永久機関

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「どうやらネジを一本締め忘れていたようです」
永久機関 について、アントニオ猪木

永久機関えいきゅうきかん、Perpetual motion)とは、永久運動を利用した機関、すなわち止まることなく永久に動き続ける機構のことである。この夢の機関は古代よりさまざまな場所でさまざまな人間が研究し続けているが、未だに開発に成功した者はいないとされている。そのあまりの困難さ故ついには「永久運動は物理的に不可能である」という説までが登場し、現在ではこの説が一般に広く知られている。

一般的な説[編集]

大きく分けて、熱力学第一法則に喧嘩を売った第一次永久機関と、熱力学第二法則に喧嘩を売った第二次永久機関の2つがある。

第一次永久機関とは、外部からの補充なしに、無限エネルギーを取り出すことのできる機構のことである。熱力学第一法則、つまりエネルギー保存則によると、エネルギーは無から生成消滅せず、宇宙全体でその総量は変化しない。錬金術的に言えば、エネルギーを得るためには他のエネルギーと等価交換しなければならないということである。もし第一次永久機関が存在すれば、何も失うことなくエネルギーが増えてしまうので、それはありえないとされる。言い方を変えれば、外部からの補充なしで機構からエネルギーを取り出していけば、いずれ機構内のエネルギーが尽きてしまうわけである。エネルギーが良く知られていなかった時代には良く考えられていたが、現在においては疑似科学者からも受けが良くない。おそらく「エネルギー」という言葉が「霊的エネルギー」などの形で疑似科学者からも受け入れられているからだろう。

では、永久機関はエネルギー保存則を破らなければいけないのであろうか?そんなことはない。「エネルギー消費」といっても真の意味でエネルギーが消滅してしまったのであれば、それこそエネルギー保存則が破られてしまう。こうしてパソコンで電力を「消費」してもそのエネルギーは消えてしまったわけではなく、単に「仕事」がいやになって散り散り(熱)になって逃げ出してしまっただけである。機械の中は、ブラック企業のようなものなのだろう。このニートのごときエネルギーを分捕まえて、もう一回「仕事」をさせようというのが第二次永久機関の原理である。第一次永久機関と比べると、かなり巧妙なやり方といえる。

しかしながらニートを働かせるのが難しいように、一旦ニートになったエネルギーに「仕事」をさせるのは難しい。これを示したのが熱力学第二法則である。 「熱力学第二法則」によればエネルギーは常に高い方から低い方に変化し、その変化は不可逆的である。例えばヤカンを火にかければ、火が冷えてヤカンの水はあたたまることはあっても、水が凍り付いて火がますます温まるということは普通ない。ニートという「やる気の低い状態」から「やる気の高い状態」に「自然と」移行することはない、というわけである。勿論、無理やり移行させることはできる。しかしながらその過程でエネルギーが酷使されるので、その分ニートはかえって増えてしまう。この「ニートエネルギーの量」はエントロピーという指標であらわすことができ、熱力学第二法則は「ニート(エントロピー)は増えることはあっても減ることはない」ともあらわされる。

しかし、このエネルギー移動の不可逆性というのは、実は単なる確率の問題であって、「常に成り立つ」わけではない。

エネルギーの高い分子と低い分子(つまり高速で運動している分子と低速で運動している分子)が共存している空間では、普通は二者が自由な運動の結果拡散し混ざり合って平均化される。この時は確かに「高いエネルギーの部分が低い方へ移った」ように見える。だが、分子の自由運動の結果を経てもエネルギーの高い分子同士、低い分子同士がそれぞれ固まった状態でいることは可能性としてはあり得る(確率はすごく低いけれども)。その確率は分子の数が増えれば増えるほど低くなるが、少なくとも「法則が常に成り立つ」ことは言えなくなってしまうのだ。マックス・プランクはこのことを「水の入ったやかんを火にかけると、水が凍ってしまうこともある」と表現している。

また実は「エネルギー保存則」でさえ絶対のものではなく、確率的なものである。量子力学によれば、エネルギーをはじめとする物理量は「あいまい」な状態にあり、ちょっと目を放した隙に増えたり減ったりする。宇宙が生まれたのも宇宙が生まれる前の「無」が「あいまい」であったために、ちょっと眼を放した隙にエネルギーが増えて「有」に変わってしまったためだとされる。ただし、量子力学によるエネルギーの創造はギャンブルのようなものであり、運がよければ増えるが悪いと減ってしまうので、よほど運が良くないと永久機関には使えない。

またインフレーション理論によると、空間(真空)そのものがエネルギーを持つため、宇宙が膨張して「空間」が増えるにつれて空間のエネルギーも「増える」ことになる。量子力学が生み出した最初のエネルギーは微々たる物であったかもしれないが、宇宙膨張によって空間のエネルギーにめちゃくちゃな「利子」がついたため、「宇宙」という莫大なものを生み出すだけのエネルギーを得られたわけである。こちらは量子力学のようなギャンブルではなく、一応確実な方法であるため、かなり有望な永久機関といえる。なお、宇宙膨張は「空間のエネルギー」そのものによって生み出されているため、これはいわばバイオマスと同じく「再生可能な資源」であるが、逆に言うと「空間のエネルギー」を「乱獲」しすぎれば膨張力が足りなくなって「絶滅」の危険があるとの指摘もある。

葬られる永久機関[編集]

しかし実際には数多くの永久機関が開発されており、その一部が利用されている事も事実である。例えば、猫-トースト装置ストームトルーパー対赤シャツ装置がアンサイクロペディアの運営に利用されているのは有名であるし、ドクター中松エンジンなども有名であろう。

しかしながら、これらの永久機関は石油会社、電力会社をはじめとするエネルギー企業と結託した各種マスコミの世論操作により一般にはまったく評価されず、学会においても既存法則を盲信する保守的な頭の固い者や自身の無能さから逆恨みを覚える者によってその理論は握りつぶされてしまっている。

なぜならば、永久機関の可能性を強く否定しているエネルギー企業・研究者達は、主に既得権の確保という点で利害が一致しており、世論操作に限らず裏では様々な手を駆使して永久機関とその開発者を抹消しようとしているからである。

もしあなたが永久機関の開発に成功した場合は、特許をとらず(国家のエージェントが拉致に来る危険がある)、学会には発表せず(彼らはロクな評価を下さない)、書籍で発表する場合はたま出版のような小さな出版社から(大手出版社は奴らの手先である)、その他の形で発表する場合もなるべく小規模にするべきである(あまり大規模にアピールすると、多方面から命を狙われる恐れがある)。

関連項目[編集]