未来世紀ネオブラジル

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未来世紀ネオブラジル (みらいせいきねおぶらじる) は、『機動武闘伝Gガンダム』の実写映画化作品つまりアニメじゃない

概要[編集]

制作までの経緯[編集]

以前からガンダムシリーズの実写化の話は国内外に関わらずあがっていたが、当時の映像技術の限界という点からサンライズは実写化の話を蹴り続けていた[1]

だが、1993年にサンライズも制作に参加していた『シティーハンター』が実写化され、賛否はともかく公開された各国で話題を呼び、原作およびアニメの知名度もあげる結果となった。これにより、サンライズは実写映画化に興味を持っていく。

候補作には『機動戦士ガンダム』や『機動戦士Vガンダム』もあったが、1994年から開始される『機動武闘伝Gガンダム』は「宇宙世紀以外の暦」「ガンダム同士での格闘」というか「ガンダムと人間が格闘」とガンダムシリーズでも異色のアニメであったため、不安を感じたサンライズは話題作りのために『機動武闘伝Gガンダム』を実写映画化する事に決める。

あらすじ[編集]

未来世紀85年[2]、南アメリカ合衆国化の計画が進むネオブラジルの情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまう。

内容[編集]

未来世紀という用語は使用されているが、ガンダム(モビルファイター)は登場せず、「人間社会の狂気」をテーマにしている。これは制作会社エンバシー・インターナショナル・ピクチャーズの意向である。

監督兼脚本のテリー・ギリアムが要求したのは『機動戦士ガンダム』の実写化権利だった。そのため、『機動戦士ガンダム』とは似ても似つかない『機動武闘伝Gガンダム』の実写化には激怒した。

サンライズ側としてはガンダムシリーズならば何でもいいと誤解していたため、その時点で制作会社が断っていれば、話が流れるのみで終わるはずだった。しかし、エンバシー・インターナショナル・ピクチャーズは「同じシリーズの作品だからそう大差ないだろう」と制作を決定。

アニメーターの経験もあるテリー・ギリアムは「アニメの中身を知らずに実写化ができるか」と反対。気乗りぜず脚本が進まないテリーのとった手段は、公開されていた同監督『バンデットQ』(1981年公開)や『バロン』(1989年公開)と同様のテーマを使用することだった。

そのため、ガンダムシリーズとは全く関係ない内容の作品となっている。

エンディング変更[編集]

ガンダムシリーズとは関係ない作品となってしまったため、当初のタイトル『機動武闘伝Gガンダム 未来世紀ネオブラジル』(MOBILE FIGHTER G GUNDAM / GUNDAM FIGHT in Neo Brasil)から、『未来世紀ネオブラジル』(Neo Brazil)に変更されたが、それでも大々的にガンダムシリーズの実写化をうたっていた本作は多くのガンダムファンが見に来ることが予想された。

そこからの苦情を回避する苦肉の策として、オリジナルのエンディングの後、デビルガンダムに襲われ発狂した青年のみた未来への妄想[3]だったことが明かされるラストとなっていて、テレビアニメの画像であるが、デビルガンダムが登場している。

日本公開版での新設定[編集]

内容は変わらないが、一部のキャラクターには新設定(後付け設定)が付け足された書籍が劇場で販売され、吹き替え声優もその設定を補うためのキャスッティングになっている。

以下、日本公開版での新設定

サム・ラウリー
CV:島田敏
パプテマス・シロッコの生まれ変わり。発狂したのは前世での罪ゆえ。
アーチボルド・"ハリー"・タトル
CV:池田勝
ヨハン・エイブラハム・レビル(レビル将軍)の生まれ変わり。誤認逮捕されたのは前世での罪ゆえ。
ジル・レイトン
CV:戸田恵子
マチルダ・アジャンの生まれ変わり。
スプーア
CV:屋良有作
ローレン・ナカモトの生まれ変わり。
ウォーレン
CV:村松康雄
タンデムの生まれ変わり。
ジャフィ医師
CV:広瀬正志
ランバ・ラルの生まれ変わり。
チコ・ロドリゲス
CV:大滝進矢
元は、ネオメキシコ代表のテキーラガンダムのガンダムファイター。かつてドモン・カッシュの機転で事故死を装い、ネオメキシコを去ったが、本作では守衛として登場。

というようにオリジナルにはなかった設定・要素を組み込んだ作品と設定された。生まれ変わりという設定ながら、宇宙世紀とのつながりが明らかにされ、これにより解説書籍を読んだ後では「前世からの罪と因縁」がテーマとなっているようになっている。また、日本では宇宙世紀と未来世紀のつながりが描かれた事でファンの話題を呼び、星雲賞にまで選ばれる結果となった。

関連作品[編集]

  • 機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス - 本作同様、別作品の生まれ変わりという設定を持ち込む事でクロスオーバーさせた漫画作品。
  • 創聖のアクエリオン - 生まれ変わりを扱ったロボットアニメ作品の1つ。
  • 未来世紀シェイクスピア - 未来世紀を舞台としたテレビドラマ。
  • 未来世紀ジパング - 未来世紀を用語を解説した情報番組およびドキュメンタリーを装ったテレビドラマ。

テリー・ギリアム監督作品[編集]

本作は『機動武闘伝Gガンダム』をテリー・ギリアムが未見のまま制作会社が制作を決定したためにガンダムシリーズと全く関係ない内容の作品となってしまったが、本作以降のテリー・ギリアム監督作品には未来世紀を舞台にした作品がみられる。ただし、公式的には『機動武闘伝Gガンダム』を視聴し世界観を理解したためとされているが、実際は本作の日本公開版で宇宙世紀とのつながりが確認されたためと見るファンも多い。

  • ラスベガスをやっつけろ(1998年) - ネオアメリカの代表の座をかけ、ラウル・デューク(演:ジョニー・デップ/CV:池田秀一)というシャア・アズナブルの生まれ変わりと、元代表のチボデー・クロケットがガンダムファイトを行うスピンオフ作品。
  • ローズ・イン・タイドランド(2005年) - ガンダムローズがタイドランドという架空の土地を舞台に戦うジョルジュ・ド・サンドを主人公としたスピンオフ作品。

脚注[編集]

  1. ^ 1990年公開の『ロボ・ジョックス』や1993年公開の『地球最終戦争ロボット・ウォーズ』など許可が降りず、泣く泣くガンダムの要素を省いた作品も多い。
  2. ^ アニメと同時進行のため、アニメとの矛盾が生じないようにアニメの未来世紀60年からは少し離れた時間軸を舞台にしている。なお、このため公開年は1985年と誤植されることが多いが、実際はアニメ放映の翌年1995年である。
  3. ^ 書籍によっては予知としているものもある。また、このラストから未来世紀60年の人間だったという事がわかる。

関連項目[編集]

このモビルスーツ「未来世紀ブラジル」は、まだ量産型リ・ガズィです。シャアに喜ばれるνガンダムにして下さるアムロ・レイを求めています。 (Portal:スタブ)