注文の多い料理店

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注文の多い料理店(ちゅうもんのおおいりょうりてん)は、戦前の経済学者・経営学者である宮沢賢治の企業戦略に関する論文である。顧客を取り込むことに関しての手法、自分に対して有利に働きかけられるように行うべき情報戦略、利益を手にするためには犯罪スレスレの行為も辞さずといった厳しい経営論が記載されている。海外からも禿タカファンドを中心として高い評価を得られている。

概要[編集]

この論文では企業側として妖怪、顧客側として狩人二人にたとえられている。猫側は最終目的として美味しく調理された人肉の西洋料理を得ることを目標としている。明確な目標を決めながらも、顧客側にこちらの目論見を見せないという点は、現代のトップセールスにも通じるポイントである。

あらすじ[編集]

スポイラー
スポイラー

警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、アルバス・ダンブルドアセブルス・スネイプに殺害されることや、吾輩」は偉そうな事言った挙句に酔っ払って溺れ死ぬことや、宋江は最後に毒殺されることや、葉蔵はヨシ子が襲われている所を見て逃げ出してしまうことや、オリエント急行に乗り合わせていた乗客全員が犯人であることや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、初版本を手放さないようにしてください。

その白熊のような犬が、二疋いっしょにめまいを起こして、しばらく吠って、それから泡を吐いて死んでしまいました。

顧客を完全に取り込むためには、まず顧客の中で用心深く後々自分たちに牙を向く恐れのある人物を顧客から遠ざける必要があるという点である。企業防衛の逆を行く戦略であり、今でもヤクザなどは頻繁に使う手法である。

「じつにぼくは、二千四百円の損害だ」

当時としては大金である損害額をいとも簡単に言ってのける、顧客の金銭感覚のなさが表現されている。同時に企業側としては美味しいことこの上ない顧客である。

「さあ、ぼくもちょうど寒くはなったし腹は空いてきたし戻ろうとおもう。」

顧客のニーズが示されている。顧客は「レストラン」がお望みだ!顧客に美味しい物を食べさせれば財布の紐も軽くなるぞ!公正競争規約なんて知ったことか!

そして玄関には
RESTAURANT 西洋料理店
WILDCAT HOUSE 山猫軒
という札がでていました。

見事に顧客のニーズをつかんだ瞬間である。顧客も大喜びで貴方の懐に飛び込んでいくだろう。「おや、こんなとこにおかしいね。」という疑問も吹っ飛ぶに違いない。

玄関は白い瀬戸の煉瓦で組んで、実に立派なもんです。

事務所の構え方しだいで、顧客は安心もするし、不安にもなる。この場合はうまくいった場合である。

「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」

顧客は店舗などにはいる際には警戒するものである。この警戒感を解くことが顧客との距離を縮める一歩である。

「ことに肥ったお方や若いお方は、大歓迎(だいかんげい)いたします」

さりげなく顧客を褒(ほ)める事は、セールストークの基本である。

「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」

顧客に無理を言う場合は前置きが必要である。また自分の企業は非常に人気があるということを暗に知らせる役割もある。詐欺の基本である。

「お客さまがた、ここで髪をきちんとして、それからはきものの泥を落してください。」

まずはもっともな要求を顧客に訴え、安心感を得る必要がある。

「鉄砲と弾丸をここへ置いてください。」

顧客が自分たちに刃向かえないように誘導する戦略である。この場合、これらの戦略に対し、顧客は「マナーにうるさい=よほどすごい人も来ている」という勘違いさえ起こしている。

「どうか帽子と外套(がいとう)と靴をおとり下さい。」
「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金物類、ことに尖ったものは、みんなここに置いてください」
「壺のなかのクリームを顔や手足にすっかり塗ってください。」

徐々に無理な注文を顧客に突きつけていく。ここまでうまく行っていれば顧客に不信感を与えず、自分の思い通りに行動してくれる。

「料理はもうすぐできます。十五分とお待たせはいたしません。すぐたべられます。」

たとえ、商談がうまく行ったとしても顧客に対し気配りを忘れてはならない。

「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。もうこれだけです。どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさんよくもみ込んでください。」

これはいけない。この不用意な文句のせいで、せっかくここまでカモを誘導してきたのにすべては水の泡だ!これで顧客は貴方に対し、決定的な不信感を抱いているに違いない。貴方は早く今まで荒稼ぎした金をできるだけ持ってすぐに海外に逃亡するしかない!もう少し丁寧に、欲張らずにいれば貴方は今晩も美味しいディナーを食べられたというのに…

「わん、わん、ぐゎあ。」という声がして、あの白熊のような犬が二疋、扉をつきやぶって室の中に飛び込んできました。

ああ、なんということでしょう。貴方の荒稼ぎに対して、ついに官憲がかぎつけたようです。本社はもはや捜査員という名の国家の犬達がダンボールを担いで大量に押しかけています。貴方の顔は「いたいけな市民をだまして巨額の金を横領した極悪人」として夕方のニュースにデカデカと映されています。アンサイクロペディアのネタにもされ、貴方の会社に関するウィキペディアの記事は「現在進行中」「中立的な観点」などというテンプレートが貼り付けられています。もう逃げ道なんてどこにもないんだ!

関連事項[編集]