爆笑オンエアバトル

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

爆笑オンアエバトル(ばくしょうオンエアバトル)とは、1999年よりNHKで始まったお笑い番組である。キャッチフレーズは「史上最もシビアなお笑い番組」。その名にまったく偽りはない。

目次

[編集] 概要

1999年、ちょうどノストラダムスが滅亡を予言した年に始まったこの番組は、毎週10人の才能のある挑戦者から5人のいけにえを選択することを目的としている。一般に、オフエアと言われるこのいけにえの称号は、多くの若手お笑い芸人にとっての最後通牒、降伏勧告にあたり、実際にこの番組を卒業していった(出てこなくなった)芸人の多くは芸人をやめていくことになる。しかし、中には何度跳ね返されても、30代半ばを超えても出演し続けるツワモノもいるにはいる。

[編集] 内容

この番組は、一般的にお笑い番組の中のであると言われている。毎週5人の尊いをささげ続けているので、その表記も当然かと思われるが、しかし、実際は笑いの鬼たちが闊歩するお笑い地獄のほうがが正しい表記である。その入り口は誰も知ることのない挑戦者たちの屍に埋め尽くされている。深奥には化け物たちがたむろしており、ゴールドやプラチナなどの人外は番組への出演を禁じられることもあるが、そんなやつは100人(約50組)に1つあるかないかである。なお、地獄の一番深いところに潜む大悪魔、立川談志もこの番組を絶賛し、今の番組にこれほど若手にチャンスを与えるものはないと言い切っている。ようは、お笑い地獄にもっといけにえをということである。

会場には主にNHKにあるみんなの広場ふれあいホールという、実際に行われていることとは真逆の名前の施設で行われ、年に数回、地方でもロケを行っている。場内には芸人をいかようにもいじるために生まれた100人のシンサインという名の悪魔が陣取り、それぞれ色分けされた10個の玉を使って芸人たちの命運を左右している。収録会場でのみ味わえる番組の裏名物、主に100キロバトラーといわれるレベルの挑戦者たちに、シンサインが玉をまったく与えない様子は、目には見えることはないが、本当にいけにえたちのプライドと心、人生をズタズタに切り刻んでいる。そのため、多くの視聴者には玉を与える場面しか放送しない。これには、R18指定を避ける意味合いが強い(ただし、一時期、100キロバトルだろうが200キロバトルだろうが関係なく、全てのネタを別の番組で放送していたこともあり、全国に一生のをぶちまけようとするNHK狂気に多くの挑戦者たちが戦慄した)。

[編集] いけにえの儀式

この番組の収録はいたいけな挑戦者たちの順番を決めることから始まる。挑戦者が1つのネタ(最高5分)をやるたびに、会場は暗転し静寂が訪れる。中にはタイムオーバーで暗転することもある。そうすると、人生も真っ暗になる。そして挑戦者ごとに決められた色の玉をシンサインたちが銀色に光る入れ物に落としていく。その様子を挑戦者はただただ見守るばかり。この段階で死刑通牒を突きつけられる哀れなものたちのことを、100キロバトラー、もしくは200キロバトラーと呼ぶ。ただし、長い歴史の中には、200キロバトラーの中でも生き残った幸運の持ち主もいる(例:キャン×キャン、5番6番など)。もちろん、その内容はどうしようもなく、果たして放送してよかったのかどうか疑問が残る内容だったことは言うまでもない。だが、それがいい

長い歴史の中でもっとも悲惨ないけにえとして有名なのが、2000年11月に挑戦したグレートチキンパワーズである。玉が一個もなかったその惨状は、長いオンエアバトルの歴史でも最悪の出来事として記録されている。なお、リベンジした結果も、137キロバトルだったことはあまり知られていない。彼らは2005年に解散している。

全ての挑戦者のネタが終了した後、挑戦者たちは再度ステージに集められる。そして、儀式としてもっとも盛り上がる計量が行われる(番組はこの時点からスタートする)。その光景はまさに筆舌に尽くしがたい。特に、当落選上の350キロバトル以上400キロバトル未満を計測した芸人にとってはまさに今後の人生、生きるか死ぬかのスリリングな瞬間であり、運よくオンエアされた人間のとるガッツポーズは隠れた番組の名物である。ただし、300キロバトル台後半の連中がそのレベルで今後も生き残れるわけがないことは番組を通じて証明された悲しい現実である。つまり、消えるか成長し続けるかの二択しか、挑戦者には残されていないのである。

なお、この段階で500キロバトルを超えた挑戦者には、お笑い地獄のさらに奥へと進むことを許される。いわゆる、お笑い芸人にとって化ける瞬間である。そのわずか数組のために、いったいどれだけのいけにえがささげられるかは推して知るべし。

全員の計量が終了した後、司会者によって、今週のオフエアされる挑戦者たちが紹介されない。そして、銀色に光る入れ物を持ったまま、その場から一歩も動くことを許されない。その後、会場全体のシンサインたちの拍手に包まれながら、いけにえたちは舞台の脇から去っていく。舞台袖にある扉の向こうにある階段は、いわゆる死刑囚にとっての13階段に相当する。実際数えてみると、本当に13階段のような気がしなくもないが、目の錯覚だろう、きっと。その際、BGMはいろいろと用意されているが、やはり伝説といえるのがタオルズの「君に幸あれ」である。

がんーばーれー負けーるなー…」(涙)。本当に無責任だけれど、いいエールである。

そして、いけにえたちのコメントがごくごく優しい表記のジャッジペーパーとともに日本全国に放送される。放送されなかった分のジャッジペーパーも全て挑戦者に手渡される。なお、どうしてジャッジペーパーかというと、ほとんどがいけにえたちにとっての死刑判決文に相当するからである。

そして、お笑い地獄に生気を吸い取られた彼らはとぼとぼと去っていく。

このいけにえの儀式は半ば伝説化しており、あるときは1年の終わり、全国民の半分が注視する中で行われたこともある(もっとも、この場合はお笑いではなく歌合戦の敗者を決めるために行われた)。

[編集] オンエアされる上位五組の発表です!

運良く、いけにえにされることをまぬがれたとしても、果たしてそのネタが面白いかどうかは微妙であることも多い。450キロバトルを超えると確実に笑えるとみていいが、300台後半から400台前半にかけては、当たり外れも大きい。ただし、場合によっては300キロバトルのネタで一番笑えるということもありうる。これは、笑いのツボが各人ごとに異なるためである。また、地方でのロケでは、シンサインたちが大甘になることも多く、500キロバトルが量産される傾向がある。実際、会場の雰囲気もよく、挑戦者たちもノリノリで演じることができるため、すなわち、地方でだだすべりしたらいろんな意味でおしまいということでもある。

無事、オンエアされた挑戦者たちは、いけにえたちが階段を上る中で、司会者の「あなたたちです!!」の掛け声とともに勝利のポーズを決め、番組の収録が終わるのは一連の流れである。

なお、芸人以上のオーバーアクションで悪名が高い4代目の司会者は、一度だけ「あなたたちです!!」のポーズを勢い良くやりすぎ、後ろに立っていたダイノジの顔面にチョップを食らわせたことがある。その回におけるもっとも視聴者が爆笑した瞬間を司会者がかっさらっていった有名な場面である。この栄誉は、後に天然ボケで有名な5代目の司会者も獲得する(6代目の司会者も天然ボケだが、せいぜい同じ名字のがいる芸人との掛け合いくらいだった)。

[編集] 伝説の挑戦者

番組の歴史を飾る上で忘れられないいけにえたちを紹介する。

  • ダンディ坂野…オフエアの、いけにえたちの希望の星。7勝15敗というその戦績以上の存在感を示したこの番組の裏の貢献度ナンバー1。彼の存在なくしてこの番組は語れない。
  • 笑い飯…1勝3敗。M-1グランプリ決勝常連の彼らでもオンエアバトルでは惨敗が多い。平均kbは300.0kb。
  • ハリセンボン…0勝3敗。オンエアバトルで生き残れる女性芸人は本当にわずかしかいないため、このような戦績は別におかしくもなんともない。
  • レギュラー…0勝3敗。残念ながら、エンタの神様とは違いレギュラーにはなれなかった。
  • 友近…0勝4敗。同時期に出演した青木さやかだいたひかるなど同じ芸風を持つ女性芸人の中で、唯一オンエアされたことがない。
  • アンガールズ…1勝4敗。しかし、その1勝のネタは異常なほどインパクトがあった。
  • ロッコツマニア(Rマニア)…0勝1敗。ただ一回挑戦し、惨敗。今、その存在を知るものは少ない。
  • パッション屋良…3勝2敗。だが、2敗した全ての回が高得点だった。
  • グレートチキンパワーズ…0勝2敗。全出演者の中で唯一空っぽのバケツを持ったことがある。2005年に解散。
  • こんらんチョップ…0勝8敗。成績を見ただけで頭が混乱しそうだ。最高kbは349kb。
  • 村田渚…この番組における真のいけにえとは彼のことだろう。人生最後のネタがオフエアという伝説は、今後も長く語り継がれる。通産成績は、フォークダンスDE成子坂で1勝、村田渚で4勝6敗、鼻エンジンで2勝1敗。しかし、お笑いに命をかけたその生き様は忘れることは出来ない。

[編集] お笑い地獄の覇者達

番組の歴代覇者(プラチナバトラー)を紹介する。

[編集] お笑い地獄の好成績者

番組の好成績者(ゴールドバトラー)を紹介する。

[編集] 関連項目