皮膚

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皮膚(ひふ、skin)とは、殆どの生物がその邪悪な本性を隠すために発達させた器官のことである。化けの皮とも言う。

構造[編集]

表皮・真皮[編集]

何とも恐ろしいことに皮膚は二重構造であり、外側から表皮真皮という。表皮は生物の最外部をコーティングするような形で密着し、本性を隠すのに重要な役割を果たしている。真皮は表皮の真下に位置しており、普段はその姿を見せないが、怪我などで表皮が剥離すると第二の化けの皮として顔を見せる。また、表皮や真皮には巧妙な仕掛けが施されており、あたかも皮膚がなければ生物は生きていけないような風に見せかけている。

表皮には、雑菌を始めとするありとあらゆる異物が体内に入らないように、完全に人間の内部を外部から遮断する性質を持っている。これを利用して、人間はその表皮に着色や描画を行って、人としての外見を大きく変化させることができる。皮膚が化けの皮と言われる主な所以がこれである。人間の本質的な部分は第一に外見から判断される傾向が強いため、こうした表皮への装飾によって人々はさらに自分の本性を他人から分からなくするようになってきた。これは化粧と呼ばれる。女性は外見が悪いと特に悪い扱いを受けるようになるため、こうした装飾行為を必須のものとしている。但し、この手の装飾は基本的に一時的なものに過ぎず、水分によって装飾が崩壊したり洗浄されたりするとあっという間に真の残念な姿を現してしまう。この結果として待っているのは、普段から全く化粧を行わない場合と比較すると、より残念な印象を他人に与えることであろうとも考えられる。

また、皮膚そのものの色を変える日焼けという手法もメジャーだ。伝統上、元々こうした表皮への着色・装飾行為には特定集団への帰属や、そこでの地位を示す役割があったと考えられており、本来はそこに本質があったものとも考えられている。また、プライバシー保護という役割もあるとされるが、現代ではその本当の意味を理解せずにミーハーでやってしまう若者が多い。あ、大事なのは中身ですからね

なお、特定集団への帰属という装飾のより本質的な役割を強調するため、本来は表皮のみを対象として済むはずの装飾行為を、人間の内部組織にとってより直接的な部分となっている真皮まで及ばせる人間もいるという。真皮は上層の表皮を再生する役割を持つと同時に、大幅に破損すると表皮の再生を困難なものとする重要な部位である。表皮を装飾する人間は若い女性に多いが、真皮まで深々と装飾するのは割といい歳の男性に多い。そしてそうした人々は、装飾が一生消えなくても、あるいは消そうとして皮膚を醜悪なものにしても、全くそれを厭わないように、大体が怖い人である。

なお、近年整形大国のおかげで、こうした外見への装飾を一時的なものから永久的なものへとする人間が多くなった。これは整形と呼ばれる。これによって人間の匿名化は情報化社会上のみならず単純な社会上でも進むことになった。また、本来の装飾行為は顔面のみを範囲とするに留められていたが、同整形大国の発達によって今やほぼ全身をカスタマイズできるようになった。これがサイボーグが普及するまでの経緯である。繰り返して言うが、大事なのは中身ですからね

真皮の下[編集]

真皮の下には一体何があるというのかというと、残念ながらそこに本性はなく、次の関門は皮下組織だ。そしてその下には筋層。先は長い。ちなみに、皮下組織にはコラーゲンというディフェンス強化アイテムを装備できる。

また、ここ辺りに皮下脂肪という物質を食物の摂取によって多く蓄え、それによって身体を大きく、強靭なものとして見せる人間もいる。そうした人間の主な種別としては力士などが挙げられるが、中には主婦オタクなど、本来そうする必要性のないものも挙げられる。彼らが皮下脂肪を蓄える目的は不明である。

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は皮膚が硬化したものである。但し所詮は皮膚であり、その硬度は十円硬貨にも敵わない。爪は自然と伸びてゆき、また長く伸びるとここには汚れや雑菌が溜まって醜悪なものとなりやすい。しかし、現代の人間にとってこれを短く切っておくことは非常に面倒であるとされている。そのため、人々はひとまずここに絵を描いて、そうした醜悪な面を少なくとも外見では隠蔽するようにしている。

セキュリティー[編集]

人類の皮膚は薄く、どこかに擦り付けただけで厚さ0.2㎜の表皮は剥がれる。表皮よりは厚いといわれる真皮でさえ2~3㎜だ。皮膚にはその脆弱性を補填するため、表皮と真皮の境界付近に痛点という強力なセンサーが実装されている。もし皮膚が剥がれそうになった時、この痛点は「痛い」という信号を脳へと送る。そしてそれを感知した脳がプライバシー保護の為、痛みから逃れるように命令を出す。本性を即時的にバラしてしまいかねないものには、より早く命令を出せる反射という機構が使われる。