漢字魔法

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

漢字魔法としても利用される。ここでは魔法としての漢字について解説する。

概要[編集]

漢字魔法(かんじまほう)は「ミッドチルダ式魔法」「古代・現代ベルカ式魔法」にならぶ魔法の大家であり、もっとも魔術の種類が多い魔法である。源流が現代まで途絶えていない魔法体系としては最も古く、それ故カタカナ系の絶滅した魔法をも使用が可能とされる。

漢字魔法は、お札に漢字や熟語、単語、動詞などを書き、それに術者の「魂」を込めることで具現化する。書いた文字によって発現する効果が違い、現代まで東アジア圏の生活エネルギーとしても機能している。

魔法としては珍しく「言語との一体化」を成しており、魔法あっての言語、言語あっての魔法という関係が成り立っていて、 それゆえに魔法を魔法として統制する「魔法管理局」のような組織が存在しなかったことから、現代まで大きく発展した。 しかし漢字魔法は多彩すぎるが故にネガティブな意味を持つ魔法も大量に存在し、現代社会に不適応な言葉もいくつか存在することから、「言葉を抹殺する」ことでそれらの魔法自体の使用も制限される。最近の「言葉狩り」に漢字魔法の衰退を危惧するものも少なくない。

歴史[編集]

古代 - 漢字魔法の起源[編集]

漢字は元々中国発祥のものであるが、漢字はラテン語系のアルファベットとは異なり一つ一つが意味を持つ。これに目をつけた約2000年前の一人の道術使いが、当時使われていた篆書体(てんしょたい)に「魂」を吹き込み、漢字をエネルギーに変換する「漢字魔法」を大成した。

現在の研究では甲骨文字の時代からこの技術が使われていたことが分かっているが、その道術使いがそのことを知っていたかどうかは不明である。

秦の滅亡 - 兵器への転用[編集]

漢字をエネルギーに変換する技術は「籀文(ちゅうぶん)」という本により中国全土に瞬く間に広がり、生活に使えるまでに発展した。しかし篆書体の「書きづらい」という決定的な弱点から、漢字はその本質を変えていき、が滅ぶ寸前には「隷書体」と呼ばれる新たな漢字によりその技術が引き継がれていくことになる。

隷書体での漢字魔法は書きやすく連射が利くため、篆書体に比べ出力に優れていた。そして秦を滅ぼす兵器として、隷書体漢字魔法が利用されていくことになる。

中世 - 周辺国への広まり[編集]

その後漢字が日本琉球王国朝鮮モンゴルベトナムなどに広まると、東アジア圏において漢字魔法が文化の大動脈となる。倭国、後の日本では、簡略化された表音漢字「万葉仮名」と、それを簡略化した「ひらがな・カタカナ」が誕生し、「送り仮名」と呼ばれる追加効果をつける漢字魔法が体系化されていった。

日本・中国ともに海賊の撃退や内戦でも漢字魔法は大いに使用され、兵器としての利用が確立されていった。

近現代 - 新型兵器の台頭[編集]

しかし近代以降になると、南北朝鮮で「ハングル」が、モンゴルで「モンゴル文字」が、ベトナムで「ラテン文字」が普及するようになり(それらの発祥は中世前後だが)、これらの国々では徐々に漢字が使われなくなっていった。というのも、漢字魔法をこれらの文字に応用することができたからである。

これらの文字による魔法は「新型兵器」と呼ばれ、伝統的な漢字魔法からの脱却を意味した。とは言っても源流は結局漢字魔法に行き着くため、その本質は変わっていないといえる(実際ベトナム語はその殆どを漢字で書くことができる)。

書体[編集]

基本的に、新しい書体ほど漢字にこめられる意味や魂は薄れていく。また国ごとに扱う字は変わってくるため、同じ書体でも国によって漢字が変わることにも注意されたい。

篆書体
甲骨文字と金文を除けば最も古いとされる書体。その書きづらさから短期間で消えていったが、の時代にルネッサンスが起こり、現代でも封印の証「ハンコ」に利用されている。
隷書体
篆書体に変わる新しい字体として、書きやすさを考慮した書体。一画一画を丁寧に書く。篆書体より書きやすいため、短時間で多くの漢字を書くことができ、時間あたりの出力を上げることに成功した。現代日本でも、紙幣や新聞のタイトルに使われることがあるが、これは隷書体は篆書体ほどではないが一字一字に与えられる意味が深いためである。
草書体
隷書体と起源をほぼ同じくするが、一般に普及したのはその何百年も後になる書体。ラテン文字で言う筆記体に当たる。隷書体を元にして作られたが、隷書体が「書きやすさ」を考えたのに対し、草書体は「如何に速く書けるか」を追求した書体である。あまりに字体が崩れすぎている上に、同じ字でも人によって形が違ってくるため、文字ごとの形を覚えなければ読み書きできないことが多く、また文字にこめられた意味も希薄であることが多い。しかし最も速攻に優れた書体であり、イニシアチブを取るためには強力な手段となる書体でもある。
行書体
草書体と、後に解説する楷書体の中間形態。現代の日常的な筆記に使われる。楷書に比べて書きやすく、草書に比べて読みやすいため、現代漢字魔法としては最大勢力といえる。
楷書体
隷書体に似ていて、一画一画を筆を離して書く書体。隷書体をもっとも忠実に引き継いだ書体といえる。またもっとも新しい字体でもある。そのため安定した魔法を扱うことができるが、漢字魔法は安定性とスピードが反比例するため、速攻を決められると勝ち目はない。

国ごとの漢字魔法[編集]

日本[編集]

日本は漢字魔法を扱う国の中でも異彩を放っており、それは後述する術体系にも現れている。日本でしか使われない独自の漢字「国字=和製漢字」を持ち、振り仮名が頻繁に利用される。また隷書体を簡略表記した「日本新字体」が一般に普及しており、それなりに見やすくなっている。しかしさらに簡略化された中国簡体字には勝てない。

全国レベルで「常用漢字」なるリミッターが設けられており、それ以外の漢字は基本的に公衆にアピールする魔法としては使用できないため、「ら致」や「閉そく」など間抜けな単語が目立つことでも知られる。

中国[編集]

篆書・隷書による繁体字魔法を古来使いつづけてきたが、面倒くさくなってきたので最近は簡体字魔法を使う。漢字の数が非常に多く、最も様々な意味を表すことができる漢字魔法という点では、やはりベースとなる中国漢字=元祖漢字魔法の影響は大きい。

現代でも繁体字魔法は台湾香港などで一応使われている。

韓国北朝鮮[編集]

中国の属国だったこともあって、近代まで漢字を使いつづけてきたが、なぜかハングルに方針転換し、現代では漢字が使われることは限りなく少ない。

北朝鮮ではそもそも漢字を使うことが禁止されている。「絶対ハングルのほうが魔法が使いやすいって」というのが理由だが、 ハングルはすべて表音文字のため、同音異義語が多数発生し(ラテン語系の言語はもともと表音文字しかないため殆ど同音異義語がない)、文脈から言葉を判断しなければならないという部分が弱点となってしまった。ここにも朝鮮語の源流が漢字であることが現れているといえる。

モンゴル[編集]

アンサイクロペディア的史実によればこちらもモンゴル文字を使用することにより漢字を使わなくなった。一部のトンデモ学者によればチンギス・ハーンが遺した魔道書『元朝秘史』にモンゴル式漢字魔法が使われているらしい。

ベトナム[編集]

国字によるベトナム語漢字化計画が行われたが数百年経っても万葉仮名レベルの魔力しか引き出せなかったため、フランスに侵略された。この時に作られた「国語」により漢字を使用する必要がなくなった。

漢字魔法の基本[編集]

漢字魔法は漢字によって発動するため、漢字のことを知らなければならない。

パーツ[編集]

漢字を構成する最小単位は「パーツ」と呼ばれる。このパーツは単体で使われるほか、必要に応じて合体・変形合体・強化武装が行われる。これらは単体で使えるものと使えないもの、合体して初めて一つの漢字として認識されるものなどが決まっており、漢字魔法が複雑であることの原因にもなっている。

単体での使用
ものの形を模した漢字(象形文字)や、抽象的概念を表現した漢字(指事文字)などは、その殆どを単体で使用することができる。これらは漢字魔法の用語で「エレメント」と呼ばれ、元素に匹敵する重要な魔法の構成要素である。
例:日、水、雨、上、下 など
合体
エレメント同士を組み合わせて一つの漢字にしたり、パーツを2つ以上組み合わせて一つの漢字にすることを合体という。合体は漢字魔法の強力なサポート手段であり、3つ以上の字を組み合わせると超弩級の威力を発揮する。
例:日+月→明、火+火→炎、山+上+下→峠 など
特にエレメント同士が合体したものは、その殆どが会意文字と呼ばれ、エレメントとなる漢字の意味を組み合わせたものになる。
変形合体
漢字は合体するとき、ものによっては変形を起こすものがある。これは変形合体といわれ、パーツに応じて多様な変形が行われる。
例:人+木→休、衣+(人+口+木→保)→褒、艸+水+火→蒸 など
褒のように二段変形合体するものもあれば、蒸のように全ての文字が変形するものも存在することから、変形合体はかなり柔軟な変形が許容されることが分かる。
強化武装
辵(之)→辶 - しんにょう、广 - まだれ など、合体を前提とした漢字がいくつか存在するが、これらは強化パーツと呼ばれ、漢字が強化パーツと合体することを強化武装という。強化武装は兵士に大砲を持たせるようなもので、これも合体・変形合体同様強力なパワーを生み出す。
例:玉+(ウ→宀)→宝、者+(邑→阝)→都、矢+疒→疾 など
都のように、全く意味が変わってしまうものも多く、強化武装は侮れないものが多い。
変形合体・強化武装は、合体・武装した漢字の殆どが形声文字と呼ばれ、音をとるためだけに合体したものが多い。現在使われている漢字の約9割を占める。

部首[編集]

漢字1文字のうち、その文字の中心となる漢字を「部首」という。部首は漢字魔法をグループ分けするために作られた概念であり、漢字魔法の調査にも大きな力を発揮する。

たとえば、焼、燃、炎、炙 などは一貫して「火」という部首のグループに置かれ、これらがすべて火属性攻撃の漢字であることを表している。また、性、悲、慕 では、部首の位置や形が違うが、そうであっても間違いなく「心」部の漢字である。特殊な例として、似たような形を持つ漢字を部首として扱う場合がある。たとえば、由、甲、申はすべて「田」部(たなべ)に属する。

特殊タイプ[編集]

同じ意味を持ち、同じ読み方をする漢字でも、複数の書き方がある漢字が存在する。これを異体字と呼び、ものによっては後述する難読漢字に当てはまることがある。

たとえば「崎」と「﨑」はどちらも同じ意味で、どちらも「さき」と読む。異体字は互いが互いに異体字の関係を持つが、異体字同士のうち標準的に魔法として使われるほうを「正字」などと呼ぶ。

慣用術[編集]

ここでは、日本の漢字魔法における体系化された魔法について記述する。

音読み・訓読み[編集]

日本における漢字は、古代中国から音を拾った「音読み」と、日本語の意味にあわせた「訓読み」という2種類の読み方を併せ持つものが多数存在する。

とくに音読みは殆どが1音節なのに対し、訓読みは2音節以上であることが多い。これは一つの漢字が様々な魔法バリエーションに対応できるように改良した末にできたものであり、日本の漢字魔法の柔軟性を助けている。

送り仮名[編集]

意味を持つ漢字の後ろにひらがなを添えることで、追加効果を生み出すことができる。これを「送り仮名」といい、主に活用語に使用される。

たとえば「燃やす」は「燃」単体でも扱うことができるが、「やす」をつけることで相手へのダメージであることを強調している。活用語は活用形が6つ存在し、さらに助動詞をつけることでパターンが増えるため、単語一つで多彩な攻撃が可能となる。

熟語[編集]

漢字を2つ以上組み合わせることによるコンボ攻撃のこと。

たとえば「烈火」は、ただの「火」に激しいことを表す「烈」の字を加えることにより、より強力な火属性攻撃を発動することを表す。単語1つあたりの字数が増えるほどそのレベルは上がっていき、より強力な魔法へと発展する。とくに「前後」や「安否」など反対の意味を持つ漢字を並べた熟語は、逆属性の攻撃を一度に発動するという点で恐ろしい力を発揮する。

四字熟語
なかでも特筆するは四つの漢字で構成された熟語であり、これを四字熟語という。これは代数的に全ての解を求めることができる次数最大の代数方程式「4次方程式」とも密接な関係があるとされており、四字以外の熟語にくらべてとても強力な効果を発揮する。たとえば「五里霧中」は、2km(日本の場合は8km)先まで続く霧を発生させ、相手の視界を完全に奪う魔法である。これも「東西南北」や「冠婚葬祭」など、反対の意味を持つ漢字を並べた熟語が特に強力である。

難読漢字・難読熟語[編集]

上級者のみの使用が許される、ハイリスク・ハイリターンの危険な術。

最近中二病患者がこれを頻繁利用する傾向にあるが、安易に使うと精神崩壊を招く恐ろしい術である。しかし使いこなせば地獄や天国をも動かすことができる究極の技でもあり、憧れは今でも絶えない。

例:薔薇(ばら)、微睡む(まどろ - )、棘皮動物(きょくひどうぶつ) など

当て字[編集]

「漢字の読み方が分からないので読み方を意味にかぶせたもの」と「かっこつけるためにわざと変な読み方をしたもの」の二つに大別されるが、要するに漢字に対して無茶苦茶な読み方をさせる技のこと。

これは中二病患者だけではなく、いい年こいた作詞家や漫画家も使う傾向がある。しかしやはり安易に使うと精神崩壊に陥る。 時には当てた読み方がカタカナ言葉であったり、数字にひらがな読みを当てることもある。難読漢字・難読熟語同様使いこなせば強大な威力を発揮する。特に使っただけで相手が死ぬ永遠力暴風雪は(VIPでは)有名。

例:永遠力暴風雪(エターナルフォースブリザード)、死魔殺炎烈光(ディアボリック・デスバースト)、闇魔超大爆撃(エヴィルナイト・ビッグバーン) など

詳細は当て字を参照。

振り仮名[編集]

漢字の読み方をひらがなやカタカナで示すサポート魔法。味方との合体攻撃を仕掛ける際にこれを使うことが多い。難読漢字や当て字に対する有効打の一つでもある。

最近必ずこれがないと魔法を使えない未熟な魔法使いも増えている。

主な使い手[編集]

  • 中国人 - 生得的な漢字魔法の使用者。ただし大陸の中国人は「谷」と「穀」の区別がつかないなど社会主義の弊害が出ている。
  • 暴走族 - 誤った漢字魔法を使うため国家権力に弱い。
  • 漢字魔二世 - 伝説の漢字魔道士漢字魔一世の2代目。漢字音楽で世界を席捲中。

関連項目[編集]

この項目「漢字魔法」は、執筆者がクラックをキメていた可能性もありますが、今はまだクソの山です。より愉快にしてくださる協力者を求めています。さぁ、これを見ているあなたも、恥ずかしがらずに書き込んでみよう! (Portal:スタブ)