逆サマータイム
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
逆サマータイム(ぎゃく -)とは、日照時間の長い夏期の特定期間中、時計の針を1時間遅らせる制度である。
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[編集] 概要
日本以外の国で一般的に行われているサマータイムは、日照時間の長い夏期にその日照の長さを利用するために、時計の針を一時間進め通常よりも1時間早く始業し1時間早く終業することにより、長くなった分の日照時間を余暇活動などに充てることができる、というものである。
日本でも過去に何度か導入が検討された。その理由はおおむね以下のようなものである。
- まだ明るいうちに仕事を終えることにより、明るい時間に余暇を過ごすことができ、個人消費が伸びる。
- 涼しい午前中に主に仕事をすること、明るいうちに仕事が終わることにより、冷房や照明などに省エネルギー効果が見込める。
しかし、検討のたびに「時期尚早」「混乱を招く」などの理由で導入は見送られて来たのが実態である。
また
- 早起きして早朝から仕事を始めても、早く終業・退社できるわけではなくその分残業時間がのびるだけである。
- 仮に早く仕事を終えて帰宅したところで、蒸し暑く長い夜があるだけであり、むしろ各家庭での冷房の稼働時間が増え、エネルギー消費が増える[1]可能性が高い。
- 既にサマータイム導入済みの欧米では、サマータイムへの切り替え直後に、生活リズムの乱れから心臓疾患の多発が報告されている。
という点も指摘されている。
それらを解決するために発案されたのが、この逆サマータイムである。時計の針を1時間遅らせる、すなわち始業時間や終業時間を遅らせることにより、以下のような利点があると主張されている。
- まだいくらか涼しく明るい朝に余暇時間を作ることにより、個人消費の伸びが期待できる。また、始業前に余暇時間があることにより、飲酒等の不健康な余暇の過ごし方を減らすことができる。
- 早出をさせてまで時間外労働を要求されることはあまりなく、またつきあいで無駄に残業させられることも減る。
- 日が落ちてしばらくたってから帰宅することにより、各家庭で過ごす蒸し暑い夜の時間が短くなり、冷房の稼働時間が減らせる。
- 人間の体内時計は本来1日を25時間程度としているために、夜更かしをする方向への時差にはその逆に比べて対応しやすいことが知られており[要出典]、体力の落ちる夏の時期に時間を遅らせるのは生理的にも正しい。
[編集] 問題点
サマータイムを導入しようと画策している勢力は、本当のところ、上述のサマータイムのメリットなどというものを本気で期待しているわけではなく、より長い時間をサービス残業で働かせるのが目的である[2]。そのため、逆サマータイムの方が明らかに理にかなっているにもかかわらず、「出社時間を遅らせる」などということを彼等が考慮することは今後もまずあり得ないといっていいであろう。
[編集] 注釈
- ↑ 会社のビル冷房がスケールメリットにより様々な省エネルギーシステムを導入し易いのに対し、家庭の冷房は省エネの面での改善が難しいのが実態である。
- ↑ もちろん、蒸し暑い長い夜は「今から家に帰ったってまだ暑いから、会社で涼みがてら残業しよう」と思わせるために利用できるので、全く欠点ではないのである。

