枕売り
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
枕売り(まくらうり、pillow sales)は、日本に残っている伝統的な職業の一つ。またそれを行う人物。天秤棒に枕を積め、売り声をあげて町を行商する職業である。主に、無名の俳優や声優等、水商売に従事する職層の人々の副業として営まれてきた。
目次 |
[編集] 目的
古来から日本では、華やかな芸能人としての生活に憧れ、夢を追って業界へと飛び込んで行く若い女性が後を絶たないが、現実は厳しく、売り込みの時期は副業をしてなんとか食いつないで行かざるを得なかった。そんな彼女らに重宝されたのが枕売りと呼ばれる職業である。 短期的な収入を簡単に得られる上、枕売りを行った俳優はなぜかそのあと名前が売れだすという現象が多発したために、多くの俳優・声優がこぞってこの職業を始め、一時期の江戸はどこもかしこも枕売りの売り声であふれ、住人は夜も眠りにつけないほどだったという。
[編集] 方法
- まずは内職して枕を大量に作る。一般にテンピュール製が最も高品質とされており、問屋から卸したものを売りさばいてもいいのだが、ただでさえ貧乏な職業であるため大抵は自ら縫った布袋に蕎麦殻を積めただけの粗末な作りである。これを、二、三十個用意する。
- 次に天秤棒を用意する。金魚売りなどと同じように行商をして歩かなければならない過酷な職業である。
- 往来に出、庶民の家の前を売って歩く。寂しそうな声色を装い、媚びを売ったようにして出す売り声が特徴的である。
- すると、どこからともなく大物プロデューサーやディレクター、または、地位の高い音響監督などが現れる。
- 二人して出会茶屋に連れ入る。
- 枕売りは顧客に対して、枕を売却し、その後願掛けを行う。この行為は枕と引き換えに行われるために、枕会話(pillow talk)と呼ばれる。
- 1〜7の行為を何度も繰り返すうち、枕売りには自然と仕事が入るようになり、名前も売れるようになってくる。
[編集] 評価
売り物の枕を打ち棄てるファンたち
枕売りの知恵は現代にも受け継がれ、現在売れている声優等の多くも、無名時代に枕売りを副業として行っていたと言われる。現在業界で枕売りが行われていることは常識になりつつあり、ファンの間ではその事実を認めつつ、業界のことだからと許容する態度をとられることが多い。 だが、この現状を快く思わない者も多い。何故なら枕売りは、寒空の中声を張り上げて町を歩き回らなくてはならない大変過酷な職業であり、若い女性に行わせるにはあまりにも大きな危険の伴う仕事だからである。このため、ファンの間では声優達が枕売りを行わなくても食べて行けるよう、公正な仕事の供給を求める声もある。 特に近年、声優業斡旋業者による枕の一斉大量購入[1]が発覚したことをきっかけとして、過去に枕売りを営んでいたことを(遠回しに)告白する声優も現れる。ファンによる大規模な枕売り妨害デモが行われた(右動画参照)。 枕売りは、長い間秘伝の職として役者たちの間で受け継がれてきたため、一般には知られていなかった 歴史的に新しく発見された職業である。このため、その事実の発覚に対して憤りを隠せない者も多いのが、その一方で業界内では暗黙の了解となっていたことは確かで、ファンたちには大人の対応を求められているところである。

