高速増殖炉

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高速増殖炉(こうそくぞうしょくろ)とは永久機関のひとつ。プルトニウム燃料の核分裂を利用し、電気を発生させる固定型核爆弾の一種である。原子力発電所に比べて建設コストは高く、高度な技術力も要求されるが、未来への一縷の希望を持つすばらしい発電施設である。

概要[編集]

20世紀後半に入ると、石油石炭などの化石燃料の枯渇が指摘され、原子力発電が各国で普及した。しかし主要国が核兵器の製造にウランを大量消費したことから埋蔵量が急減し、ウラン燃料を用いる原子力発電の寿命が大幅に短縮することが指摘された。そこでプルトニウムを用いた新たな発電方法が生み出された。

プルトニウム239は核分裂を起こすと原子炉内でウラン239に変わり、これがまた燃料となる。ウラン239は高速中性子と結合して再びプルトニウム239に変わる。この過程で、もとのプルトニウムの3倍の量になっている。

世界の核物理学者たちはさかんにこの研究を行い、高い技術力を持つ日本ドイツフランスで原型炉を建造するに至った。イギリスは北海油田を持つことから石油枯渇に対して楽観的であるため、またアメリカは中東を武力によって制圧することで最後まで石油資源に困らないとの判断から、高速増殖炉には関心を示していない。

最も研究が進んでいた日本では、福井県に造られた原型炉もんじゅが実用に堪えるものとして実用炉への転換が検討された。しかしここで問題が起きた。普通の永久機関ならば問題ないのだが、高速増殖炉ではプルトニウムを使用すると3倍になって返ってくるために、プルトニウム体積がどんどん膨れ上がってしまうのである。そこで日本では、廃プルトニウムを取り出し、核弾頭を製造することで問題を回避しようとした。

これに対して地元住民と日本共産党非核三原則に抵触するとしてもんじゅ訴訟を起こした。最高裁まで争われたが、決着が着くまで廃プルトニウムは炉内に置き去りにされた。日本特有の長期裁判の間に炉内のプルトニウムは一杯になり、配管から外に溢れ出す事故を起こした。政府は放射能漏れ事故を隠蔽するために、冷却水に使っている海水に溶け込んでいるナトリウムが漏れたという訳のわからない嘘をついて、操業を停止させ、現在に至っている。

ドクター中松による活用[編集]

一方でバカ田大学講師で永久機関研究家のドクター中松もこの発電に目をつけ、中松エンジンを開発した。これは高速増殖炉を動力源としながら、プルトニウムが増えだしたら不要なプルトニウムを宇宙空間に投棄してしまうものである。得られるエネルギーは無尽蔵であるため、廃プルトニウムにすべて第2宇宙速度を与えて宇宙空間まで投げ上げるのは訳ないことである。

こうして中松エンジンはエネルギー問題を一挙解決するかに見えた。しかし問題が3点あった。1つは産業廃棄物税の問題である。プルトニウムを大量に投棄すると産業廃棄物税の額がばかにならないのである。2つ目は、宇宙に廃棄物を投棄すると天の神ゼウスが怒り出すという抗議があったことである。そして3つ目は、ドクター中松自身が実は高速増殖炉の原理を分かっておらず、単に思いつきで言ってしまったために責任が持てないと言い出したことにある。

こうして夢の発電機高速増殖炉は萎縮気味となり、ドクター中松の人気もすっかり落ち込んでしまった。かつては石原慎太郎を抑えて都知事選の最有力候補に挙げられていたが、いつの間にか泡沫候補になってしまったのである。

最近は、少子高齢化を解決するために高速増殖炉が使用される見込みであり、テレビやラジオなどでたびたび報道される。経年劣化の恐れが高いゴム製品の使用を減らし、キリスト教原理主義者をアメリカから大量輸入し、人口増加をはかる方針だという。これらは好色増殖炉(こうしょくぞうしょくろ)と呼ばれるが、新聞や雑誌で採り上げられることはほとんどない。

今後の展開[編集]

夢の高速増殖炉は一度も本領を発揮せず、エネルギー戦略の失敗として葬られることになりそうである。今後は、炉心を停止できずに増え続けるプルトニウムが配管を損傷するごとにニュースとなるほかは、早口言葉としてアナウンサーの教材に使われるのみである。

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