謀反

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謀反(むほん)は、反乱とは似ているようで異なる。

「謀反の疑い」で本人はもとより、一族郎党皆殺しにされてしまったかわいそうな人。

概要[編集]

謀反は、一般的には「反乱」と同じ意味で用いられている。しかしこれは厳密には誤りである。謀反と反乱には、微妙だが、しかし明らかな違いが存在する。それを理解するためには、謀反という言葉の成り立ちを考えなくてはならない。この項目を読めば、謀反という言葉が用いられる歴史的意義を知ることができるはずだ。

字の成り立ち[編集]

謀反という字をよく見てみよう。という3つの部分からなっているのが分かるだろう。これを訓読すると「某が反するを言う」となる。わかりやすく言えば「『誰々が反乱を起こそうとしている』と言う(密告する)」という意味になる。お分かり頂けただろうか?

まだ分からない人のために[編集]

歴史上、「謀反の疑いあり!」としてまだ何もしていないのに捕らえられ、抹殺された人々は多い。例えば長屋王であり、例えば太田道灌である。近代以前の社会では、疑わしきは罰するという論理がまかり通っていた。すなわち反乱を実際に起こさなくても、そういう風説が立つこと自体が社会を動揺させる「罪」だったのである。謀反という言葉には、そういった時代の社会倫理が反映されているのだ。だから「謀反の疑い」と言うのは本当は正しい日本語ではない。疑われた時点、告げ口された時点で「謀反」なのである。

謀反と謀叛[編集]

また謀反と謀叛は本来は別の言葉である。これも我々は誤解しやすい。謀叛には「」という字が付いているのが分かるだろうか。これは「謀叛」が「謀反」より一段階低い状態であることを示している。例えば大宝律令では、天皇に危害を加えない国家への反逆行為や敵国への亡命・内通を「謀叛」とし、大逆罪である「謀反」よりも軽い罪として扱っていた。しかしいくら軽いといっても反逆罪に変わりはないから、さすがに文字通り刑罰が半分になったわけではない。それどころか、場合によっては人体が半分にされることもありうる重罪であった。そして時代が下ると、どちらにしても疑われた時点で罪になるので、結局どっちも一緒だということになり、同じものとして扱われるようになったということである。

関連項目[編集]


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本項は第23回執筆コンテストに出品されました。