身長156センチメートル

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身長156センチメートル」(しんちょう-)は、新海誠監督が制作、指揮を行っい、2007年3月に公開された連続短編アニメーション映画である。上映時間156分

2007年のゴールデンラズベリー賞にて、のような素晴らしき脚本に贈られる最低脚本賞を見事受賞。主演の土井八郎とともに祝杯を挙げたと朝日新聞が報じた。

概要[編集]

馬鹿が戦車でやってくる」に続く新海誠156作目の監督作品。新宿コマ劇場を皮切りに、全国津々浦々156スクリーンで放映され、また口コミなどもあってか比較的少ないスクリーン数だが、興行収入156億円を手に収めた。

ストーリー[編集]

スポイラー
スポイラー

警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、犯人はジェイソンではなくその母親であることや、親戚一同が会した遺言状公開の席にいた犬神佐清は実は別人だったことや、入れ替わりに実は三年の時差があり、瀧と三葉は既に会っていたことや、南斗最後の将は慈母星のユリアであることや、謎の少年イエローの正体は女性でありトキワシティ出身であることを隠すついでに麦わら帽子を被って性別を隠していたことや、ジューダスの正体は前作で死んだリオン・マグナスであることや、神尾観鈴は絶対に死ぬことや、ディケイドは狂言回しでしかなく「ディケイドの物語」は存在しないことや、吾輩」は偉そうな事言った挙句に酔っ払って溺れ死ぬことや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、救急箱を手放さないようにしてください。

本作品は、身長に伸び悩む主人公のhydeが、複雑な人間関係や雑誌裏の怪しい広告などを通じて、心の大きい人間へと成長する物語であり、「百五六」「イチゴロクト」「身長156センチメートル」の3本の短編から構成される。

百五六
和歌山小学生hydeはあることに非常に伸び悩んでいた。そのことは親兄弟には到底話せる様な内容でもなしに、言えば鼻で笑われると分かっていたので、中々表面上に、そのことを露にすることが出来なかった。そしてある日、憂鬱な気分で帰宅したhydeは、いつものように一人で、何気なく一本のファミコンソフトを足で起動させた。しかしこれが少年hydeの心を大きく揺さぶることとなった。
それは「赤い帽子とお揃いのオーバーオールを着ているいい年した配管工が、足の付いたちんこのオバケを避けながらアポストロフィーのブロックをアホな効果音と共に軽く触れる。するとどこからともなく毒々しい色彩のキノコが現れ、親父はためらいもなくそのキノコに食らいつく。すると親父は見る見るうちにアスペクト比が変動し、見間違えるかのような縦長の巨人となり、足の付いたちんこのオバケをOuch!」というような非常にくだらない、他愛無い内容の子供騙しであったが、これがhyde少年の今後の人生を左右することとなる。
だが、このときのhydeはまだ子供であり、検索能力も乏しかったため、大人しく諦めてチャンプロードの雑誌裏や聖教新聞の広告欄に載っている、伸び悩み解消の健康食品、ドラッグ、器具等を片っ端から親名義の口座で金を落とし試したのだが、まるで効果はなく、かえって成長の促進を遅延させるものばかりであった。またさらでも、親名義で口座を無断で使用していたことがばれ、hydeは雑誌類を全て取り上げられ自宅謹慎6年を言い渡される。
卒業証書を校長先生から渡されたhydeは母親の指示により、SPが逸早くその身柄を確保し、家に強制連行されるや否や自室に閉じ込められ、部屋のドアを釘と板で完全に固定し、食事を通す配管と排泄物を出すためのゴム管が、壁際に設置されるようになる。この頃からhydeは世の中全てに不審を抱き始めた。それが後の伝説的バンドL'Arc~en~Cielの基盤となる出来事であったと語っている。
何もすることが無いhydeは渋々ファミコンの続きを行おうとテレビの前であぐらをかいた。そして目にでかでかと映るゲームタイトル。そこでhydeは、今まで気づくことのなかった盲点を発見した。ゲームタイトル?その下には会社名?任天堂?……グフフ。計画通り。
イチゴロクト
母親の陰謀により、部屋にこもりっぱなしのhydeは通信教育により、かろうじて高校3年目の夏を迎えようとした。だが、通信教育におけるネットワーク設備とは名目上のことで、この脱出の日までの計画を、Google Earthを使用して綿密な位置を把握してまで測ったのだった。するとGoogle Earthが導き出した任天堂は、さいたま秩父山中の森が茂ってよく見えない場所であった。
目標地点がある程度定まったhydeは、壁にピッチリと貼ってあったポスターを引っぺがし、6年前から隠し持っていたステンレス製のスプーンで粘土質の壁の残り数mmの部分を全て削り落とした。hydeを包む光はまさに天からの恵み。久しぶりの陽光に思わず目を覆い隠した。それは、6年という月日も目の当たりにしていなかった急激に襲い掛かる陽光から目を守る役割と同時に、溢れる涙で視界を濁らせないようにという二つの役割を含んでいたのだ。
この6年という月日ですっかり知識を得たhydeは、キセル乗車はもちろんのこと、他人に寄り添って改札口を抜けたりなど、常人では決して捻り出すことの出来ないアイデアを次々と行動に移し、もはや病的とまで噂されるその知力と行動力を暗黙にも披露した。
途中で女性専用車両に誤ってスネークしてしまい、乗車していた女王様方にここぞと言わんばかりの勢いでこの人痴漢です!と叫ばれたばっかりに、事務所まで連行され、そのついでに不正乗車したことがばれ、軽く足元を整え、ついでに窓を割って出て、警察官としばらく戯れ、山手線内回りを石丸謙二郎をナレーションにしたがえて窓からの風景をのどかに撮影したり、そんなこんなで約15時間6分という時間を費やした結果、秩父山中入り口まで潜ることに成功した。
幾ら探せど見つからぬは任天堂。食料も尽き、そろそろ三途の川を行き来するかというその時、一見すると木々との色合いでステルス迷彩よろしく全くと言っても過言ではないほど目立たない薄く古ぼけた社。ツタが尋常ではないほど絡み付いており、もはや自然と同化しているのではないのかと思ってしまうぐらいにひどい状態でそこに存在した。だがhydeの瞳に映る影はそんな薄汚い社ではなく、目の前にたった一個、ポツンと不自然なぐらいに周囲の動植物とはミスマッチな色彩を放つ赤と白のみずたまのキノコが自生をしているではないか。その堂々たる風格こそまさにブラウン管に映ったあのキノコではないか。するとこの社はとhydeが見上げる先には、かすれた筆文字で「任天堂」と書かれていた。そしてその中から現れた白髭坊主の老人こそ任天堂の枢軸こと宮本茂であり、hydeに警告を促すつもりであったが、時既に遅し。跡形もなく平らげてしまったのだ。するとhydeは信じられない成長速度で身長が伸び始め、一度は喜びの笑みを浮かべた。だが、丁度156センチメートルになったところ、急に成長は止まった。焦るhydeに対し宮本茂が一言。「たとえそのキノコ1000個食ったとて、一度伸びきったものは、一センチとて伸びはせんよ」
身長156センチメートル
hydeは高みを目指そうとしたが、成長期はもう既に終わりを告げていた。大人になったhydeは劣等感を武器にL'Arc~en~Cielというバンドを起こし、一風を巻き起こすが、あの頃の凄まじい熱意と感動は、疾うの昔に過ぎ去っていたことを心から実感する。理想と現実の苦悩をテーマとした表題作。
ここで、L'Arc~en~Cielの代表曲であり本作品の主題歌である「少年時代」が、映像と共に流れる。

備考[編集]

  • 内容があまりにリアルなので、ノンフィクションと疑われがちであるが、あくまで新海誠のオリジナル脚本に、hyde役を務めた土井八郎の意見を大いに取り入れた結果である。


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