教えて君

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ウィキペディア専門家気取りたちも「教えて君」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

教えて君(おしえてくん)は何処のコミュニティにも大概一人や二人は飼育が認められた、いわば情報化社会における情報。ただし情報を濾過する機能は無く、むしろ「底の抜けたバケツ」と同義とされる。このため笊には失礼な分類法だという説、笊だろうがバケツだろうが教えて君は教えて君だ説、しかし笊説、サル説、いいえバケツなんです説、などなど研究者達は互いに荒れ模様である。

概要[編集]

この存在は、一般に厨房の一種・「質問厨」だと考えられているが、厨房がインターネット上のコミュニティにのみ依存しているところを、教えて君の場合は実社会においても一定集団の中に大抵紛れ込んでいることもあり、じつは企業の職場環境から町内会などの地域コミュニティに至るまで、普遍的に見られる存在である。

彼らは大抵のコミュニティで飼育されているが、それはマスコットのような愛され具合というよりも、迷い込んだイヌのような塩梅で、残飯を処理させたり、芸を仕込んで笑いものにしたり、あるいはにして食べたりするため一時的に滞在を許可されているに過ぎない。実社会における教えて君の場合は、進歩が無いままリストラ対象として放逐されるまでの儚い(ねむたい)期間にのみ在籍していることも、ままみられる。

その一方で当人にしてみれば、食い物にされるまでは一方的にコミュニティから様々なものを得ることになるため、主にヌルイ人生を送ることを求める者は率先して教えて君として振舞っている。

また現実世界においてはお願いちゃんという同属のものがいる。なんでもかんでも人に押し付けて、ググると同じくらい簡単な事も人にやらせようとする者もいる。それが可愛いお嬢様ならM度数ソフトM以上の者は従うが、容姿に優れていない者にはハードMしか従わない。ブスなんて助けても意味ねぇーんだよ!

教えて君に必要な要素[編集]

教えて君になるためには、以下のことを実践しなければいけない。

メモを取るべきではない
教えて君の真髄とは、一度教えてもらったことでも何度でも訊きなおすことにある。このため教えて君はメモなどで記憶に留めようとする努力を一切してはならない。訊きなおした回数すらメモを取ってはならない。メモを取り学習しようとした時点で、教えて君は教えて君としての価値を失い始める。ただしメモをレシートの裏やノートの切れっ端にとる事は有効である。たいていそのようなゴミの如きメモは短時間のうちに捨てられるためである。余談ながら、皮肉なことにゴミきれメモの有用性と有効期限が、教えて君の真髄をあらわしている、ともいえる。
相手を慮ってはいけない
教えて君はゲリラ活動的に相手の作業へ割り込んで質問すべきである。相手の迷惑を察してはいけないし、また質問の答えを待ってもいけない。即答を求め、答えが返って来ない場合には相手を尊大な態度で愚弄する、そして相手が考えたり調べたりする間であっても同じことを他の人へ質問してゆく、このくらいでないと、まず教えて君としては失格である。
タームだけを知っておく
インターネットに限らず、世の中には様々な技術用語専門用語、あるいは流行語から隠語バズワードが存在するが、教えて君はそれら用語の語感だけを頼りに質問を投げ掛けるべきである。例えば「マン・マシンインターフェース」なんて格好良い言葉を聞いたら、すぐさま行動を起こし、誰彼構わず質問開始すべきである。「それくらいググれ」と言われたら逆切れして、やはり他の人に聞いて回るのが教えて君のあるべき姿といえよう。
お礼を言ってはいけない
知りたいことを教えてもらっても、お礼を言うべきではない。時間の無駄である。むしろ説明中で理解できなかった部分を更に質問で返すのが教えて君の基本である。また、教えてもらって何となく理解できた気になったら、そのまま立ち去れば教えて君としての地位を確立することができるだろう。
攻略チャートを見てはいけない
ゲームの攻略サイトなどで、良質な物はトップページに攻略チャートが載っているが、教えて君たる者見る必要無し。掲示板のルールに「攻略チャートを一通り見て、それでも分からない時に質問して下さい。」と先手を取られていたら、尚更後には引けず、教えて君として戦う、つまり初歩的な質問をするしかない。親切に教えてくれた者には上記のように礼は言わず、質問の答えのついでに「チャートを見てから質問してくださいね。」という親切な返事が返ってきたら、同じ掲示板でもう一つ初歩的な質問をしなくてはならない。
暗黙の了解を察してはいけない
ゲームの攻略サイトには注意書きが無くとも、攻略チャートを一通り見るのがマナーとなっているものもある。そんな時こそ教えて君の能力が発揮される時だ。「チャート見ろ」と言われたら「ルールにそんな事書いてませんよ?」と空気を読まずに返そう。「そんな事いいから教えてください」と付け加えられたのなら、教えて君六段以上の教えて力がある。そんな天才君は世間に特別扱いされる資格があり、もう一度小学校に入学する権利が与えられる。

関連項目[編集]