横手市
横手市(よこてし)とは、かつての秋田県南のボスとなっていた市。お隣の大仙市が都市化しており、ボスの威厳はすっかりなくなってしまった。
自然[編集]
横手盆地の中央部に位置する。「山と川のある町」という映画が当市を舞台としたところから「山と川のある町」をキャッチコピーとしていた。だが、「山と川のあるまち」などどこにでもあることから、あまり有名にはならなかった。また、某国営放送による朝ドラ「まんさくの花」のロケも当市で行われたが、今一つ盛り上がりに欠けたままフェードアウトしてしまった。
当市の東には青い山脈と呼ばれる山脈があるが、正式な名称は奥羽山脈である。
河川では雄物川が流れ、それに奥羽山脈から流れてきた横手川、皆瀬川などが合流する。十文字地域の皆瀬川はよく白鳥が飛来するが、「エサを与えないでください」というたて看板があり、白鳥のエサを求める目はいつも悲しそうである。
大変豊かな自然に囲まれており、雄物川源流には幻の怪魚が生息しているといわれており、ごく一部の釣り人の注目を集めているが、市ではあまりそれをPRできていない。
歴史[編集]
秋田県南部の寂れた都市、横手市は、中心部でこそ城下町ではあるが、昔から田んぼだらけの田舎であった[1]。
日本の多くの小中高校そして大学などの「社会」もしくは「日本史」の類の授業や講義において、必ず1度は出てくる言葉「後三年の液役」は、この地域一帯が舞台の戦争である。おそらく大多数の大日本帝国臣民が横手市の存在を知る最初のきっかけであろう。中尊寺や毛越寺に象徴される平泉の奥州藤原氏は誰でも知っていると思うが、その裏では当市付近一帯での血みどろの争いがあったことを忘れてはならない。
明治時代には多くの鼻くそ米つぶのような小さな町村が多かったが、時が経つにつれて合併していった。
戦後しばらくの間、平鹿郡は横手市と7町村の体制だったが、2005年「平成の大合併」の甘い蜜につられて、平鹿郡の全市町村を巻き込むようにして新・横手市が誕生し、秋田県内では秋田市に次ぐ10万都市となった。市民は「10万都市」という言葉に酔いしれていたが、それは束の間の出来事であった。
また、当局の証言によって、昭和時代末期まで当市に映画館が存在したことが明らかになっているが、程なくして市内の映画館は全て消滅してしまった。時は移り平成の世、横手の民は映画を見るためにクルマで秋田や大曲のシネコンに出かけるらしい。
商業[編集]
横手駅前には5階建てのジャスコという怪しい店があり、長らく横手の庶民を騙して商売を続けていた。その後、商業施設の郊外化が進み、ジャスコはもともとあったサティのすぐ隣に横手南店として開店した。
近年、横手駅前のジャスコと平鹿病院の一帯が解体され、再開発が行われた。旧・駅前ジャスコの隣にはユニオンと言うこれまた怪しい店がある。長らく横手市民の憩いの場として親しまれてきたが、売り上げ減少のため現在一階以外は全てテナント募集という名前の店が営業しているだけである。ちなみに一階はパチンコ店、現在も横手市民の憩いの場として親しまれている。
また、横手市にはラブホテルが多数あり、横手市が少子化問題に熱心に取り組んでいることが分かる[2]。
2011年4月、市内でコミュニティFM局が開局したが、これも所詮お隣湯沢市の「二番煎じ」である。最早、横手なんて近隣市町村に侵攻されつつある。「ボス」の名はとっとと返上したほうが良いのではないだろうか?!
交通[編集]
横手をはじめとする県南の交通を支配しているのは羽後交通であり、小田急バスと同じデザインのバスが走っている。商業の項目の「ジャスコ」は、羽後交通が所有するビルにテナントとして入居していた。車を運転しない高齢者は羽後交通の回数券と後期高齢者医療手帳をセットで持って病院に出かける。今や、羽後交通の回数券はナウでヤングな必須アイテムである。
鉄道は国鉄奥羽本線、横黒線が通っている。横黒線はかつて、水野晴郎によって「横黒超特急」という映画が作られたほどであるが、今では特急は走っておらず、今日も一時間一本のペースで鈍行が走っている。東京や仙台に出るには、横黒線で北上に出て東北新幹線に乗るか、奥羽線で大曲に出て秋田新幹線に乗るか、或いは新庄に出て山形新幹線に乗るかしかない。冒頭に述べた、「ボスの威厳がなくなった」様子はこの辺に垣間見ることができる。
尚、昔は横荘線という鉄道が通っていた。この横荘線を運営していたのも羽後交通である。
秋田自動車道を北上方面から走行すると、秋田県内で最初のインター(横手インターチェンジ)が当市内に存在することが市民のささやかな誇りである。また秋田自動車道と湯沢横手道路がここでドッキングしているので県内一の規模を誇るが、料金所のゲートのうち半分に常にバリケードが施されているのはナイショである。
観光・名物[編集]
夏には屋形船と呼ばれる船を男たちが担いで橋で衝突する祭りがあるが、毎年、猥褻物陳列罪で逮捕者が出る。横手市民の多くは「かまくら」と呼ばれる雪で出来た平屋の住居に住んでいる。これは横手が豪雪地帯であることが深く関連している。(詳しくは姉歯秀次を参照。)
このことから、冬にはかまくらまつりという行事が行われる。なぜ「かまくらまつり」と呼ばれるようになったのかは多くの説があるが、かまくらまつりが行われる中央町の隣にば馬口労町という町があり、その周辺はキャバクラ等の店がある繁華街で、キャバクラをもじって、「かまくら」になったという説が有力である。事実、繁華街通りの入口の交差点に、「かまくら」をPRする、「ふれあいセンターかまくら館」という観光施設が建っている。
増田地域には、漫画家、矢口高雄氏が横手市出身であることから、「まんが美術館」という観光施設がある。非常に教育にいい施設であり、所謂、オタクが来るような施設ではない。
名物では、横手焼きそばという焼きそばに目玉焼きと福神漬をのせたものがあるが、市民向けではなく、観光向けの商品である。またさらに、平鹿地域には長饅頭という長い饅頭もあり、中には検閲により削除のような長さのものも存在するが、決して悪気があって作ったものではない。
時々、「横手飛行基地ってどこにあるのですか。」と聞かれる。
言語[編集]
横手市民は、よくわからない言葉を話す。ただし、昔から教育機関では日本語を強制させられたため、ほとんどの市民は二カ国語を話すことができ、通訳もできる[3]。また、横手市民は、「検閲により削除」という言葉が大好きである。「検閲により削除」の意味については、いまだ解明されていない。尚、「フェラガモ」とは無関係である。
未来の横手市[編集]
市では夢あふれる田園都市[4]を目指しているが、実際には難しいようだ。横手出身の有力政治家もそうそういないので、劇的に変わるとも思えない。ちなみに、有力政治家が出ている隣の由利地域は、道路が立派である。
しかし、どんなことがあっても、横手市は神聖にして不可侵な市であり、これからも秋田の象徴であり続ける。 であるから、秋田県南のボスという地位に変わりは無い。
関連項目[編集]
脚注[編集]
この項目「横手市」は、執筆者がかまくら作りの職人だった可能性もありますが、人手が少なくて未完です。横手焼きそばを食べながら究極の一品に仕上げて下さる同業者を求めています。 (Portal:スタブ) |