酒呑童子

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酒呑童子(しゅてんどうじ)とは、大江山山賊である。

概要[編集]

京と丹波国の境に聳える大江山を本拠地とする山賊の首領で、代々の襲名[1]である。人の身でありながら腕づくでどもをねじ伏せ、これらを従えることの出来る者のみが酒呑童子を名乗る事が許されたのである。

人物[編集]

記録に残る最古の酒呑童子は、ヤマタノオロチに孕まされた嫁入り前の娘が操を立てるために自決、その屍肉がまだ温かい内に大急ぎで母親の腹を食い破って生まれ出た[2]のが始まりである。当然こんな気味の悪い子どもを育てる者もなく、のはずれに捨ててしまった[3]そのまま死んでくれればよかったのであるが、そのくらいで死ぬようなタマではなかった[4]彼は、道ゆく人や鳥獣、果ては魑魅魍魎にいたるまで好き嫌いせず何でも襲って殺し、その肉を食らってはすくすくと成長したのであった。

かくして歳のころ十六、七にもなれば絶世の美男子となり[5]、多くの女性から想いを寄せられたもののこれを片っ端から弄んだ挙げ句、「本当に俺を愛しているなら、今すぐこの場で死んでみろ」などの殺し文句で、あたら妙齢の花を散らしたのであった。憤死した女性たちの恨みから彼が鬼となってしまった、とする説もあるが、もしも彼が鬼だと言うなら、たとえ女性を誑かす嘘などつく筈がなく[6]、やはり彼はあくまでも人間なのであった。

容姿[編集]

そんな彼の容姿と言えば、赤銅色の肌に髪はちぢれた赤毛、熊手のような手足、身の丈は優に一丈八尺(約6m)、五本のと十五個のがあったとされる。どう考えても化け物にしか見えない彼が、なぜモテたのか。赤銅色の肌は「日に焼けた=逞しい男」としてアピールポイントとなり、ちぢれた赤毛は「何となく異国風」という日本人の舶来趣味を刺激し、熊手のような手足は「歴戦の証=逞しい男」というイメージを掻きたて、高すぎる身長については鬼の秘術「萃自疎在」を持って気を散らすことで調節(更に散らした気はカリスマとして身を包み、人を集める効果がある)、五本の角と十五個の目(内十三個)は(相手を威嚇するなど)必要がなければ隠しておける(感情的になると出てしまうらしい)。

転生[編集]

その後(人の身では耐久性に限界があるため)転生を繰り返し、人を殺したり災いを起こしたり悪さしたり退治されたり、何だかんだで代々楽しく充実した人生を送っているようである。今でも京都の山奥に彼らは潜み蠢いており、大江山のみならず伊吹山(別荘がある)などでも発見するチャンスがあるかも知れない。

鬼たち[編集]

茨木童子の艶姿。

酒呑童子の部下はみな鬼であるが、中でも軍勢の中核となった鬼たちは以下の通りである。

茨木童子(いばらきどうじ)
大江山の紅一点(女鬼)、酒呑童子が殴り込んで来るまでは女首領として威張り散らしていた。酒呑童子に酒比べで負け、力比べで負け、誠比べで負けた結果、すっかりツンがデレに変わってしまった。今では無法者おしどり夫婦として知られている。
 熊童子( くまどうじ)
「四天王」の第一席。前の一文字が史書より消されている[7]ため、便宜上「熊童子」で通っている。また、この空白を埋めた(文字を記した)者は百日以内に死ぬと言われている。山の東を守る頭領。
虎熊童子(とらくまどうじ)
「四天王」の第二席。 熊童子の弟(異説には従弟)と言われ、洒落者として名高い。日本で初めて[要出典]虎革(朝鮮からの舶来品)のパンツを穿いたことで知られる。山の南を守る頭領。
星熊童子(ほしくまどうじ)
「四天王」の第三席。星座「おおくま座」の尻尾に当たる破軍星(はぐんせい。北斗七星の末端を兼ねる)をの生まれ変わり。現在名字として残っている「星熊」さんはみんな彼の末裔である。山の西を守る頭領。
金熊童子(かなくまどうじ)
「四天王」の第四席。大和国金剛山からやって来た力自慢で、弟のいくしま童子と共に仲間入りした。山の北を守る頭領。
いくしま童子(-どうじ)
本当は「石熊」童子だったのだが、どういう訳か史書の編纂者がアナグラムしてしまった模様。「四天王」からは洩れているが、金熊童子の双子であるため、同情で列席させてもらっている場合もある。

脚注[編集]

  1. ^ そのため、酒呑童子にまつわるさまざまな伝説が存在するが、同一人物によるものではなく、それぞれの代についての言及である。どれが何代目についての逸話なのかはよくわからない。が、全部真実(の筈)である。
  2. ^ この時から、代々人肉を好むようになった。
  3. ^ その場所は現在、「ちご坂」「稚児道」などとして残っている。
  4. ^ なんせ母親の腹を食い破る図々しさである。
  5. ^ 人と爬虫類の合いの子は、多くの場合容姿端麗となるのが決まり[要出典]である。
  6. ^ 正直は鬼の美徳であり、もしも嘘などつこうものなら、それを恥じて自決する者さえいるのである。人間などとは違うのである。
  7. ^ 事情は不明。また、原本は散逸している。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]