電撃!! イージス5

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

電撃!! イージス5(でんげき - )とは、2005年頃に発売された、原案:谷川流後藤なお、そして製作:愉快な仲間たちの、ギャルゲーである。

概要[編集]

ノベルゲームのようなものと思われがちである。
発売当初、単純な萌えゲーとして受け止められた。「シナリオ分岐が存在しない」「何回プレイしても、巴エンドにしか突入しない」としてクソゲー扱いされた。谷川流ファンでも未プレイの層が多い。
しかし、これは誤解であり、シナリオ分岐こそないものの、きちんと個別エンドが存在する。ただし難易度は非常に高い。このため、やり込み出すと時間がかかり、ごく一部の人種にカルト的な人気がある。
このように奇妙なゲームになってしまった事情は、下記「開発の経緯」を参照のこと。

開発の経緯[編集]

2003年メディアワークスは、シスター・プリンセスの成功にインスパイアされて、電撃萌王の読者参加企画を計画した。まず、当時まだデビュー間もなかった、谷川流を酷使して、156本ほどの企画書を作成させた。この中から一本を選んで、ゲーム制作が開始された。
当初の企画では、シミュレーションパートをメインに据え、アドベンチャーを間に挟んでいく。シミュレーション部分の行動によって好感度が変動するという、なんかどこかで聞いたようなゲームだった。
しかし、シミュレーション部分の開発が遅延した。最終的にはプログラマーが謎の奇病におかされ、緊急入院となってしまう。残されたソースの解読が試みられたが、余りにスパゲッティだったため、一から作り直したほうが早い、という状態だった。
こうして開発はどんどん遅れていき、挙句の果てには、谷川流の頭髪が156本ほど抜けるという深刻な事態に至った。
ここに至って、メディアワークスは企画を変更、シミュレーション部分を放棄し、アドベンチャー部分のみで開発を終了させることを決断した。
シナリオは実質的に谷川流が執筆することとなった。この時点で開発の遅れは取り返しの付かないものとなっていたので、既に作成されていた個別シナリオを結合して、本編の内容として充実させる案が採用された。
デスマーチを経て、2005年、ようやく完成・発売にこぎつけた。

システム[編集]

プレイを始めると、ヒロインたちが漫才を始めるので、プレイヤーはタイミング良く「Lボタン」と「Rボタン」を駆使して、「あ」「うん」の合いの手を入れていく。
戦闘直前には、一緒に行動するヒロインの組み合わせなどを指示して指揮をとる。
これらの行為(以下、暫定的にフラグと呼ぶ)によって、各ヒロインの好感度が上下する。好感度は、最終話まではプレイヤーには分からない。
ヒロイン全員に、フラグが連続して発生する「主人公回」がある。
戦闘において、苦戦することはあっても負けることはなく、バッドエンドもない。戦闘結果は、表面上はメインストーリーにほとんど影響しない。一本道シナリオである。
いわゆる戦闘パートは存在せず、あくまで文章のみで進行する。
個別シナリオは存在しないが、基本的には各ヒロインが主人公となる話が存在する。

あらすじ[編集]

大学生の主人公が、ひょんなことから5人の美少女を指揮して、敵っぽいなにかと戦う。戦う。ときには料理をする。そのうちにロマンが生まれる。

登場人物[編集]

逆瀬川秀明(さかせがわ ひであき)
本作の主人公で、大学生。音声の都合上、名前は変更不可能である。作中では「ひーくん」と呼ばれることが多い。間違っても「いーちゃん」ではない。
戦闘能力は皆無の指揮官で、料理を担当する。

イージス5[編集]

掛川あろえ(かけがわ あろえ):イージスレッド
中学生で、身長は156cm-2cm
いつも笑っている。どこか壊れているのかもしれない。
要するに天然。ビジュアル的にも位置付け的にもメインヒロイン。好感度も最初から高い。しかし、余りの天然ぶりのため、シナリオが進むにつれて段々影が薄くなっていく。つまり後半では好感度を上げるフラグがあまり存在しないので前半が勝負。
このため、攻略難易度は「普通」(これは本作としては、の意で十分難しい部類に入る。以下同じ)
趣味は、雑草を生やすこと。よくVIPで暴れているw
佐々巴(ささ ともえ):イージスブルー
高校生で、身長は156cm+5cm
ツンデレ担当。眼鏡を使うこともある。最初の好感度が最も低い。しかし「主人公回」以外でもフラグが非常に多いうえ、ほとんど「間違った選択」がない。このため、「なにもしていなくても勝手に好感度が上がっていく」という現象が発生。
結果として、ほとんどのプレイヤーは、彼女のエンドにたどりつく。
趣味は新聞を読むこと。
攻略難易度は「きわめて易しい」
三隅埜々香(みすみ ののか):イージスイエロー
中学生で、身長は156cm-17cm
幼女担当。挙動不審。その代わり表情パターンが多いので、表情で好感度を推測できる。
よく忘れ去られる。
犬派。
彼女も好感度が最初から高めであり、全般的にフラグが散在している。しかし何かにつけて失神しているので、出番が少ない。
攻略難易度は「普通」
鴻池琴梨(こうのいけ ことり):イージスグリーン
高校生で、身長は156cm+7cm
活発担当。というか活発すぎて多動性障害なんじゃないかと疑われている。方向音痴
なんと巴の幼馴染だ。
猫派。
あけっぴろげな性格なので攻略しやすそうに思える。しかし男を意識していない。このため好感度を上げにくい。
攻略難易度は「難しい」
雪崎凌央(ゆきざき りょう):イージスホワイト
中学生で、身長は156cm-19cm
無口担当。
フラグは多いが何を考えているのかよく分からない。好感度の上げ方も分かりにくい。しかし一度ツボを押さえれば、何でも言うことを聞いてくれるようになる。
攻略難易度は「難しい」

その他の人物[編集]

ガニメーデス
ガニメデ出身の、トロイア王子にして、喋るのメカというよく分からん存在。残念ながらオス。かわいくないからあんまり残念でもないか。
趣味は盗撮で、あちこちにカメラを隠している。これが本作に無駄に搭載されているマルチアングル機能の根拠である。
逆瀬川李里(さかせがわ りり)
最終話直前で登場。好感度判定を行う。主人公の実であるので、個別エンドは存在しないと思われている。実際には、最終話時点で、5人全員の好感度が基準値以下の場合、彼女のエンドとなる。
ただし、このエンドのためには、全員の好感度を意図的に下げる必要があり、かなり困難である。とくに先述のとおり、巴の好感度が勝手に上がっていってしまう現象には、注意が必要である。

各話詳細[編集]

盾と羊と
あろえ、巴、埜々香の3人の顔見せと設定説明。
スピード&サイレンス
集結!イージス5。迷子になっていた琴梨と凌央が帰ってきて、やっと5人揃う。
園児と海
海回、水着イベント。
微笑み鎮痛剤
あろえ回、看病イベント。
ドッグスター
埜々香回、犬イベント。
イミテーション・ラブ
巴回、遊園地イベント。
ストレート・チェイサー
琴梨回、スケボーイベント。
リトルスマイル
凌央回、バスケイベント。
シスターアクシデント
李里回、妹イベント。好感度判定。
ラストスプリング・アゲイン
最終回、さらば、イージス5よ永遠に!!

主要スタッフ[編集]

脚本:谷川流
キャラクターデザイン:後藤なお
プログラマー:敵前逃亡

続編[編集]

本作は、開発当初からの方針として、発売後156日経過した時点で、エロゲーに移植する計画であった。しかし、企業イメージに慎重なブロッコリーが難色を示し、この計画は黒歴史になってしまった。

そして代わりの企画として、急遽開発された続編ゲームが、電撃!! イージス5 Act.IIである。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「電撃!! イージス5」の項目を執筆しています。