出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

(れい 0 zero)または霊魂(れいこん 0, zero-comma)とは、動物の肉体に宿っているとされる謎な存在でありながら、死後は天に昇ってゲーム三昧マンガ三昧のNEETになったり、奈落へ堕ちてひたすら閻魔様にエクストリーム・謝罪したり、稀に現世に残って、生前なし得なかったことを試みたり恨めしい者に嫌がらせしたりする、なんとも自由で気ままな存在である。

目次

[編集] 概要

一般に霊と言えば本体の死後、現世に残っている霊を言い、中でも心霊現象を引き起こすと考えられるものを悪霊と呼ぶ。本項では面倒くさいので、悪霊の解説は心霊現象の項に任せるとする。

動物、特に人間の肉体に宿っている状態の霊は、上記の霊と区別して霊魂とも呼ばれる。この霊魂こそが「自分」の正体であるという説もあるが、自分自身なのに、自分自身が自分自身を見ることも触ることもできないという、なんとも理不尽な説である。

「自分」を探求する漢達の熱い人間ドラマを見たいという読者の諸君は、自分の項目を参照してほしい。きっとがっかりするだろう。

[編集] 霊、霊魂の詳細

霊は数学の0(零)に近いが、そのあり方は大きく異なる。0がそのものであるのに対し、霊は無のようなものであり、早い話がまるで空気のように存在感の薄いもの、という事である。

[編集] 霊の分類

  • 地縛霊

死んだあともその場から動こうとしないひきこもり思考の霊。とにかくひきこもりな為、自分のテリトリーに入ってくる人間に対して攻撃する傾向がある。近づかなければ何もしないので放っておいてあげてください。自宅警備員の方々はこれになって死後も自宅を警備する。

  • 浮遊霊

いつまで経っても定職につかず遊び歩いているあんちゃんのごとくプラプラしている霊。遊び歩けるので、一番楽しい。一番人気の霊である。

  • 背後霊

人の背中にぴったりとついて回るストーカー思考の霊。その相手に恨みを持って付きまとっている場合と、その人を守ろうとして付きまとっている場合がある。自分の意思で自由に動かせた場合、それはスタンドであり、霊ではない。

  • その他

霊はとにかくフリーダムであるから、分類できない霊も数多く存在する。

[編集] 霊の特徴

肉体から離れた霊は、マナー法律・倫理観などのあらゆる束縛から完全に自由であるが、同時に知識や思考・判断などからも離れた存在となるため、馬鹿である。そのため大抵はまたは閻魔様に引き寄せられるがまま、バカ正直に天や奈落へ逝ってしまう。

だが一部の根強い執念をもつ霊は、や閻魔様が引くよりも更に強い力で現世に執着し、生前なし得なかった事を為し遂げようとする。

当然、霊にはが無いので「記憶」は存在せず、生前の未練や恨み辛みを覚えているわけではないらしい。にも拘らずなぜ霊が後述のような行動をとるのかという疑問には、以下のような説明が妄想狂たちによって付けられている。

  • 脳裏に焼き付いた強い記憶や感情などがプラスやマイナスのエネルギーとなり、霊をイオン化して善か悪に染めてしまう。
  • 霊=0であり、よって無限の可能性を秘めている。
  • そんな常識は通用しない。

と、変に科学的・数学的・非常識的な説明であるが、ともかく霊は馬鹿なので、エネルギーが導くままに動いてしまうのだと説明し、これでも更に詳しい説明を求めるような者は、霊と同じくらい馬鹿であると言って議論を終了するのが妄想狂の常套手段である。

死後、負のエネルギーを断ち切れればいいのだが、現代ではそういった死んだ時のための予備知識が手に入らないため、あっさりとマイナスエネルギーに染まって邪悪になってしまう霊も多い。非常に無念である。

[編集] 霊の行動

行動は非常に多様であり、家族や恋人の元へ向かう霊や、憎い人物に復讐しようとする霊など、強い思い入れのある人や物に執着するのが普通だが、中には自宅を警備してみたり、ジャパネットたかたでお得な商品を探したり、偉大なる将軍様のご尊顔を拝見したり、Hydeの身長は156cmだったりするものもいる。

孤独死した老人の霊などは、しばしば自分の死亡届を自分で提出しようとする。残念ながら、成功した例は今のところ無いと思われる。

[編集] 霊の能力

死霊、特に悪霊はしばしば呪い祟りなどの強い力を持っているといわれるが、それは何も死者の霊に限った話ではなく、生きている人間の魂にも、そういった能力は一応申し訳程度には備わっているものである。それもよほど強い想念がない限り、直接的に大きな被害を与えるものではなく、せいぜい人をイライラさせてストレス社会を促進したり、眠気を増して仕事効率を低下させたり、食欲や疲れを増してデブを増やして地球温暖化を促進したりするとかいう、ねちねちした嫌がらせレベルである。

ただし、肉体を持つ生きた人間が呪いを成就させるのは非常に困難ではある。肉体があるということは脳があり、耳があるために、聞きたくない音も聞こえてしまう。特に日本の集合住宅では、隣人の話し声や、足音や、あんなことやこんなことをしている声や、夫婦喧嘩や、子供が走る音や、あんなことやこんなことをしている声や、断末魔の呻き声や、あんなことやこんなことをしている声や、駆けつけた警察のサイレン音や、名探偵が現れて華麗に事件を解決する声や、Hydeの身長は156cmである音や、あんなことやこんなことをしている声や、あんなことやこんなことをしている声などの様々な騒音があり、とても心を無にできる環境ではない。

そのため俗に超能力者と呼ばれる人々は、自然豊かで雑音の無い地域(=科学技術が未発達な地域)に多く、頭の固い科学教の信者達はこれを理由に彼らをイカサマ師であると主張するが、大抵はその通りである。

[編集] 霊に関する誤解

霊というと心霊現象を引き起こす悪霊を連想する人も多いが、前述の通り実際にそれほど大きな心霊現象を起こす霊は極めて稀である。悪霊は閻魔様の持つ掃除機に必死で抵抗して現世に残ろうとするが、普通は大事をなす前に力尽きて、奈落の底へすってんころりんひょいころころりんと転がるのである。

また、善人の魂は天国で極楽に、悪人の魂は地獄で苦痛に過ごすという思想は世界的に見ても非常に多いが、今ではこれは生きている人間のエゴの表れであり、世界の真理ではないというのが主な妄想狂達の見解である。善人に限って多く降りかかる苦しみや悲しみなどの試練が、悪人には少ないことを「不条理」とか「不公平」だとマイナスに考え、「せめて死後は報われてほしいな~☆」となる思考順序は想像に難くない。

単純に、人間という一生物にとってのみの善悪感がそのまま世界にとっての善悪に当たると盲信している人間たちは、自己矛盾と言えそうである。もはや人間は神を崇めているのか、それとも人間が全てなのかもはっきりせず、霊魂や超常現象なんかより、人間という生物のほうがよっぽど謎である。

[編集] 関連項目

(人体にも塩分が含まれているから憑依などできないはずじゃないかとか、そういうツッコミは禁則事項です
  • : 同じく悪霊退散グッズの一。こちらは邪気を浄化してくれるらしい。ただし火事や火傷に注意!
  • DHMO : 霊の気持ちを落ち着かせる効果があるという。優しい人はこれで霊を鎮めてやるといいだろう。
(人体にもDHMOが含まれているから襲われないはずじゃないかとか、そういうツッコミは禁則事項です