論文

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薬理学における精神薬理学と神経薬理学の歴史、精神の治療における薬学的アプローチ、向神経薬の効果と身体と肉体双方に及ぼす影響の研究について。




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原本[編集]

初版 2006年10月31日

序論[編集]

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神経組織に対して特殊な親和性のある薬物を向神経薬といい、その作用を研究する薬理学を神経薬理学と呼んでいるが、これは主に身体機能を対象とするものといえよう。それに対して近年、感情や情動などの精神状態に一時的に影響する薬物、いわゆる向精神薬が多数出現し、この向精神薬について主として精神機能を研究する精神薬理学という新しい領域が開拓されつつある。生理学では神経や筋肉の電気生理学が早くから一分野を形成していたが、近年、オシログラフや増幅器の進歩と微小電極などの新しい技術の導入によって、神経細胞や神経軸策やシナプス機構の生理学的研究が大いに進み、現在では神経生理学の名で呼ばれている。

この研究方法は薬理学にも取り入れられ、神経薬理学という名称が広く用いられるにいたった。一方、精神薬理学という名称が最初に用いられたのは、54年にバークレーで開かれたアメリカ科学進歩協会主催のシンポジウムであったが、その後、56年にブリュッセルで開催された第20回国際生理学会に、精神薬理学という部会があったことなどによって、この名称が広まったといえよう。精神薬理学が従来の薬理学と異なるのは、精神現象を扱うために心理学者や精神病理学者などが参加して、その研究方法を取り入れていることである。この意味においては精神薬理学という名称は人を対象としたものに限り、動物の行動変化による薬理作用の研究は行動薬理学と呼ぶべきであるとする学者もいる。

しかし現在、向精神薬は精神病治療に用いられるだけでなく、それが人や動物に一時的な行動異常を起こさせるため、その比較研究から人や動物の精神異常を客観的に把握して、精神病の実験的研究の足がかりとする試みがなされつつある。また動物では、人の様に精神病理学的研究ができないところに精神薬理学の困難さがある。

「精神」とか「心」は何かということは、ギリシア時代から今日まで科学の進歩とともに変わってきた。

それにしても精神と神経とが分離できない以上、向精神薬といっても、これは向神経薬の一部に過ぎない。したがって、精神薬理学は心理学的精神病理学的研究方法のほかに、神経薬理学におけるきわめて広範囲の実験手段に頼らなければならないことは当然であって、精神薬理学と神経薬理学とを截然と区別することは適当でない。ここでは両者をあわせて賦活剤という名称で呼ぶ。

向神経性薬物には麻酔剤、無痛剤、興奮剤、アルコールなどの中枢抑制剤、バルビツール酸塩などの催眠剤、阿片剤、精神安定剤などがあるが、これらについては「阿片」「アルコール中毒」「」「麻酔」「薬物嗜好」などの項をそれぞれ参照されたい。

向精神神経薬[編集]

歴史[編集]

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人類は数千年にわたって、神経系に作用する種種の天然物について経験をつんできた。前5世紀ごろ、スキタイでは麻酔用に大麻を栽培していたことをヘロドトスは述べている。麻酔の麻は大麻に由来しているという。また、古代インドのベーダには、麻酔剤として酒以外に大麻、阿片、曼陀羅華(まんだらげ)などがあげられている。

阿片は有史以前から用いられていたらしく、前3世紀のギリシアの哲学者テオフラストスが最古の正確な記載をし、アスクレピアデスは阿片によって精神錯乱の起こることを記している。

古代、中世を通じて伝承された記述的薬物学に、生態に対する薬物の作用を、主として動物実験によって研究する方法が加えられて、近代科学としての薬理学が誕生した。1776年にはダリエス(Petrus Ioannes Andreas Daries)が、ベラドンナによる散瞳について実験し、その作用点を明らかにした。

生理学における初期の重要な研究のいくつかは、これら薬物の作用点と作用機構の解明に向けられたものであって、19世紀初頭のフランスの二大生理学者マジャンディ(François Magendie)とベルナール(Claude Bernard)の行った痙攣材ストリキニーネの脊髄に対する作用の研究や、骨格筋麻痺剤クラーレの神経筋接合部に対する作用点の発見などがこれに属する。

これら初期の研究は、神経系でも近づきやすい部分だけに限られていた。

研究方法[編集]

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現在の賦活剤の研究方法はきわめて広範多岐であって、向精神神経薬による動物や人の行動の変化を観察測定する方法から、実験動物の一個の神経細胞、あるいは一本の神経線維における薬物作用の機構を解析する方法まで使われる。前者は行動薬理学と呼ばれ、行動学、実験心理学と薬理学の境界領域をなす新しい分野で、1950年代の後半から盛んになった。

これに対して神経薬理学の主体をなすのは、後者の実験薬理学的手技により、神経系における薬物の作用点と作用機構を詳細に探究する方法である。

薬物が脳に作用する場合、まずその作用部位が脳のどの部位かを決めるため脳波を測ったり、除脳したり、脳の局所に薬物を注入したり、植え込み電極で脳の局所を刺激したりする。また、細胞内のミトコンドリアや小胞体などの構造や、構成物質の変化を電子顕微鏡で調べたり、シナプスにおける膜透過性や神経伝達物質の増減を調べるなど研究には限りがない。

薬理作用と応用[編集]

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生きている原形質に作用する化学製剤の多くは、血液脳関門があるために脳に作用できないが、作用しうるいくつかのものは医療上および社会上重要である。

精神病の治療に有用な薬物は、20世紀の中ごろまで科学的には知られていなかった。

レセルピンは、夾竹桃科のインド蛇木(Rauwolfia serpentina)の根から得られるアルカロイドの一種で、1950年ごろ単離命名された。53年にスイスの薬理学者バイン(H. J. Bein)はきわめて微量のレセルピンをウサギに与えて血圧下降と静穏状態を数時間保たせた。翌年、アメリカのクライン(N. S. Kline)がこれを臨床に用いて患者の不穏、多動、不安を鎮め、闘争的状態から協力的状態に移しうることを証明すると、たちまち多くの症例が各方面から追加報告されて、ここに精神病治療の新時代が始まったのである。

フェノチアジン誘導体は、フランスのフルノー(E. Fourneau)やボベ(D. Bovet)らによって、1933年以来抗ヒスタミン剤として多数合成された。50年にはプロメタジンがバルビツール酸誘導体による睡眠時間を著しく延長することがわかり、激しく興奮する患者の治療に応用され、またフランスのラボリ(H. Laborit)は、これを臨床上の麻酔強化剤として用いた。→麻酔

クロルプロマジンの薬理作用上重要なのは、麻酔や催眠によって意識を失わすことなく、異常な精神興奮、不安および緊張を除くことである。1952年以来、フランスのドゥレー(J. F. Delay)らをはじめとして、この薬は単なる鎮静剤ではなく、精神病の経過そのものに対して作用する抗精神病薬であるとする臨床学者も現れた。

この薬の出現以来、さらに強力で副作用の少ない薬物が次々と開発され、たとえばベルギーのヤンセン(P. A. J. Janssen)によって研究されているハロペリドール、トリペリドールなどのブチロフェノン誘導体やオキシペルチンなどは強力な抗精神病薬といわれる。

前述の薬物は自立神経中枢に対する作用が強いが、自律神経系に影響せず中枢神経抑制作用をほとんど伴わない薬物群がある。このグループには、メプロバメートと、ベンゾジアゼピン誘導体のクロルジアゼポキサイド及びジアゼパムが属している。

メプロバメートは、1946年に開発された筋弛緩剤メフェネシンについでこの効果を持続させる薬を求めていたチェコスロバキア生まれのバーガー(F. M. Berger)が、1200種以上の誘導体を調べて、54年に見出したものであり、翌年、これは精神病患者の不安に有効であるという報告が出でてからわずか2年以内に広く使われる様になった。

ベンゾジアゼピン類は、1933年にポーランドのシュテルンバハ(L. H. Sternbach)によって合成された。60年になって、アメリカのランドル(L. O. Randall)らは、今までに用いたよりもはるかに少量で、トラやサルなどの動物に順化作用があることを報告し、次いで臨床試験の結果、抗不安作用が証明された。

精神病治療用の薬がすべて静穏作用を持つわけではなく、鬱病などの利用には異なる薬理作用のものが要求される。すなわちイソカルボキサジド、ニアラマイド、トラニールサイプロミンの様なモノアミン酸化酵素抑制剤がこの目的に用いられたのである。そのきっかけとなったのは、1951年に導入された抗結核剤のイソニアジドや、そのイソプロピル誘導体であるイプロニアジドで、これらは結核患者の気分を高揚する興奮作用があり、特にイプロニアジドはその作用が強く、多幸症や時には躁状態を起こすことがわかった。

このため、イソニアジドは1955年には抗結核剤からはずされたが、一方、この薬物はMAOを阻害する作用のあることが発見され、またアメリカのブロディ(B. B. Brodie)らは、イプロニアジドの興奮作用は動物にレセルピンを投与した例に特に著しいことを示した。これをはじめとしてMAO阻害作用を持つ多くの薬物の開発とその臨床試験が行われたが、毒性の強い点でイプロニアジドやフェニプラジンなどはすでに市場から消えた形である。

結論[編集]

ジアゼパムの構造
  1. ベンゾジアゼピン類であるジアゼパム(商品名ダイアップ 坐薬)など抗不安薬の精神薬理学的効果は高く、スナイパーライフルによる狙撃時の手ブレを押さえるためにジアゼパム(商品名ダイアップ 坐薬)は極めて有用である。
  2. 同様にベンゾジアゼピン類であるフルニトラゼパム(商品名ロヒプノール 内服薬)は極めて強力な睡眠薬であり、日本では問題ないが米国では麻薬指定されており承認されていない。特にフルニトラゼパム(商品名ロヒプノール 内服薬)はアルコールや麻薬との併用により、副作用として健忘効果が強く現われるために犯罪に悪用されやすいと言う欠点があるものの、有用性は高い。
  3. 以上のように精神薬理学と神経薬理学は極めて近しく、精神の健全さと肉体の健全さは互いに密接にリンクし、一方の不調が他方に悪影響を及ぼす事があるといえよう。

アンサイクロペディアで勉強が出来て、ほんとうに感謝しています。
ありがとうございました。だから戻ってもいいですよね?
許してくれますか?
ごめんなさい。