野坂昭如

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野坂昭如(のさか あきゆき、1930年10月10日 - 2015年12月9日)は、はげしい空襲の中生き延びた、書けば天才、しゃべりは巧妙、飲めばその量きりがなく、歌えば幾人ものとろかす、人呼んで焼け跡闇市派の大作家。

少年時代[編集]

産声を上げたところは神奈川県鎌倉市、間もなく養子に出されて神戸にて育つ。近所の公園で上った上り棒は忘れがたく、滑り降りたときのめくるめく快感に何度も夢中でわけも分からず繰り返し、気づくと友達はすでに帰り自分ひとり、今思えばあれこその目覚め。やがて戦争がはじまり、どうしようもない貧しさとひもじさに、少年は打たれづよくならざるを得なかった、どんどん降ってくる火の中を逃げまどい、命からがら生き残り、頼るあてもなくむなしく上京、栄養探せどあるわけもなく、下宿先にてほんの出来心おこし、些細な盗みはすぐばれて、少年院でとの再会、東京を去りやっとのことで高校入学。飲酒の癖はすでにあり、しこたま飲んで脱いで吐き、なんともすさまじい風体のまま、街中をふらふら、ふらふら、乱れ乱れてあっという間に校内一の問題児「少年たちよ、戦争を忘れるな、俺の酒のことは忘れろ。」

才能開花[編集]

なんやかんややった挙句再び上京早稲田に入るも、シャンソン歌手になりたくて、そうは言っても金がなく、ただひたすらにアルバイト、金がもらえりゃなんでもよいと、事務所の経理係になるが、計算違いはなはだ多く、「やめちまえっ」とほうりだされた、ああプアボーイプアボーイ、口ずさみつつ歩く町は、心なしか肌寒く、行くあてもなく足を運ぶ。ふらりふらりと歩くうち、ふと思いつき入った事務所、そのまま成り行きで放送作家に。コントの台本を書き、コマーシャルソングを書き、夜になると町へ出てゆくことが続き、多くの女性をおもちゃのチャッチャッチャっとばかりに征服し、その体験を書いたコラムで注目を集めだし、あまりの忙しさに大学を辞め、順風満帆、意気揚々、しかし家に帰れば四畳半のシミ付きの部屋で、ダニに悩まされる日々のなかで、ティッシュ片手に書いた小説『エロ事師』、これがたいへん受けてついに作家となり、まじめにものを書かねばならぬとて日課だった五本指の癖を断って『アメリカひじき』、加えて『火垂るの墓』を完成させ、なんと驚くまいことか、直木賞をとった。才能は小説だけにとどまらず、優雅にシャンソン歌うその姿は、まさしく男を極めた男、ダンディな低音と哀愁漂う背中に男も女も心奪われたが、家に帰ればダニダニダニ、ダニ、ダニダニダニアース、股ぐら掻きつつ一人でをラッパ飲み。

理想都市[編集]

片手に万年筆片手に男の筆持ち、畳の上に胡坐かいてなにやらせっせと日夜励む文学者、その頭にあるのは空前絶後の壮大なる大帝国、誰もが生を謳歌し、貧しくとも困らず、セックスあけっぴろげの生命力あふれる理想都市建設の夢、誰も知らない恐るべき計画は、CMソングを書き、小説を書き、雑誌の編集し、テレビに出、さまざまのことしつつ、ゆっくり着実に進んでいったそれは『エロ事師』発表から始まった。1973年、かの官能文学の代表、『四畳半襖の下張』を自分の雑誌に全部載せたら怒られて、「面白半分でやりました」と言ったのは、計画のほんの一部、賠償金などもう怖くなかった、しかし目指した大いなる生と性の理想都市「エロトピア」創造は頓挫し、それからというものやたらめったら動き回って、方向ぶれても気にせずとにかく邁進、酒でもって有り余る性欲を増幅させて、無礼な友人軽薄な若者どもに、体裁かまわず鉄拳制裁をかました。中年になってから始めたラグビーのおかげで性欲がだんだんおさまってきたらこんどは政治欲が出て、選挙にも出たがいっぺん通ってあとはスカ、それでもずいぶん吹っ切れた。どうせこの世はもうオシマイだ、赤んぼは十分作ったし、酒でも飲んで暮らすかな、マリリンモンローノータリーン、じゃねえやノーリターンだ、畜生。

実録 と野坂[編集]

上記のとおり野坂は大変好きであるが、酔ってくると常人ではなくなり、多様な破壊行動を繰り返す。その被害者は大島渚をはじめ数十人に上るとされる。今回は、マスコミに大きく取り上げられることの無かった影の犠牲者たちの体験談をいくつか紹介したい。

まず大槻ケンヂによる貴重な証言。大槻、悪魔ロッカー宮沢りえ、そして元阪神監督岡田彰布と岡田のつれと飲みに行った時のことだった。当時片思いだった宮沢と飲みに行かれるなんて、中学生でいう『初恋の人と隣の席に座れる』くらい、うれしかったらしい。しかし岡田のつれがちょうど宮沢の椅子の下にものを落してしまい、拾おうとして椅子の下に手を伸ばそうとすると、泥酔状態の野坂が「ボクの恋人の尻を触ろうとしたな」と思い、そのつれの顔を流血させるくらいボコボコに鉄拳制裁して、つれは救急車に運ばれた。もちろん宮沢は引いていた。でも その後、何事も無かったようにみんなと飲んでいた。

今度は大槻教授と飲みに行ったときのことである。毎度のごとく泥酔すると、いろいろ大槻に相談した。内容は

などというものだった。とても科学的な質問だったので、大槻は親切丁寧に分かりやすく答えた。また、大槻が「火垂るの墓 は感動しました」と言うと、野坂は「バカじゃない!あれフィクションだよ。あんなウソ本気にしてどうするの」と応えた。真に恐ろしい男だ。

ここまで言ったところで、背後から強い酒の匂いが漂ってきた。語り手ははっとして振り向く。しかし時すでに遅く、サングラスをかけて白いタキシードを着た男が、怒りの形相で彼に迫っていた。手にはサントリーゴールド900の瓶を握り締めている。「おい、それ、もう売ってないぞ」思わずそう叫んだ語り手の脳天めがけ、男はものも言わずに大瓶を振り下ろした。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

面白くなさすぎる.jpg 先生、野坂昭如の原稿まだですか。
もう、先生だったらこんなのあっという間に仕上がりますよ。全国の読者も先生の秀逸な記事を待ち望んでるんですから、先生もこたえなきゃ。
よろしくお願いしますよ。 (Portal:スタブ)