夏子さん
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
| 夏子さん(なつこさん) | |
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| 一般情報 | |
| IUPAC名 | 炭酸ナトリウム |
| 英名 | Sodium carbonate |
| 組成式 | Na2CO3 |
| 式量 | 個人情報保護法に より無記載 |
| 形状 | 人間の女性型 または粉末状 |
| 性質 | |
| 密度と相 | 1g/cm3ぐらい, 固体 |
| DHMOへの溶解度 | 骨ガス:CO2発生 |
| 融点 | 36.5℃ |
| 沸点 | 309.65K |
| 一応なるべく国際単位系使用 &標準状態下。 | |
夏子さん(なつこさん:Na2CO3)とは、錬金術実験で頻繁に造られる、ホムンクルスの一種。中等教育でも練習に用いられるほど基本的な魔法生物である。
目次 |
[編集] 概要
夏子さんはホムンクルスの中でも組成が比較的単純で、簡単に製造できる部類に属するため、日本の中学校の授業現場において、錬金術の教育によく題材にされている。
一般的なホムンクルス同様に、身体は白く、(その製法上の理由もあり)肌がやや乾燥している。「夏子さん」という名前とは裏腹に、その性別は存在しない。
DHMOに非常に弱く、大量のDHMOに浸かると夏子さんは分解して泡(骨ガス:CO2)を出し、溶解してしまう。
[編集] 製法
次に示すのは、中等教育で用いられる、実験室的夏子さんの製法である。
この製法は、ホムンクルスの製法について書かれた大書『ホムンクルス50の製法』の第1法、「分解法」を利用している。
- 材料を試験管内に入れる。この時の量により、製造される夏子さんの体重が決定する。大体、造りたい夏子さんの1.6倍の量の材料を入れると良いとされている。
- ガラス管を付けたゴム栓で試験管にふたをして、材料を入れた部分をガスバーナーで加熱する。
- 気体が発生し始めるので、水上置換法で置換する。
- また、同時に液化DHMOも発生するため、製造途中の夏子さんに触れないように、試験管の口側を下にやや下げておく(試験に出るよ!)。
- 気体の発生が止まったら、ガスバーナーの火を消して、完成。
[編集] 課題
誰にでも造る事が可能な夏子さんだが、それゆえに造られた夏子さんは人間の嗜好と好奇心のおもむくまま水没させられてしまう事が多い。元々倫理的な問題が取りざたされている魔法生物の中でも、夏子さんは教育現場で日常的に造られ、そして分解されるという指導が平然と行なわれている事が強い批判を受けている。このことについて教育現場では「自分で生命を造り、そして殺す事で命の大切さを分かって欲しい」という論調がなされているが、「魔法生物による命の製造が本当に道徳教育に役立つのか」、「錬金術の授業で教える内容から逸脱しているのではないか」といった疑問の声が上がっている。
[編集] 登場作品
[編集] 文学
- 理科室の夏子さん
造られては溶かされる夏子さん。とある古い中学校の理科室で、魂がないはずの夏子さんの怨霊の仕業と噂される怪奇現象が発生。少年達がその事件の解決に向かうが……

