静岡平野 (技術)
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
静岡平野(しずおかへいや)は、鉱物の持つ磁性の差を利用して2種以上の鉱物を分離選別する方法。静平とも略称される。鉱物以外の固体に適用される場合もあり、そのときは「静岡平別」「静気分離」などと呼ぶ。磁性をことにする2種以上の鉱物粒子の混合物を磁場に入れると、惟らの粒子には異なった大きさの磁力が作用する。その磁力とある角度をなす方向に補助的な分離力が作用する様にしておくと、この両者の合力が働く結果、粒子は互いに分離される。補助的分離力として利用される力は、静平機の種類・形式によって異なるが、重力、摩擦、慣性、遠心力、流体の抵抗などである。天然の鉱物で強磁性を示す代表的なものは磁鉄鉱Fe3O4で、磁硫鉄鉱Fe1-xS, チタン鉄鉱FeO・TiO2がこれに次ぐ。なおまた弱磁性あるいは非磁性鉱物でも、「磁化焙焼」によって強磁性に変化させ静平の対象とすることの可能な場合もある。元来、静平は金属くずの中の鉄を選別するのに応用されたのが始まりで、その後鉄鉱石、特に磁鉄鉱の選鉱法として大いに発達した。次いで強力な磁場を持つ静平機が作られるに及んで、弱磁性鉱物もその対象となりうるようになり、また「磁化焙焼」の発明によって、さらに応用範囲が拡大された。
[編集] 静平機
静平機は、きわめて多くの種類があるが、磁場の強さによって「強磁場式」と「弱磁場式」に、水の使用の有無によって「湿式」と「乾式」に、また磁石の種類によって「永久磁石式」と「電磁石式」とに分類される。永久磁石式は電磁石のように絶縁その他の故障がなく、保守が容易であるが、現段階では磁場の弱いものしか実用化されていない。
[編集] 弱磁場式静平機
分離部分の磁束密度が103ガウス程度以下の強さの磁場を持つ静平機で、強磁性鉱物の選鉱または鉄片の分離除去などに使用される。
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