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「おととし手術したばっかなのにまたこれっくらい(親指を立てる)のができたんだよ。」
痔 について、野原ヒロシ

)とは、社会の様々な刺激を受け、疲れ切った肛門にできる無色の球状結晶物である。

おじさま用の痔核、直腸その他の脱出を防ぐTバック。

概要[編集]

痔は、トロと呼ばれる肛門付近のコラーゲンや脂肪たっぷりの部分のつながりが年を重ねるごとにストレスや社会の誹りなどで次第に崩壊し、タップンタップンにたるむことによりそれまでそれらに守られていた血管などが長時間の人体の重圧により強く[1]圧迫され、血流、金の回りが悪くなることなどが原因となり発生する。

「金の循環が悪くなる」とはすなわち世間で「苦労」と呼ばれる疲労物質がさらに溜まるということであり、人生経験を重ね、痛風の原因となるプリン体や脂肪、老廃物が体に溜まっている方の場合はそこでストレスの影響により肛門付近にプリン体その他が沈殿するようになる。一部に溜まったプリン体と愉快な仲間達は肛門付近に刺戟[2]を与えると硬いしこりを形成する。これが世間で痔と呼ばれるものである。これができると、痔主(じぬし)[3]などと呼んでもらえるが、そんな不動産は肛門に必要ない。また、二足歩行する生物だけが発症するとされるが、日光軍団たちが痔になるという報告はまだない。

余談であるが、IEでは「ぢ」と入力して変換しても「痔」を表示できない。このような重大な欠陥は直ちにビル・ゲイツに報告し、新バージョンでは改良してもらう必要がある。

症状[編集]

ひとことに痔といっても様々なタイプがあり、いぼ痔に切れ痔に火事おやじ[4]などと呼ばれる。

切れ痔[編集]

唐辛子、またはナイフなどの鋭利な食材を多量に使用した料理を食すと肛門が張裂け、ピューっと血を噴き出すようになって止まらない。神経質な人ならばトイレで悶絶、失神して病院に飛び込むのである意味安心であるが、鈍感な人ならば床に散った赤色を見ても「なーんだ、切れ痔かよ」程度で済ませ、その後その血がどんどん濁ってくることにより検診を受け、そこでやっと直腸癌だったことに気が付いたりする。そうなってしまえば、チューッと注入しても外にサッと塗っても遅い。ただし、癌以前に肛門の裂け目が喉元まで来るようでは死を覚悟するほかない。というか、その前に出血多量で御陀仏になるのは言うまでもない。

近年の子供たちや若者たちはキレやすいという話をよく耳にするが、それはキレた時の興奮のあまり力みすぎて、」(を出すどころか肛門に亀裂が入ってしまうこともさしているようだ。[要出典]

内痔核[編集]

これは、肛門内部に「尻児玉」と呼ばれる白色の玉が形成され、排便時などに力むと、ちゅるん☆と血と共に肛門から脱却するのが主な症状である。軽度であれば自ら詰め直すことができるが、一度脱却すると、力を抜いた時は常に肛門から「お玉さん」がぶら下がっている状態となるため、自分で肛門を押さえていなければならず、[5]患者からすれば非常な心労となる。誤って割ってしまうと周囲に増えるため、手術によって取り除くが、手術の次の日にまた生えることもあるため、長期の投薬治療と入院が必要とされるなかなか厄介なものである。

江戸時代は内痔核の治療のために池に赴き、尻をはだけて水面に向かって肛門を晒すと、河童に尻児玉を抜いてもらうといった方法がとられていたが、高度経済成長の折に河童の生息地であった印旛沼と手賀沼は青汁となってしまい、唯一東京にあった河童の生息地江戸城の堀は、現在皇居となって一般人が立ち入ることができなくなった。かといって、皇族が痔になった時に河童を使うわけではない。

治療[編集]

荒っぽい方法であるが、現在最も広く行われている治療法は、患部を荒縄で縛り、[6]自然に腐り落ちるのを待つというものである。そのあいだ患者は毎日病院に通い、患部の腐敗状況を尻を突き出して医者に見せなくてはならず、看護婦からはあからさまに笑われるようになる。

また、医者はニヤニヤして患部に焼きごてなどを当てることがあるが痔の治療には関係ないので安心されたし。とはいえ、患部だけを縄で縛るのは非常に困難であり、しばしば未熟な医師では他の健康な部分も腐らせてしまうことがある。無論、そうなってしまった場合は敗血症の危険を避けるため、ダメになった部分は廃棄され、患部には大判バンソウコウが代わりに貼られる。ただ、ここまで悪化することは多くないが、「痔の傷口にはエイ肉を貼るといい」や、「傷口には乾布摩擦がイチバン!」などの無責任な民間療法を信じ、自分で寒空に向かい股間をスリスリして治療を試みた結果一生ゴム弁で用を足すことになった者もいるため、専門医もしくはボラギノールに頼るべきである。

サッと塗ったり、チューッと注入したり。

また、医師によって採取された痔核は漢方薬で「白尻脳」と呼ばれ頭痛薬の原料とされるため、医師たちの副収入となっている。中国全土で1年間に集められる痔核は15トンにも及ぶという。

ヒサヤ大黒堂新聞広告[編集]

そもそも、「ぢ」という表記を広めた会社がある。その名をヒサヤ大黒堂といい、痔専用の軟膏薬の特許で立った本社のビル、通称「肛門ビル[7]の屋上には巨大なの文字がネオンによって輝き、10階建てのビルには痔の博物館まで入っている。しかし、現代痔の治療薬といえばあのいちぢくロケットで知られる「ボラギノール」が主流である。ヒサヤ大黒堂は安い方に傾きがちな顧客をどう確保するのだろうか。

実は西洋医学ボラギノール万能のこのご時世に創業ウン年の信頼という非常に不安定な売り文句をもってなっているような会社が今もなお潰れないのは、新聞広告のおかげである。

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創業以来三百九十一年ヒサヤ大黒堂

ヒサヤ大黒堂という名は知らずとも、この広告を見たことがおられる方は多いだろう。尻になんら問題の無い私たちからすれば「変わった広告だな」程度の話だが、トイレさえ安心して行けない痔に怯える方々にとって、この優しい文章はまさに聖母マリアのような慈光を放ち心に降り注ぐ。この広告を見た痔患者たちが、気が付けば受話器を握っているのは想像に難くない。

しかし、これはある程度社会的に成功を治めた者、すなわちお金持ちができることであって、金が無い者は薬局で「チューっと注入&サッと塗る」のボラギノールを買い求めるのが筋である。ヒサヤ大黒堂は、あえて治療薬の金額を高めにすることによって、使いもしないのに金をため込むご老人の自尊心を巧みに煽り、ボラギノールとの差別化を図り生き残ってきたのである。そして、これからも。

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  1. ^ 一見体重が重いほど痔になりやすいようだが、肥満体ならばそれだけ臀部に脂肪という緩衝材があるため血管は守られる。しかし血流は太っているほど悪いので痔になる確率は一般人とあまり変わらない。
  2. ^ ちなみに、ここで言う刺戟とは、アナルセックスだけではない、トイレットペーパーを揉まないで使用するという些細な刺戟でも沈殿するため中高年の方は肛門の使用に細心の注意を払うべきである。
  3. ^ 「痔持ち」という呼称もあるが、やっぱりそんなもの肛門には必要ない。
  4. ^ これとは別に野次というのもあり、肛門から血液や罵声を飛ばすなどの症状がある。
  5. ^ 樹脂等で埋め立てるか、ゴム栓をつける手術もある。
  6. ^ 患部といわず体中縛るのはそれまた違う病気である。
  7. ^ 社長の自宅は「肛門御殿」と呼ばれている。