黄金の太陽

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黄金の太陽(おうごんのたいよう)とは、任天堂が打ち上げた擬似太陽である。

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概要[編集]

2001年、任天堂はゲームボーイアドバンス(以下GBA)という当時最先端の携帯ゲーム機の勢いをより増すために黄金の太陽と呼ばれるロールプレイングゲームを発売した。このゲームを発売したのは任天堂だが開発したのはシャイニング・フォースシリーズやみんなのGOLFなどで知られるキャメロットである。作品は2作に渡り、1作目が開かれし封印、2作目が失われし時代というタイトルである。

ストーリー[編集]

1作目と2作目でそれぞれ主人公が違うが概ねの目的としてはエレメンタルと呼ばれる4つの属性と古代の技術である錬金術を巡る物語であり、ゲームの目的は文字通り「世界の崩壊を防ぐ」事である。あまりに深く追求するとストーリーの根底に触れてしまうため細かい説明は省くがまさに王道を往くRPGである。このストーリーによってタイトル詐欺の如くほとんど龍が出てこないゲーム最後と毎度銘打ちながら終わらないRPGとはまったく違うものとなり、まさに任天堂らしい作風によって素晴らしい輝きを放った。

ゲーム性[編集]

ジャンルとしてはロールプレイングであるが、まさに任天堂らしい王道にしてお手本のようなゲームであった。深いストーリーにアグレッシブで飽きさせない戦闘、そして子どもでも詰まない、かつ大人でも悩むような巧妙な謎解きは実に好評だった。ドラゴンクエストのように歩いて敵を倒すだけではなく、かといってただのパズルゲームに成り下がる事も無かった、まさに任天堂最盛期のゲームに相応しいものであった。ゲームバランスも丁度良く設定されており、攻めすぎると崩され、守りすぎるとジリ貧になるという攻撃・防御どちから一辺倒ではクリアできないような設計となっている。任天堂の金字塔として太陽を打ち上げるに相応しい作品である。

戦闘[編集]

上記で触れた戦闘であるが、黄金の太陽にはジンとエナジー、そして召喚というシステムが密接に関わってくる。ジンは精霊のようなものであり、キャラクターに装着すると能力の上昇、使用すれば特殊な攻撃や補助が可能である。ジンを使用すると一定時間「スタンバイモード」と呼ばれるモードに入り、このスタンバイモードのジンを使用して召喚獣を召喚して強力な攻撃が可能なのだが、これが一筋縄ではいかない。ジンを装着していると上昇する能力だが、スタンバイモードになるとこの効果は消える。つまりジンを使うと弱くなるが強力な攻撃を繰り出すためには必須、という事であり上手く調整しなければ召喚を出す前にやられてしまうのである。この按配が非常に重要であり、大きな火力を出すためには能力の低下というリスクを犯す天秤を良く考えなければならないのである。

またエナジーと呼ばれるものがあり、これは俗にいう魔法のようなものである。攻撃・回復・補助と一般的なRPG同様に万能だが当然同じようにエナジーポイントと呼ばれるものを使う必要がある。そしてこのエナジーはダンジョンの謎解きで使用するため戦闘で使いすぎると謎解きができなくなってしまう。何でもできるがエナジーが切れると何もできない、このジレンマはスタッフが調整を重ねた結果であるといっても過言では無いのである。黄金の太陽は戦闘面においても燦然と輝く太陽のようであった。

謎解き[編集]

パズルとしてはシンプルであり理解するために時間は掛からないが、エナジーと密接に関連した謎解きはユーザーを飽きさせない造りとなっている。ただ物を押すだけの単純なものから一定のエナジーを習得しなければ解けないもの、またそれらをあわせたパズルを仕込む事によって子どもから大人まで遊ぶ事ができるものに仕上げたのである。当然ながら詰み防止は成されており画面を切り替えれば解けていない仕掛けはリセット、何度でも簡単に挑む事ができる。GBAという容量があまりない携帯ゲーム機で長く遊ぶ事ができる工夫であり、しかしかつてのファミコン作品のように戦闘回数での引き伸ばしやうんざりするような街の往復をさせないための試みであった。この目論見は良いほうに向かい、これによって黄金の太陽は素晴らしい名作となったのである。

音楽[編集]

黄金の太陽のBGM関連を作曲したのはかの桜庭氏であり、多くの名曲がこのゲームのために創られた。しかしこの名曲たちには桜庭氏とスタッフたちの悲しいまでの努力があった。黄金の太陽はGBAのゲームだが、そのハードであるGBAは携帯機としてもスタッフがげんなりするほどにサウンド関連は脆弱であった。2001年といえばゲームキューブが発売した年であり、前年度の2000年はPlayStation2が発売している。このようなゲームハード最盛期にあってGBAのサウンドの性能を分かりやすく説明するならば、ファミコンのサウンドをモノラルからステレオにしてちょっと強化したレベルである、要するに大体ファミコンとどっこいの音源がGBAである。しかし桜庭氏はこのサウンドが致命的なハードにおいても決して諦めずにスタッフに向かって「GBAで出せる最高の音楽を創る」と意気込みを見せ、スタッフも懸命に答えたのである。結果的に黄金の太陽のBGMは素晴らしいものとなり、激しく華のある戦闘に添えるに相応しいものとなった。BGMにおいても黄金の太陽は煌いていた。

そして次世代へ[編集]

GBAで大成功を収めた黄金の太陽は新天地、ニンテンドーDSでさらに輝くために「漆黒なる夜明け」を発売した。ストーリーは前作から30年後が舞台となり、素晴らしいゲームとなるはずだった

太陽は地に堕ち、漆黒の夜が明ける事は無かった。

関連項目[編集]