空也

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空也上人(くうやしょうにん)は芸名を「空也(くうや)」と名乗り全国を巡歴し、日本の歴史に名を残すマジシャンである。さらにはダンスにも秀で、炎のイリュージョンを行い全国を巡業した、総合エンターティナーの草分け的存在である。

空也上人(空也)のパフォーマンス[編集]

マジック[編集]

空也上人の像六波羅密寺)は、上人の口からたくさんのが飛び出してきている様子を表している。これは空也上人が唱えた念仏の言葉が仏になったという、現在においてさえそのトリックが明らかとなっていないマジックの様子を伝える像である。

口から6体もの阿弥陀仏を射出している

歌とダンス[編集]

太鼓・鉦(かね)などを打ち鳴らし、踊りながら念仏として唱える「ノーボーオーミトー」は「南無阿弥陀仏」のサンスクリット語での発音である。踊念仏(おどりねんぶつ)正式名称「空也踊躍念仏」は、盆踊り念仏踊り出雲阿国の創始した歌舞伎踊りに大きな影響を与えた。

火葬[編集]

諸国遊行の折り、野原に放置された遺体を見つけると集めて焼くというパフォーマンスを行った。

分身の術との類似性[編集]

口から仏が飛び出すというこのマジックを空也上人がいつ考案したかは不明である。一説では『西遊記』にて孫悟空齊天大聖)がちぎった毛に息を吹きかけると、それが分身となったという話を参考にしたとあるが、あれは「反魂の術」の応用に過ぎないため、無関係である。「南無阿弥陀仏」を流行らせるために空也上人が開発した完全なオリジナルのマジックである。

空也上人の活動[編集]

謎に包まれた人物[編集]

903年-972年10月20日とされる空也上人は、『空也誄源為憲や『日本往生極楽記慶滋保胤によれば、生存中からすでに皇室の出である(醍醐天皇の皇子など)などといわれるが、その出自について本人の口からは語ることなく、正体については謎に包まれた人物である。

空也[編集]

マジックは密教とともに日本に持ち込まれ、僧侶の間で修行と称し伝承されてきた。彼は20才の時、国分寺尾張)にて当時流行していたマジックを究めるために髪を剃り得度)「空也」と名乗ることとなる。播磨国揖保郡峰合寺で数年間のマジックの練習に明け暮れ、その後は阿波土佐の国境付近の湯島で巡業を行いつつ更なる修行を行う。

南無阿弥陀仏[編集]

マジックだけでは飽きられると考えた空也は奥羽地方でのライブで、念仏「南無阿弥陀仏」を日本語では格好悪いという理由から、サンスクリット語訳し「ノーボーオーミトー」(空也踊躍念仏-サンスクリットVer)として、民衆とともに歌い、踊りまくった。これは念仏は僧侶が唱える常識を覆した革命的な出来事である。

このライブの成功に自信をつけた空也は938年、満を持して平安京に姿を現した。

苦難の活動[編集]

だが京では938年当時マジックや歌はもはや流行遅れの芸として廃れ、行うものもいない状態であり、空也は芸の道で行き詰った。そのため氏名を明かさず市中に隠れ住み、腰に鹿の皮をまとい、鹿の角の杖を持ち、市中を練り歩きながら首から掛けた鉦(かね)をたたいて庶民にゲリラ的な「南無阿弥陀仏」の懸命な営業活動を続けた。

化野蓮台野[編集]

京外の鳥辺野、化野(あだしの)蓮台野。当時は人の遺体を埋葬する習慣が無く、遺体をこの地に捨てていた死体が放置されたままになっていることに目をつけ、「火の葬い」と称し、死体を集めて燃やす「ゲリラライブ in 化野蓮台野 -炎のイリュージョン-」を行った。数度にわたり行われたこのゲリラライブは民衆の支持を受け、またマジックや歌についても懐古主義的な要素が受けた。

平安中期頃から化野蓮台野は埋葬地として宗教的な意味を持ち始め、平安末期には一般の人々のも認識されたのは、当時のライブ活動が大きく影響している。

全国を巡歴[編集]

京で成功したライブ(マジック・南無阿弥陀仏・炎のイリュージョン)で全国を巡歴し、総合エンターティナーとしての名声を全国に広めた

「市の聖」の称号[編集]

「南無阿弥陀仏」の営業のために道の修繕や橋をかけ井戸を掘るなど、貧しい人や病人を相手に公共の福祉にも貢献したため、「市の聖」(いちのひじり)と呼ばれることになった。

僧名「光勝」[編集]

948年には比叡山戒壇院座主延昌のもとに受戒し、僧名光勝」となったが、その後も舞台に上がる際は芸名である「空也」を名乗っている。

東山西光寺(六波羅密寺)建立[編集]

951年、疫病流行の際には、パフォーマンスとして十一面観音像諸像を造立、それらはついでに洛東に建てたライブハウス東山西光寺に置かれた。この寺は後に西国三十三箇所第17番札所六波羅密寺となる。

供養会[編集]

963年、鴨川の岸で大々的にライブを行い盛大な炎のイリュージョンで成功を収める。

呪われしトリック[編集]

空也上人の呪い[編集]

かつて、このマジックはそのトリックを研究することさえ禁止され、研究したものには「大いなる災いが降りかかるであろう」と言われた。だが、それに挑戦したマジシャンは4人いることが調査の結果明らかとなっている。

引田天功(ひきたてんこう)[編集]

引田天功はこのマジックのトリックが催眠術にあるのではと考え、ある一定の成功を得たとされる。が、プリンセス・テンコーの名で知られる2代目引田天功北朝鮮との関係から金正日にその秘密が伝わることを恐れ、彼女にトリックを伝えることは無かった。1979年死亡。

Mr.マリック(みすたーまりっく)[編集]

Mr.マリックはそのトリックにどうしても工夫がつかず、弟子であるふじいあきら公案として与えた。

ふじいあきら[編集]

Mr.マリックより空也上人のマジックを公案として受けたふじいあきらは、口から滝のようにトランプ出すというマジックを完成させたが、これは空也上人のマジックとは全く関係が無かったために何の呪いを受けることは無かった。

トランプマン(とらんぷまん)[編集]

トランプマンカードマジックを行う中からその秘密の一端を知ってしまったが為に、その体より色素は失われ、白く染まった顔を隠すために仮面を付けることになった。

マイケル・ジャクソン(Michael Joseph Jackson)[編集]

無関係である。

奇跡の奇術?[編集]

空也上人のマジックについては清涼院流水の著作に登場する彩紋流水が考案したとされる「奇跡の奇術」と同様のものではないかという意見が現在では主流である。

備考[編集]

「六波羅蜜」とは[編集]

六度)とはこの世に生かされたまま、境涯に到るための六つの修行をいう。

布施持戒忍辱精進禅定智慧 この六つの修行を行い、波羅蜜彼岸悟りの世界)に到ることである。