黒猫
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
黒猫(くろねこ)とは、全身の大半が黒い毛で覆われている猫。
[編集] 概要
黒猫は、古来より世界中の文明で不吉の象徴とされている。中世ヨーロッパにおいては魔女狩りによって黒猫が大量殺害されることは珍しいことではなかった。またペスト流行の際、ベルギーにおいて厄払いに大量の猫を塔から投げ殺した事実があるが、犠牲になった猫はほとんどが黒猫であった。現在も黒猫に対するこの観念は存在している。消費者金融などが掲げる「ブラックリスト」の語源は黒猫から来ているとされる。
このように世界中から忌み嫌われている黒猫だが、イタリアではその傾向は見られない。イタリア人は黒猫を愛し、黒猫であるというだけで年間6万匹もの猫が永久に安全で、費用も一切かからない、望みのものがすべて手に入る厚生施設に保護されている。
一方、ひねくれ物が多いイギリスの一部の地域などでは「悪魔が逃げていくから逆によい」という評価をされている場合もある。
それとは逆に昔の日本では『夜でも目が見える』等の理由から、『福猫』として魔除けや幸運の象徴とされ、黒猫の眼球は魔除け厄除けのお守りとしての価値を持っていた。そして黒猫は乱獲され、彼らの眼球は雄雌・老若にゃんにょ関係なしに引き抜かれていた。この風習は江戸時代まで続いた。
現代日本においては、西洋文明の影響からか黒猫に対する印象は、不吉なものであるという印象にすり替わっている。この印象の転換のきっかけとなったのは江戸幕府の鎖国体制が解かれたことである。
黒猫に対する悪印象が高まった結果、明治時代には「黒猫を気に入らない人物に送ると、その人物が不幸になる」といった呪いじみた風習が流行した。しかし、この風習は眼球を引き抜かれていたという今までの黒猫の境遇と合わさり、さらに西洋からの科学技術などの流入によって風習自体がばかばかしいものとされ冗談の種にされた結果、黒猫を送ることは「お前は眼をなくし、何も見えていない黒猫のようだ」という意味をもった、ある種の冗談じみた忠告の一種となった。現在ではこのような習慣はほとんどの地域で廃れているが、ごくごく一部の地域ではいまだにこの習慣が継続されているという。[要出典]

