で釣れるぐらい有名であるほど、比例してB級度も増す。
  • 煽り文句
煽り文句と共に「!」があったら50%の危険性。「超大作!!!」などの自信タップリなものははほぼ間違いなく地雷
  • 迫力満点のパッケージ
怪物が乗り物を襲っている絵や都市を背景に核爆発の絵と共に上記の煽り文句があったら100%だ。
  • 有名作品の名前を使っている
マトリックスを超えるスタイリッシュアクション!」とか「SAWの理不尽さとCUBEの恐怖が合体!」とか……。実際はそれらの足元にも及ばない
  • ○○が大絶賛
これも危険。本当かどうかは怪しい。タランティーノ辺りが使われる。
これがキャッチコピーの場合はかなりの確率で危ない。
これも危険。
  • 解説員の手書きの紹介文付き
有名作品以外なら間違いなく(ときどき有名作品も罠)。実際に解説員は観ている模様。
実際に観た人が書いたいかにも面白そうな紹介文に釣られて借りて閉口しちゃった人はどうすりゃいいのよ?
  • エド・ウッド
この人の作品はゴミのような映画ではない。映画のようなゴミだ。
  • そもそも期待しない
間違っても胸を高鳴らせながら借りたりしないこと。休日の昼下がりにピザでもつまみつつゴロゴロしながら見る分には悪くない、というレベルの作品もたまにはある。たまには。
一緒に入っている大作映画の予告編の方が面白そうなこともしばしばある。しかし、B級映画のDVDに併録するということはつまり…。


尚、間違って借りちゃったあるいは観ている最中ならば、「この映画はツッコミを練習するための教材なんだ!」「この映画は後で皆でバカにして笑うために作られた映画なんだ!」と思うと少しは楽しめる。

B級映画配給元[編集]

  • アルバトロス
昔から今現在まで続いているB級映画界のゴットファーザー。「アルバトロスが放つ、超・大・作!」という宣伝文句がお好み。
予告編の合間や映画前に挿入されるロゴが変更されカッコ良くなった。
  • プライムウェーブ
90年代後半にB級ビデオ界に殴り込みをかけて来たメーカー。炎と煙のCGがそこそこ上手い作品がお好みなようで。
  • ニューセレクト
アルバトロスの右腕。
  • NEX
モンスターパニックがお好きなようで。
  • MID SHIP
これからいかにB級な作品をリリースするか楽しみである。
  • アートポート
ツマらない作品〜そこそこまで手広くカバー。
  • インターフィルム
稀に良作パニック映画をお取り寄せ。
  • フルメディア
アルバトロスの左腕。最近元気がない。
  • @ホームエンターテイメント
パッケージ詐欺ブローカー。
  • トランスフォーマー
パッケージ詐欺常習犯…だったが最近は多少観れる作品もリリースし出した。
  • トランスワールドアソシエイツ
かの「A.I.ジョー」を配給したことで知られる。最近は売れないのか性犯罪系にはまりだした。
  • 彩プロ
CGは上手だがストーリーは・・・。
  • 日活
続編詐欺には驚かされる。
  • GAGA
変な邦題がお好み。
  • ソニーピクチャー
大会社なのに最近になって過去の大作続編含めた幅広い作品でB級ビデオスルー乱発。逝ってよし。内容は「アッー!」な事が多い。
  • Universal
こちらも大手だが自らB級と認識する作品はビデオリリースする事は少なく、プライムウェーブ等に「ユニバーサル制作!!」という謡い文句でリリースさせる狡猾ぶりをみせる。
  • 20世紀FOX
世界不況以降、ソニーピクチャーズと同じドツボにハマりそうである。

B級映画の俳優[編集]

ハリウッド俳優にとっては蟻地獄のようなもので、一度落ちたらなかなか上がれない恐怖の存在。女性は少ないようだ。以下は蟻地獄に落ちてしまった俳優群。

船越が火サスの帝王ならこちらはB級界の帝王。

「前にブロークン・アローってのがあっただろ…主人公は俺だったんだぜ(泣)」 正反対にジョン・トラボルタは元気である。

刀3部作の完結編がコケたため仲間入り。今ではビデオスルーが多い。

日本名は大塚明夫。本業は調理師であり、気が向いたらテロリストを調理してしまう。一に首折り、二に首折り、三四がなくて、五に首折り。ついにはゾンビと戦い出したりしている。沈黙シリーズはB級まっしぐら。

ATフィールドを素手でぶち破れるが、俳優には無用の能力。最高傑作はリトルトーキョー殺人課セックスペンダブルズでは仲間を裏切った挙げ句、仲直りするという不思議ちゃんである。

ロッキー。スタスタ歩く乱暴者。 2010年度には自身が主演のセックスペンダブルズなる作品がヒット?

露出狂。ガラクタの道じゃないよ。それでも一応、Zの機動力とZZの攻撃力を持つ最強のヴァンダム。 一応、自虐的作品を作ってみたりもしている。

映画に対する思い入れを聞かれて「別に」と答えるなど不敬な輩である。 彼女にA級作品のオファーなどもったいない。彼女こそB級映画が相応しいであろう。

関連項目[編集]

世界のキタノ監督によるB級映画
Stop crap.png クソ記事に注意!!
この記事はクソです。筆者自身がそれを認めます。
Hartman.jpg 腐れB級映画はお前か!!
「Sir! 自分であります!! Sir!」
正直なのは感心だ。気に入った。家に来てこの項目をぴーしていいぞ。 (Portal:スタブ)