獣装機攻ダンクーガノヴァ ~美少女カウンセラールゥ・リルリが最速で世界を救っちゃいます~

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「ダンクーガノヴァかい!? 早い! 早いよ!!」
獣装機攻ダンクーガノヴァ について、カイ・シデン
「時間が足りない 全てが足りない」
獣装機攻ダンクーガノヴァ について、チャージマン研
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『獣装機攻ダンクーガノヴァ(じゅうそうきこう-) ~美少女カウンセラールゥ・リルリが最速で世界を救っちゃいます~』とは、史上初のアクションゲームRTA実況動画をCM付きで放送したTV番組である。投稿者は首藤剛士

概要[編集]

本作…否、想定されていた「本来のダンクーガノヴァ」は80年代に放送されたアニメ『超獣機神ダンクーガ』の続編である。あまり知名度が高いとは言いづらかった『ダンクーガ』であるが、主演・矢尾一樹の名セリフ「やってやるぜ!」のパロディや、『スーパーロボット大戦シリーズ』でのゴリ押し度重なる登場により、若年層にも知名度が高くなっていった。ダンクーガを製作した葦プロダクションはリバイバルブーム[1]に乗り、2007年、マルチ展開するプロジェクトとして『ダンクーガ』のリメイク企画『ダンクーガノヴァ』を開始した。

しかし、ふたを開けてみればその中枢として開発されたゲーム『DACOUGA NOVA』は売り上げが芳しくなかった。なぜなら、スパロボをやってる奴以外、誰もダンクーガを知らなかったからである。この売り上げでは製作費を回収するのが手一杯で、とても他のメディアに展開するのは困難な状況下にあった(本プロジェクトにノベライズコミカライズ等がないのもそのせいである)。もう放送枠は買ってしまった以上、アニメを放送しないわけにはいかない。悩みに悩んだ結果、製作委員会は当時オタクの間でブームになり始めていた動画投稿サイトで、ゲーム実況が人気を博しているのを知る。

「これだ! 一からアニメを作る予算も納期も無いなら、ゲーム実況動画を放送すればいいんだ!」

かくして葦プロはゲーム『DANCOUGA NOVA』に実況音声を付け、いかに早く、いかに華麗に本作をクリアするかということをテーマに動画を作り上げ、製作費は声優のギャラと音楽の使用量だけという恐るべき公式同人番組が完成したのである。

ゲーム『DANCOUGA NOVA』[編集]

概説[編集]

2007年にPS3で発売された3Dアクションゲーム(兼恋愛ADV)。本作は『ダンクーガ』の200年後を舞台にしており、序盤はウォーロイドと呼ばれる雑魚メカを倒すのが目的で、中盤でライバルのR-ダイガンをやっつけて仲間にし、最後ににいるラスボスを倒すことでクリアとなる。自由度がかなり高く、ダンクーガの持つ3種自在変形[2]を組み替えて戦場を駆け回り、敵を潰していくという、『機動戦士ガンダム 戦場の絆』に近いシステムを取っている。敵を倒してゲージを溜めるとダンクーガノヴァへの合身が可能となるが、単なるダンクーガノヴァによる無双ゲーでは面白みが足りないため、活動時間には制限がある。原作『ダンクーガ』はいつまでたってもダンクーガが出てこないことが大不評だったので、第2面で既に使用可能となり、しかも武器も使える[3]という至れり尽くせりぶりである。

キャラクターデザインと監督は大張正己を登用、恋愛要素も多いためかCEROはCと高い。それが売れなかった原因なんじゃないの?

登場人物[編集]

番組の特徴[編集]

RTA動画のサムネイル(大張監督の描きおろし)

本番組は極めて予算と納期が切迫していたため、ゲームをただクリアするまでの過程をいかに「魅せる」かが要求された。

  • 極力、話の本筋に関係ないシナリオはバカスカスキップする。
  • ただし本作は恋愛要素、女性キャラのセクシーな描写もあるので、そうしたシーンはカットせずに見せる。
  • 一方、用語解説などはゲームをやっていることを前提に飛ばしまくる。
  • 敵との戦闘はなるべく楽して勝つ。わざわざ分離したり三段変形したりといった無駄な動きは極力排し、敵をさっさと片付けることを第一とする。
    • そのため、ラスボス戦はわずか2分で終了という恐るべき速さで終わってしまった。
  • 裏技、隠し要素は時短の為ならバンバン行う。
    • これにより、ラスボス戦ではぶっ壊れ性能の隠し最強機体『ダンクーガノヴァ・マックスゴッド』を使用。上記の通り秒殺に近い形で幕を閉じた。

これらのRTAを終えたうえで、最後に作品解説用のゆっくり代わりに可愛いマスコットロボのOG-5を、実況用Vtuber[4]代わりに、番組オリジナルキャラとしてゲーム版には登場しない美少女カウンセラー「ルゥ・リルリ」(縮めて読むと怒るという定番のギャグも搭載)が設定され、後藤(弱)によるアフレコが行われた。こうして、通常プレイ時間であればクリアに軽く15時間はかかる『DANCOUGA NOVA』をわずか12話、すなわち4時間にまでカットして、公式RTA動画『獣装機神ダンクーガノヴァ』は無事に放送を乗り切ったのである。

ちなみに、タイトルにおける「獣装機攻」なる枕文字はゲーム版との区別の為の呼称で、特に意味は無い。これはスタッフが適当に強そうな漢字を書いた紙をシャッフルして引いたのを並べただけである。

使用されたユニット[編集]

ノヴァイーグル
1面で使用される戦闘機。本来体当たり攻撃は回数制限付きだが、動画では裏技によって使用回数を復活させ凄まじい勢いで雑魚を蹴散らしていく。
ダンクーガノヴァ
2面以降使用可能になる合体ユニット。一応ノヴァイーグルに分離してから各ユニットをNPC僚機として戦わせる事も可能だが、動画では全く分離していない。
ダンクーガノヴァ・マックスゴッド
フラグを全て立ててRダイガン戦をクリアすると、ラスボス戦とフリーバトルモード限定で追加される隠しユニット。明らかにバランスブレイカーで、レンジを問わず圧倒的火力を誇る。

反響[編集]

本番組の初見視聴者における一般的な反応

話をカットにカットしまくったため、『獣装機攻~』の反応はあまり芳しくなく、「キャラが何を言ってるか全くわからない」「1週見逃せば、普通のアニメだと4話くらい飛ばしたに等しい」と言われるほどであった。しかしながら、声優補正とゲームを熟知した「魅せる」かっこいい戦闘アクションもあって、「カットされた部分も見たい!」と原作ゲームを購入した視聴者も少なからずは出たため、最終的に黒字でこのプロジェクトは逃げ切った幕を下ろした。このゲームを√フルコンプのために何週もさせられた挙句、最速RTAをやらされた首藤は「正直、終わって一番ほっとしているのはぼく自身である」「機会があれば普通のアニメ番組としてダンクーガノヴァをリメイクしたかった」と目の下にクマを作ってコメントし、その3年後にこのゲームのやりすぎで亡くなってしまった。

スーパーロボット大戦シリーズ』にも女性が主人公であること、1機に搭乗する人数が多いので精神コマンドを乗せやすいこと、シナリオが単純なのでクロスオーバーが楽なことなどから、RTA動画としては初の参戦を果たした(初参戦は『スーパーロボット大戦L』)。が、流石にRTA動画をそのまま再現するわけにもいかないため、クレジットは『獣装機攻~』でありながら、実質は『DANCOUGA NOVA』の方の参戦に他ならず、RTA動画の参戦意義は事実上「ルゥ・リルリを出す」以外に全く無いわけである。これにより、番組本編しか見ていないプレイヤーは、スパロボの方が本編じゃんと見当違いな解釈をすることとなった。

なお、この手法は後に、あまりにひどいと評判になったアニメ『機神咆哮デモンベイン』を『スーパーロボット大戦UX』に参戦させる際にも使用されることとなった(『UX』では実質原作ゲーム斬魔大聖デモンベイン』の参戦に等しい)。

脚注[編集]

  1. ^ 当時はスパロボの影響でゲッターロボOVAやマジンカイザーガイキングLODなど古いロボアニメのリメイクが流行っていた。
  2. ^ 超獣機神ダンクーガ』の項目を見ればわかる通り、子供向けの玩具化など考慮に入れていないのでやりたい放題である。
  3. ^ 打ち切りのせいでTVアニメ本編では素手で相手をぶん殴って倒していた
  4. ^ 勿論2007年当時こんな用語は無い。

関連項目[編集]