電線

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電線(でんせん)とは、鳥たちの集会場である。夕方に会合が開かれ、今日あったことなどを話し合う場所として重宝されている。だが人間からすれば鳥たちは害以外の何物でもないため、様々な問題が起こっている。そこで、このページではその問題が起こる経緯について詳しく言及することにする。

概要[編集]

元来、電線は各家庭に電気を送るために取り付けられたものであった。しかし時代はエコの概念に流され、太陽光発電を実践する家庭が増えてきた。そのため電線はもはや不要となり、そこから電気を供給することもなくなった[1]が、今さら撤去するのも難しいとの理由で現在まで放置されている。されども、電線は決して使い道の全くない木偶の坊と化した訳ではない。電気を流すという役目を終えた電線には、木の少なくなった都会においてその代わりを務める、という非常に重要な役目があったのだ。木を失った鳥たちは電線を帰るべき家と決め、そこを住処とした。これが電線に鳥たちが留まる所以である[2]

問題の経緯[編集]

上の文章を読んで疑問に思った人のために、補足説明をしておく。

そもそも論を展開すると、木を伐採して都市を作ったのは人間である。当然、鳥たちにとっては災難であり、これを不服とした者も多い。しかし、人間はそんな鳥たちの声を無視して開発を進めてしまった。そして最近になってやっと木が無いとヤバいことに気がついた人間は、ようやく環境保全を打ち出し、自然の回復を試みた。だが時すでに遅し、街には電柱という名の棒が林立しているではないか。この事態に呆れた鳥たちは人間に失望、同時にヤケクソになって仕方なく電線を木の代わりとして使い始めた。要は、鳥たちの妥協によって人間は許されたのだ。だが、そんな経緯を知りてか知らずしてか、人間は鳥たちにクレームをつける始末[3]。「頭が高いにも程がある」とそれに耐えかねた鳥たちは、とうとうという公害を発生させたのだ

材質[編集]

電線問題を考えるにあたって、電線の材質について解説しておく。というのも、これが人鳥関係の悪化に拍車をかけたといっても過言では無いからだ。

電線の構造は、ゴム製の外装に内包された銅線、という二重構造である。中の銅線はともかくとして、この外装の「ゴム」について言及する。

淡白な表現を使うと、このゴムは人工であって、自然由来のものではない。天然ゴムを使っていればもう少し鳥たちにも妥協の余地が残されていたかもしれないのだが、何でも作り変えてしまうのが好きな人間は人工ゴムを採用してしまったのだ。

問題点[編集]

  1. 電線に留まる鳥たちの姿が、街の景観を損ねること。
  2. 電線の下に、鳥たちの糞が溜まること。
  3. 鳥たちの囀りが、騒音となって迷惑であること。

一番顕著な問題は上の3つである。しかし考えてみると、これらは全て人間のわがままである。よって、人間にこれを訴える権利は無い。

保全運動[編集]

こうした経緯を知った人間の一部は、「電線とそれに伴う被害は人間が犯した最大の罪を象徴する負の遺産である」として電線の保護を呼びかけている。しかし、そんな啓発も無視してクレームをつけ続けるのが人間の性である。

脚注[編集]

  1. ^ 田舎に関しては、まだまだ電線の使い途は残されている。というか、未だに電線がない地域もある。
  2. ^ ところで、なぜ鳥たちは電柱ではなく電線に群がるのかと言えば、それは単純に「枝の無い木は木ではない」という鳥たちの既成概念からくるものである。
  3. ^ 中には鳥が寄らない様に工夫されている電線もあるというから悪質である。

関連項目[編集]