歴女

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「わしがイケメンだったのは確かっぽいからいいけど、他の連中までも全部美形キャラにするか? だいたいあんなラスボスみたいな格好していないって!」
歴女 について、織田信長

歴女(れきじょ)とは、日本の歴史学者間における学閥のひとつ。近年になって急激に広まり、その衝撃的で革新的な主張内容は学会震撼せしめ、とくに神社の絵馬が大変なことになった

彼女達の研究する時代は主に戦国時代幕末、中国の三国時代、比較的小規模であるが平安時代に限定されており、専門性と造詣の深さでは他の学者常に時折上回る一方で、他の学閥とは非常に特異な主張を展開することが特徴。

まあ要するにこういうことである

概要[編集]

主に西暦2008年から、20代後半から30代前半程度の複数の女性アマチュア歴史学者が匿名でインターネット上に提出した論文「戦国時代と幕末と中国の三国時代における男性の容貌の比較と研究」、「日本の衆道についての一考察 ~特に武田信玄真田幸村恋愛関係に重点を置いて~」に基づいた主張がなされている。この匿名で提出されたインターネット上の論文はたちまち、非歴史学者類友女性にも支持されるにいたり、歴女という一大勢力を築き上げた。

この他に殆どが仮名ないし匿名ではあるが、「衝撃! 私は戦国時代にタイムスリップして、イケメン武将たちに逆ハーレムモテモテ状態だった!」、「激白! 細かいことは置いといて私はかつて男と偽って新撰組で活動していた」という手記や、「後漢・三国時代では現代日本語が使われていた ~歴史学者が隠したがる真実~」、「幕末は日常4コマ漫画なみにまったりした時代だった ~歴史学者が隠したがる真実2~」、「平安時代の貴公子はみな西洋風容貌の美男子であった ~歴史学者が隠したがる真実3~」という著書も話題を呼んでいる。

論争[編集]

自身の論文に基づく歴女の主張[編集]

  1. 戦国武将・幕末武士・三国武将は皆10代から20代前半の、美少年・美青年といった容貌の美しい男子である。
  2. とにかく皆格好いい姿のまま燃え尽きて死んだ。
  3. 醜い爺になって大往生・・・・・・なにそれ
  4. 滅び行く武将こそ格好いい(戦死や暗殺などの理由で死亡したため、夭折していると思い込んでいることが大きい)。

なかには以下のような衆道史観を積極的に押し出すものもそれなりにある。

  1. そうした歴史上の人物はみな衆道を嗜んでいた。
  2. なぜなら当時は本名もほとんど伝わらないほど女性の立場が低いので、当然恋愛になど関わるはずも無い。
  3. よって真の恋愛は男性同士にしか発生しない。証明終り。
  4. 毛利元就×真田幸村など、生年が70歳違うことはまことに些細な問題である。
  5. ちなみに北条早雲は元就よりも更に50歳近くも年上である。

といった旨の主張をなしている。彼女らは時に、カプコンコーエー辺りが主張するところの戦国武将や三国武将の姿(皆現代的な髪型に訳のわからぬ生地で作られた衣装を着こんでいる)を模した衣装を着て学会に出席することもあり、一般の歴史ファンや歴史学者の中には苦言を呈する者も少なくない。

反論[編集]

  1. 日本における衆道は戦国時代~江戸時代前半に最盛期を迎えるが、幕末に至る前で厳しく粛清された。一部の上流階級や新撰組の一部の無名隊士にはその存在を提示する資料もあるが、幕府側と維新側の武将が衆道関係にあったというのは無理がある。
  2. 後漢末~三国時代において衆道最盛期の日本のように衆道が礼賛されていることを立証する史料自体確認されていない。
  3. 戦国時代や幕末時代や三国時代の男性の容貌については分からないことのほうが多い。
  4. 外見が記されていたとしてもイケメンと記されているものは少ない。
  5. ていうか、この時代にこのツラとこのような服装・風俗はありえない。
  6. 生物学的に考えて人間は歳をとり、長く生きると老いるものである。ゲームグラフィックが年老いる事がないのはコストの問題とプレイヤーへのサービスである。一部例外ありだが。
  7. 例えば真田幸村の場合、長身の美男であった兄・信之とは対照的に小柄で今一つ冴えない容姿であり、関ヶ原の戦いの後は「真田紐」という丈夫な紐を開発して売ることで糊口を凌ぐほど困窮を極めた九度山における蟄居生活に加え、零落を嘆く余りに、髪は白髪になって薄くなり、歯は抜け落ちるなど、一気に老け込んでしまった。幸村の没年は当時としては老人に近い49歳であり、没時時点では共に夏の陣に出陣して死亡した10代の息子を始めとする複数の息子・娘も存在し、到底彼女らの言う若々しい死に様には程遠い。加えて彼の華々しい武功は殆ど毛利勝永のものであり、後の講談や説話で総取りしたに過ぎない。また、彼女らが好む伊達政宗の晩年は、殆ど痴呆状態でモノを食べるにも一苦労(というか食べれなかったとも)、という有様だった…などなどの事例が示すように、彼女らは歴史や逸話都合よく無視している。
  8. 滅び行く美学は昔からあるもので、それに対する憧憬は大いに結構である。しかし、夭折したといっても現実的に20代前半で死んだような武将は極めて稀である。
    例:松平信康(21歳)、織田信忠(26歳) 、浅井長政(29歳、しかも歴女の妄想するようなイケメンではなくチョビヒゲのデブ)捨て奸(すてがまり)退却中に没した島津豊久すら30歳。あと徳川家康の父親と祖父も20代で亡くなっている。
    上記はごく一部の名前が判明している稀有なケースである。実際にはそのような武将は華々しい散りざまというより、多くは誰にも知られず死んでいった一介の名も無き戦国武将の可能性が高い。
  9. アホか。

上記論争に対する擁護と反駁[編集]

議論の経過というより歴女がジリ貧になる中、ネット内でも盛んに議論がなされた。その中で生まれた擁護と反駁は以下のとおりである。

擁護[編集]

平和な現代に生きる彼女らが、過去の戦乱の時代を勇敢に戦う異性に対して「憧れ」や「萌え」といった、恋心にも似たある種の感情を抱くことは必然的である。だいたい男性にしろ三国志や戦国時代の女性キャラに加えて、if歴史観で「恋姫無双」や「一騎当千」といった美少女化ものに萌えの需要を見出している。また彼らの間でも、過去の人物たちが実際に優れた容貌であったかどうかはほぼ無視されて、美少女化・美女化が著しく行われている。たとえそれが男性、しかもヒゲモジャの無骨オヤジ人間でさえも無い兵器だったとしても。

彼女達の場合もそうした歴史上における理想化された偶像・虚像への崇拝憧憬に起源するもので、「~タンは俺の嫁」とか言ったりしている男性と大差ないのではないか。不自然な衣装や媚びた容姿も、その手の男性を「おっぱい! パンチラ! 絶対領域!」とかヒロインの外見やサービスカットで釣る手口と同様だ。またヒロイン同士で不自然なほどイチャイチャするのを楽しんでるのも801と似たようなものだろう。むしろ一定以上のモラルがあれば、if歴史観であってもそれは「フィクションはフィクションとして割り切って楽しむ」個人の趣味趣向の範囲でとどまるもので、またそうあるべきだ。

反駁[編集]

彼女らは武将たちのヴィジュアルに対しては非常に強いこだわりを持っている部分が多い。特に考古学的・物的証拠もない一方で、現存する肖像画・遺品・遺骨はなぜか見えない仕様となっているらしく、所々都合よく歴史を解釈しており、大いに憂慮すべきである。ちなみに石田三成の遺骨が復元されたところ、彼女たちが(たぶん)想像するような「冷徹な美青年知将」のイメージとは程遠い顔であったという結果に。

このような解釈に基づいた「歴女史観」は彼女の内輪限定で開陳する分には問題ないものの、歴女史観によって編纂された書籍などのメディアの一般社会への無差別かつ傍若無人な大量流布により、一部で誤った知識を鵜呑みにしたアマチュアが生まれてしまうことは懸念すべき事態である。

とは言え、考証のガン無視や、後世に伝えられる過去の人物が魅力的なキャラクターとして理想化・神格化されて、いつの間にかその像が一般的になるのは、古今東西多様なジャンル(娯楽やフィクションのみならず歴史・宗教などにおいても)で発生してきたことであるが……。

総括[編集]

こうした学会論争の中、歴史名所や史跡へ女性客が増えるなどの一定の観光効果を示しており(「聖地巡礼」)、観光地側も戦国武将グッズ(歴史ゲームを発売するメーカーとタイアップすることも)に加えてキャッチーな商法としてひこにゃんを筆頭とするゆるキャラを展開して、そ知らぬ顔で2種類のグッズを売りつけるという商売をしている。

二重搾取とも言えなくはない状態であるが、売る側も買う側も幸せなら他人がとやかく言うことではないかもしれないし、歴女側が他者や現地や遺物などに対する不快・危険・傷害・名誉棄損・破損などの迷惑・犯罪行為を働かない限りは、ある程度容認してもいいような気もしなくはない。各地の観光地も活発化して日本の経済も回るしね、うん。

歴士[編集]

それらの論駁に対して応じるようになったのが、歴士と呼ばれる存在である。若い感情に押し流されず、萌えるというわけでもなく、史実を史実として楽しむ学者たちが自称し始めたことである。

歴史好きな女性は歴女なる単語誕生より遥か以前から存在していたにもかかわらず、このような言い方をしなくてはいけないのは、歴士と呼ばれる存在がゲームや漫画を入り口にしている点で異なるからである。しかし、入り口は違えども要するに自己の呼称ないし定義の問題である。

過激派の勃興・主張[編集]

この論争の欠点として、彼女らは全く殆ど聞く耳を持たないため、終結しないという点が存在する。基本的かつ結論として平行線を辿り続けるため、一部の過激派が出現する事態となっている。

彼女らは衆道史観を全面的に押し出し、

といった非常に斬新な主張を展開し、文字通り学会を騒然とさせた。そんな彼女らの旗印およびスローガンは下記テンプレートを見よ。

下記テンプレート内の歴女イメージ画像がどう見ても現実の歴女より明らかに過剰な捏造と美化により粉飾されまくっている件については敢えて言及しない。というか間違っても決して言及してはいけない。もし言おうものなら間違いなく粛せ(ry


サクラサク.jpg
全ては衆道のために
歴女執筆資料
本頁は衆道の鑑賞と愛玩をこの上なく愛するアジア系歴女アン・ミコカにより執筆されました。
衆道精神はアジア文明を代表する悠久にして至高の歴史伝統です。
衆道なき戦国武将、幕末志士、大日本帝国人物は即ち単なる去勢されたサムライであり、
衆道なき日本史にヤマトダマシイなど一切望めません。
また、衆道なき三国志人物は去勢された男性であるため、
衆道なき三国志に男子の本懐や男の魂など一切望めません。

とはいえこうした過激派の主張は本家からも非常に懸念されており、いわばグリーンピースシーシェパードのような関係とも言える。しかし歴女以外の人間から見るとその差異は全く解らないので、結局グリーンシェパードのような曖昧な区切りになってしまっているのが現状である。我々歴女以外の人間が論じるには、特にこの差異に注意が必要といえるだろう。

くれぐれも「目糞鼻糞」などとは絶対に言ってはいけない。絶対に。というか言ったらもれなく粛清されました

関連項目[編集]


801ちゃん.gif この項目「歴女」は、歴史好きなら解らなくはないですが、腐女子には向いていません。もっと腐るようにしてください。 (Portal:スタブ)