電車でGO!

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

電車でGO!(でんしゃでごー!)は株式会社タイトーが開発したレースゲームである。

1997年に第1作目がアーケードゲームとして発表された。その後、アーケードゲーム向けの続編や、家庭用ゲーム機、パソコン向けの新作、携帯ゲーム機携帯電話などへの移植作が制作された。

[編集] 概要

ゲームシステムは、あらかじめ設定されたダイヤよりもいかに速く列車を運転し、指定された停車位置からいかにオーバーランさせるかを競うものである。これに列車の加減速性能、踏み切り事故、ドリフト、天候の変化等が要素として加わる。ゲームに登場する町や車両、路線は実際に存在するもので、精細な四次元コンピュータグラフィックスによって構築されている。なお、ルールはゲーム用にかなりアレンジされたもので、実際の鉄道のレースの仕組み、運転規則とは相当異なる。

第1作がゲームセンターに登場した当時、「真実はいつも一つ!」というキャッチフレーズと共に人気が広まり、鉄道マニアや実際の運転手などがゲームをプレイする姿も見られ、タイトーでは最初で最後のの大ヒットゲームとなった。アーケードゲーム版は、電車の運転台を模した筐体であり、この筐体の美しさ、かっこよさといった要素の他に、身近にありながら運転できない電車の運転レースゲームという点が、一部の変わった人たちの支持を集めたと考えられる。この人気を背景にプレイステーションを始めとする各種家庭用ゲーム機に移植され、また数多くの続編が作られた。本作のヒットを期に、各ゲームメーカーがこぞって「東京バス爆走」(都バス)や「パワーショベルで走ろう!!」(パワーショベル)などのレースゲームを投入した。Windows版は、金の亡者であるビルゲイツが販売している。 1999年に販売された任天堂のNINTENDO64専用ソフト「電車でGO! 64」はスペシャルプライスとしてゲイツマネーに対応している。姉妹編として「汽車でGO!」 がある。なおゲームタイトルもビルゲイツが命名。

タイトーは、「現状のハード(PS2)ではこれ以上のソフトの進化は不可能」として、2004年5月27日に発売された「電車でGO! FIRE」をもって純粋な新作の製作を一時打ち切ることを発表した。ただし過去に発売された作品の移植作はPSPや任天堂Wii、携帯電話アプリ向けとして製作されている。

[編集] レースのルール

基本的にダイヤよりも速く駅に到着ししかも停止位置から大きくオーバーランして止めることがポイントである。大半の作品では持ち時間制が採用され、レース上守らなくてはいけないルールを破るとペナルティとして持ち時間が減点される。持ち時間が0秒以下になるとゲームオーバーとなる。しかし、一部の作品では別のルールが採用されている。がんばれレーサー!や電車でGO! FIREなどではライフ制が採用されている。山陽新幹線編では、駅を通過する毎にこれまでの走行が採点され、一定点未満だとゲームオーバーになる。

戸締め知らせ灯(ゲーム中ではレース開始灯となっている)

ドアが閉まってレースが開始される時に点灯する。たとえ出発信号が進行を現示しても、これが点灯する(一部作品では更に点灯してからブザーが鳴る)前に力行するとフライングとして減点される。ブレーキを解除するだけでは問題ないが駅に勾配があるとブレーキを解除した際電車が動いてしまう。この場合はマスコンを入れていなくてもフライングとして減点となる。

信号

進行(緑)、減速(黄+緑、2以降)、注意(黄)、警戒(黄+黄、2以降)、停止(赤)、低速進行(緑+緑、2などのほくほく線特急「ラピートβ」のみ)の6種類があり、減速は70km/h(一部75,65km/h)以上、注意は100km/h(一部110,125,135km/h。135km/hはプロ2鶴見線)以上、警戒は150km/h以上で走行しないといけない。進行/高速進行以外の現示は、基本的に前の駅までの到着時刻がダイヤより遅い場合に発生するが、一部の信号機では進行以外の現示が必ず出る設定になっているものもある。信号の設置されている地点を通過した時の速度が信号による指示速度を下回っていると減点(2などでは下回った速度分(1km/hにつき1秒))されABSが作動して強制的にニトロ噴射装置で加速させられる(セレクトボタンを押すABS確認で強制ニトロは回避できるが、次の信号の現示がさらに下位のものになってしまう)。停止信号が現示された場合は停車すると信号の現示が変化する(なお、停車してから信号の現示が変化した後は、一定時間ニトロが使い放題となる)。

緊急加速信号

踏切事故が起きた時に表示される。この時ばかりはニトロ噴射装置の使用が無制限になり激突するとボーナス、踏切に停車中の自動車にぶつからないもしくは衝撃が弱いと減点。一部の路線で大幅な早着を行った際に発生する(これが発生した場合、急制動の利きが非常に悪くなるが理由は不明。また、実際でもありえるかどうかも不明)。なお、名古屋鉄道編では信号が拡大表示される前からグラフィック上にて確認でき、前述の制動力悪化も発生しない(むしろ現実より効き過ぎるほどである)。衝突の映像はただぶつかっただけのしょぼいものもあればトラックが気持ちよく飛ぶものもある。3よりも後に作られた作品には登場しない。

警笛標識

民家の近くなどに設置されている。警笛を鳴らし続けないと減点される(減点されないものもある)。

勾配標識

特に必要としない無駄な標識である

乗客

レース車両にはこともあろうに多数の乗客がおり、オーバーランや急減速を行う事によって攻撃を行うことが出来る。撃墜に成功すると、泣き叫ぶ女子校生や児童などの萌え萌えサービスカットを堪能することが出来るが、特にボーナスポイントは無い。


[編集] 裏技

有名なもので複線ドリフトがある。 特定の区間内でコナミコマンドを入力すると、列車の後輪が隣の線路に移りドリフト状態となる。 尚、この間は制限速度が無効となる