緊急地震速報

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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「急に地震が来たので」
~ 緊急地震速報 について、柳沢敦

緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)とは、地震に敏感動物の能力を利用し、大きな揺れが伝わる前に地震を察知するシステムである。 地震では、P波と呼ばれる比較的揺れの小さな縦波が、S波と呼ばれる揺れの大きな横波よりも速く伝播する。

緊急地震速報は、人間と比較してP波に敏感に反応する動物の特徴を利用する。 現在、日本で運用されているものは、国鳥であるキジを使ったシステムである。 キジは、微小な揺れのP波に対しても敏感に「ケンケンッ」と短く鳴く。

この鳴き声の特徴を把握することで、 P波によるものか否かをある程度判断することが可能となる。 但し、直下型地震においては、P波とS波の時間差が小さくなるため、事前把握の効果は小さくなる。

尚、日本政府が毎年、10万羽ものキジを放鳥しているのは、この緊急地震速報システムを充実させるのが目的である。

[編集] 歴史的逸話

桃太郎が鬼が島に向った際にはキジが鬼が島に起きる大地震を予測し桃太郎に助言したという説がある。「鬼が島、これより未曾有の地震に見舞われり。」 この助言に桃太郎は「天災に苦しむ鬼なれば、鬼といえども討ち取るはいと易し。」と応えたという。

[編集] 誤報

2008年1月13日未明、国営放送が鳩の鳴き声をキジの泣き声と聞き間違えたため、慌ててテレビ放送に緊急地震速報のテロップを流すという事件が発生した。確かに地震は発生していたが、実際にはキジは深夜時間帯のためすでに就寝しておりP波を感知することはほぼ不可能であった。国営放送職員が聞いたとされる鳥の鳴き声は、実際には窓の外に巣を作っていた鳩のものであったことが後の調査で分かっている。

この事件により、キジの鳴き声の知名度の低さが浮き彫りになったため、緊急地震速報の今後の運用について大きな疑問を投げかけることとなってしまった。なお、国営放送ではこの事件以降、キジの鳴き声を日勤教育で聞かせるなどの措置をとっている。

[編集] 関連項目