車田正美
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
車田 正美(くるまだ まさみ、1953年12月6日 - )は腐女子として初めて成功した、日本の女流漫画家である。代表作は『リングにかけろ』『聖闘士星矢』『男坂』など。後のジャンプ漫画家に色々と良い影響も悪い影響も与えた。愛称は車田未完(くるまだ みかん)、NEVER END 車田(ネバーエンド くるまだ)
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[編集] 略歴
週刊少年ジャンプ(集英社)に連載されていた『男一匹ガキ大将』と作者本宮ひろ志の眉もきりっとした男前な姿に感銘を受けて漫画家を志した。修業時代の『男一匹ガキ大将』のやおい同人誌は今では高値で取引されているらしい。
週刊少年ジャンプ1974年33号と35号に『スケ番あらし』でデビューした。この作品は車田正美の女子高生時代の実体験を元にしたストーリーと、主人公荒神山麗の官能的でナイスバディなスタイルとパンチラもいとわないサービスが全国の少年の心をつかみ、読者アンケートも好評であったために同年39号から即連載を開始した。しかし、1974年のオイルショックによる紙の価格高騰により週刊少年ジャンプも減ページを余儀なくされた為に、残念ながらたった5回で打ち切りになった。だが、読者からの抗議の電話・デモ・テロが殺到したために、1975年22号でまさかの復活を果たした。この事から、今で言う「ライパク現象」や「ノルマン現象」、「プリンセス・ハオ病」の元祖は『スケ番あらし』にあると言っても過言ではないであろう。残念ながら42号で二度目の打ち切りになってしまったが、この連載は後の作品に向けての大きな経験となったであろう。
1977年から1981年まで週刊少年ジャンプでボクシング漫画『リングにかけろ』を連載。主人公高嶺竜児の姉高嶺菊は車田正美本人がモデルと言われている。主人公でショタの弟高嶺竜児とライバルで菊の恋人の剣崎順ほかイケメン男子が戦うストーリーは車田本人の趣味だと言われており、その後の作品でもそのスタイルは継承されている。ちなみに、この作品の最終回は巻末打ち切りどころか、巻頭カラーの上にしかも円満終了という今のジャンプでは考えられない扱いであった。当然、ラストシーンは車田本人の願望である。
1982年から1983年まで週刊少年ジャンプで忍者漫画『風魔の小次郎』を連載。しかし、連載中に車田正美の父が亡くなり、この事がきっかけで不完全燃焼のままで連載が終了した。この終了について車田正美が女性であることを知らない読者から「女々しい」行動だと大きな非難を浴びた。
1984年から1985年まで週刊少年ジャンプで番長漫画『男坂』を連載。『男一匹ガキ大将』のオマージュといえる作品であり、車田正美本人も構想10年と行き込んだ作品であったが、わずか30週で打ち切りとなった。後述の最終回だけが伝説となった漫画である。
1986年から1990年まで週刊少年ジャンプでバトル漫画『聖闘士星矢』を連載。城戸沙織(アテナ)が青銅聖闘士をはべらせたハーレムを作り、青銅聖闘士が白銀・黄金聖闘士らと戦う姿が全国の腐女子の心をつかんで大ヒットとなった。もちろんこれも車田正美本人の趣味である。この作品はテレビ朝日系でアニメ化もされ、日本のみならず世界中のオタクや腐女子に大人気であった。しかし、ハーデス編終盤では読者アンケートも低迷してしまい、なんと単行本28巻分も続いたのに打ち切りになってしまった。『リングにかけろ』と対照的な結末に日本のみならず世界中が泣いた。後に発売された単行本や文庫本、完全版では一応完結しているが、それは、今で言う「プリンセス・ハオ病」が国際問題にまで発展したために、急遽Vジャンプに掲載された完結編が収録されたものである。
1992年に週刊少年ジャンプでバイオテクノロジー漫画『SILENT KNIGHT 翔』を連載。愛鳥ピイたんの死に涙する主人公翔と妖精シーリンがチェスの駒をモデルにした敵と戦うバトル漫画であり、車田正美本人の少女趣味が前面に現れた作風に多くの読者が不安を感じた。そして、その不安は的中し、わずか13週で打ち切りとなった。前作がアニメ化もされる大ヒットになったのに1クール(10~15週)で打ち切られたのは、今で言う「ユンボる」の先駆けであった。
『SILENT KNIGHT 翔』終了後はジャンプとの専属契約を解消した。1994年から1999年まで月刊少年エース(角川書店)でロボット漫画『B'T X』を連載し、TBS系(一部地域を除く)でアニメ化にもなるヒットとなった。
2000年からスーパージャンプで『リングにかけろ』の続編『リングにかけろ2』を好評連載中。2006年からはその合間に週刊少年チャンピオンで『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』を不定期連載したり、同誌に『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』を元星矢ファンで腐女子の手代木史織に描かせるなど、相変わらずやる気マンマンである。
2005年に発売されたOVA聖闘士星矢 冥王ハーデス冥界編からは星矢たちメインキャラ6人の声優が車田正美本人の意見により腐女子に人気のある若手声優に代わってしまった。そのせいで往年のファン達の夢が崩れてしまった。まるで車田正美本人がアニメの聖闘士星矢を汚そうとしているみたいだ。
[編集] 作風
- 女性特有の線の細さをごまかすために、かぶらペンを何重も引いて迫力ある絵柄を出した。
- 作中に先人の格言を引用したり、物理学や数学の知識をひけらかして読者を煙に巻く。
- 一面見開きで必殺技をドーンと出して迫力を出したりページ稼ぎをする事がある。
- 主要キャラの中に必ず一人おかまみたいな子を入れる。
- 「倒れるときは前のめり」が信条であり、打ち切りになる場合でも決して話をまとめようとしない。
- 『男坂』の未完最終回は、数多くの打ち切り漫画によってパクられた。
- 『SILENT KNIGHT 翔』の最終回は次週も続くような内容だったので、読者は誰も終わった事に気づかなかった。
- 俗に言われる「ジャンプ打ち切り漫画四天王」(『男坂』『SILENT KNIGHT 翔』『シャーマンキング』『ロケットでつきぬけろ』)のうち車田正美の作品が二つを占めることがその打ち切りの衝撃を示している。
[編集] 後の漫画家への影響
- 一面見開きで必殺技をドーンと出して迫力を出したりページ稼ぎをする技法は、そっくりそのまま久保帯人の『BLEACH』に受け継がれている。
- 『リングにかけろ』が、最初は地味なスポーツマンガだったのに、中盤からどう見ても中学生に見えない超人が一面見開きで必殺技をドーンと出して迫力を出したりページ稼ぎをするスポーツマンガに進化した事は、後に許斐剛の『テニスの王子様』に大きな影響を与えた。
- 打ち切りになっても決して話をまとめようとしない事は、当然武井宏之の『シャーマンキング』の最終回に影響を与えた。プリンセス・ハオを引き起こしたのは実は車田正美の呪いが原因である。最近では石岡ショウエイの『ベルモンド Le VisiteuR』がその呪いにかかった。
- 週刊少年ジャンプに樋口大輔や藍本松といった元腐女子漫画家がデビューできるようになったのは、もちろん車田正美が先例を作ったからである。
- 最近は『聖闘士星矢』の過去編を週刊少年チャンピオンに不定期連載しているからなのか、チャンピオン漫画家にも影響を与えるようになった。
- 梅田阿比の『フルセット!』の主要キャラにおかまみたいなキャラがいるのは、やっぱり車田正美の影響である。というか、アドバイスしたお母さんは元腐女子だったのだろうか?この親にしてこの子ありである。
[編集] 容姿
車田正美は唇が肉感的なのがチャームポイントの美人である。しかし、本人は純日本的な体型であることに大きなコンプレックスを持っている。
車田正美の自画像には主に二つのタイプがあり、一つは髪をオールバックに整えた美男子風であり、もう一つは唇と純日本的な体型をデフォルメしたとっちゃん坊や風である。このように自画像は男性の姿で描かれており、車田正美のプロダクションを舞台にしたノンフィクション漫画『実録!神輪会』でも、車田本人は男性の姿で描かれているので、読者の間には車田正美は男だと思っている人が多い。
ただし、『スケ番あらし』連載時には美少女漫画家として売り出しており、巻頭グラビアに掲載されたときにはお花畑にたたずむ美少女車田正美の姿に全国の少年が歓喜した。しかし、『リングにかけろ』以降では写真は一切NGになり、自画像も男性の姿になったが、これはボクシング漫画を描いているのが女性では舐められるとの編集部の判断があったからだと思われる。
[編集] 島村春奈との関係
日本最大の同人誌であるファンロードに車田正美のパロディ作品を連載していた島村春奈とは公私ともにお付き合いがあり(若い読者のために現役ジャンプ作家で例えると荒木飛呂彦と大亜門のような関係である。)、『男坂』では、島村春奈はヒロインとして登場した。しかし、打ち切りとなった為に島村春奈は敵役に暴行されるところで終わっており、その生死は不明である。そのことから、車田ファンの中では島村春奈は悲劇のヒロインとしてファンロードを読んだことのない人でも有名である。
[編集] 主な作品
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